素肌がキレイになる?!ノーファンデメイクのやり方
ファンデーションはたったひと塗りでお肌の悩みをカバーしてくれる、魔法のアイテム。
でも、メイクの下にある素肌の状態はどうですか?
ファンデを塗っている間はお肌がキレイに見えますが、
気づかないうちにお肌に負担がかかっているかも?
「ファンデを使っているとすっぴんの調子が悪い…」
そんな方にオススメなのが「ノーファンデメイク」!
ファンデをやめることで、見違えるような美しい素肌を手にすることができます。
「え、ファンデを使わないなんて絶対ムリ!」というそこのアナタ。
いえいえ、ちょっとしたポイントを押さえれば、
ファンデ無しでもお肌を美しくみせることは可能です。
本日は魅力たっぷりノーファンデのやり方をご説明したいと思います。
敏感肌さんにはノーファンデがおすすめ
「お化粧をした肌はキレイだけど、すっぴんには自信がない…」
そんな方、多いかもしれませんね。
毛穴の開き、くすみ、色むら、吹き出物、しみ、しわetc…
そのお悩みはもしかしたら、
毎日使っている「ファンデーション」が原因かもしれません。
つまり、キレイに見せるためのお化粧が、
お肌を荒れさせてしまう大きな原因になっているかもしれないということ。
なんという皮肉…。
では、どうしてファンデーションは
お肌に負担をかけてしまうのでしょうか?
それは、
「合成界面活性剤」「シリコン」「ポリマー」「エタノール」などの成分が多く含まれているから。
多少の配合なら気にすることはありませんが、
たくさん配合されているファンデーションを長時間お肌の上に乗せておくと、さまざまな負担が。
お肌のバリア機能を壊してしまったり、
毛穴を詰まらせてしまったり、乾燥を引き起こしてしまうことがあるのです。
お肌が強い方なら大丈夫かもしれませんが、
敏感肌さんだと吹き出物や肌荒れ、乾燥などの原因になることも。
お肌の不調を感じている方は、一度ノーファンデを試してみるのも良いかもしれません。
ノーファンデをすることで得られるメリット
ファンデをやめるとお肌への負担が減るので、肌トラブルが改善することがあります。
今までどんなスキンケアを使っても改善しなかったお肌悩みが、
ノーファンデを試すことでキレイになる可能性があるのです。
また、ノーファンデによって得られるメリットはそれだけではありません。
次のような嬉しい副産物も。
♦ メイクの時間を短くできる
♦ メイクオフの負担が減る
♦ 化粧崩れしにくい
♦ 素肌感のあるお肌を演出できる
ファンデを使わなくなると、当然メイクの時間も短くなります。
忙しい現代女性にとっては嬉しいポイントですよね。
さらに、メイクも簡単に落とせるようになるので、続けることでお肌への負担をさらに減らすことができます。
そしてなにより、厚化粧をやめることで、ナチュラルで素肌感のある印象を与えることができます。
ノーファンデ ≠ すっぴん
ノーファンデというと
「ベースメイクをやめるということ?!」と思われるかもしれませんが、
それは誤解。
なにも、ベースメイクをまるごとやめてしまえというわけではありません。
「ファンデをやめる」というだけで、
他のベースメイクアイテムは使うことができるので、ご安心ください。
また、ポイントメイクはいつも通りでOK。
今まで使っていたチークや口紅、アイメイクなどを変える必要はありません。
早速ノーファンデメイク開始!
それでは早速、ノーファンデメイクをはじめていきましょう!
まずは、必要なメイク用品を揃えることから。
ノーファンデのベースメイクに必要なアイテムは、以下の通りです。
♦ 日焼け止め
♦ 化粧下地
♦ コンシーラー
♦ フェイスパウダー
これらをうまく使うことで、ファンデーション無しでも、
まるで「素肌がもともとキレイな人」を演出することができます。
ここでポイントがひとつ。
上記のアイテムを購入する際、
できるだけ「クレンジングなしで落ちる」ものを選ぶようにしてください。
そうすることで、
洗顔料のみでベースメイクを落とすことができるので、
お肌の負担をさらに減らすことができます。
アイテムを揃えることができたら、メイク開始です。
ノーファンデメイクのやり方(1) 日焼け止め
化粧水や乳液でお肌を整えたら、まず最初に使うのは「日焼け止め」。
日焼け止めは、ノーファンデメイクに欠かすことができないアイテムです。
ファンデを塗らない分、
お肌はダイレクトに紫外線のダメージを受けてしまいます。
素肌をきれいにするためにやっているのに、
紫外線でお肌がボロボロになってしまったら本末転倒ですよね。
そのため、日焼け止めだけは絶対に必須。欠かさず塗るようにしましょう。
(ファンデを付けている場合でも、日焼け止めは大事です。)
手のひらに適量の日焼け止めを出したら、顔全体にまんべんなく広げていきます。
ムラや塗り残しができないよう、丁寧に塗っていきましょう。
年齢が出やすい「首」も、忘れずに塗ってくださいね。
ノーファンデメイクのやり方(2) 化粧下地
日焼け止めを塗り終えたら、次に用意するのは「化粧下地」。
「額」「左ほほ」「右ほほ」「小鼻」「あご先」の5か所に乗せ、
外側に向かって広げるように塗っていきます。
ファンデーションを使わずとも、化粧下地だけでお肌はかなり補正されます。
ファンデを使用しない分、化粧下地はやや多めにつけても問題ありません。
ノーファンデメイクのやり方(3) コンシーラー
年齢を重ねるごとに気になる「しみ」「くすみ」「くま」などの悩み。
ファンデなしだとどうしてもうまく隠せない…。
そんな時に大活躍なのが「コンシーラー」。
ファンデーションでしみやくまを隠そうとするとどうしても厚塗りになってしまいがち。
コンシーラーを使って部分的にしっかり隠すことで、厚塗りを防ぎつつもお悩みをカバーすることができます。
「厚くするところは厚く。薄くするところは薄く。」
それが、ノーファンデメイクでキレイに見せる秘訣です。
しみやくま等、気になる部分にコンシーラーをちょんちょんと乗せ、
指でポンポンとなじませていきます。
一度にべたっとつけるのではなく、
少量を何回かに分けて重ねるように塗っていくのがキレイに仕上げるポイントです。
ノーファンデメイクのやり方(4) フェイスパウダー
ノーファンデメイクで大変役立つのが「フェイスパウダー」。
ファンデーションのようなカバー力はありませんが、
肌の色ムラや毛穴などをソフトフォーカスしてくれる効果があります。
最近はカバー力が高めのフェイスパウダーもありますので、
自分好みのフェイスパウダーを探してみましょう。
ひとつポイントを挙げるとすると、「少し明るめ」のものを使用するのがオススメです。
フェイスパウダーはファンデよりも薄付きなので、
明るいものを使ってもあまり白浮きすることがなく、自然にトーンアップしてくれます。
使い方も簡単。
パフにフェイスパウダーをとったら、顔の中心から外側に向かって滑らせるように塗っていきます。
あっという間に、陶器のようなフラットなお肌に早変わりします。
これで、ベースメイクは終了。
あとはいつも通りにリップやチークなどのポイントメイクを行えば
ノーファンデメイクの完成です。
【番外編】ノーファンデメイクはすっぴんメイクにも応用可
ノーファンデメイクのやり方を覚えると、
「すっぴんメイク」にも応用することができます。
お泊りに行ったときなど、
「すっぴんを見せるのは恥ずかしい…」というときは、すっぴんメイクをしてみましょう。
すっぴんメイクのやり方はとても簡単。
ベースメイクは上記で説明したやり方と同じ。
化粧下地やフェイスパウダーを付ける量を調整すれば、「すっぴんがきれいな人」風のお肌を演出することができます。
ポイントメイクは、リキッドはNG。
ペンシルアイブロウやペンシルアイライナーで描いたら、
線をしっかりぼかすようにしましょう。
最後に色付きのリップクリームを塗れば、あっという間にすっぴんメイクの完成。
すっぴんメイクを覚えておくと、
旅行やお泊りも怖くなくなるので、とてもおすすめですよ。
まとめ
本日は「ノーファンデメイクのやり方」と、
おまけとして「すっぴんメイクのやり方」をご紹介しました。
ファンデはカバー力が高いため女性の強い味方ではありますが、
時に肌トラブルの原因となってしまうことも。
ファンデによる肌荒れでお悩みの方は、
ノーファンデメイクをぜひ一度試してください。
また、「ファンデなんて一切使わない」と宣言する必要もありません。
時にはバッチリメイクをしたいときだってありますし、
お肌の調子に合わせて
「今日はノーファンデ」「今日はファンデあり」
と使い分けてもいいかもしれませんね。
ノーファンデをうまく取り入れて、すっぴん美人を目指しましょう。