自然派だけどべたべたしない!オーガニックコスメが大きく進化
「オーガニックコスメ」と聞くと、どんな印象がありますか?
「肌には優しいのかもしれないけど、使用感がビミョーそう…」
「値段が高くてコスパが悪そう…」
そんなイメージの方も多いのでは?
たしかに、約10年ほど前まではそのような傾向がありました。
しかし、ここ数年でオーガニックコスメは驚くほどの進化を遂げています。
10年前からは想像もできないほど、使用感が良くなり、お値段も手が届くようになってきたのです。
以前にオーガニックコスメを試して「イマイチ…」と感じていた方も、再チャレンジしてみるチャンスかも?!
本日は、急成長しているオーガニックコスメの魅力をお話ししたいと思います。
INDEX
オーガニックコスメってそもそもなに?
そもそも、「オーガニックコスメ」ってどんなものかご存知ですか?
その言葉は良く聞くけど、実はどんなものかわからない…。
そんな方も多いかもしれませんね。
オーガニックとは、日本語で言うと「有機」を意味します。
つまり、農薬などを使わない有機栽培の植物や果実から抽出したエキスを配合したコスメのこと。
ケミカル(化学的)な成分をできるだけ使わないのが特徴です。
素材にこだわる方や、お肌が敏感な方などに特に人気です。
オーガニックコスメはベタベタ?高い?
そんなオーガニックコスメですが、
「実はあんまり良い印象がない」という方も多いのでは?
というのも、化学成分を使わない分、テクスチャーが悪かったり固かったり。
そして使用感はイマイチなのに値段はやけに高い…。
かつてオーガニックコスメとはそういうものでした。
なぜかというと、10年ほど前までオーガニックコスメは約9割が海外輸入ブランドで、国内のオーガニックコスメというのはほとんどありませんでした。
そのため、使用感も欧米人向けの固くてこってりとしたテクスチャーのものが多く、水っぽいナチュラルな感触を好む日本人向けではなかったのです。
また、輸入ブランドということで総じて値段も高く、「オーガニックコスメ=敷居が高い」というイメージが定着していったのかもしれません。
オーガニックコスメが急成長中?!
ところが、近年はオーガニックコスメ界に大きな革新が起こっています。
技術の進歩により、テクスチャーなどの使用感が格段に良くなり、かつてのオーガニックコスメにありがちだった不快感が大幅に軽減されているのです。
また、10年前までは海外ブランドばかりでしたが、ここ数年は需要が増えたことで日本のオーガニックコスメブランドが続々と登場しています。
日本人向けに作られているので、使用した時の「違和感」のようなものはほとんど感じません。
オーガニックコスメのイメージが10年前から更新されていないのだとしたら、それは非常にもったいない!
最近のオーガニックコスメは昔とは全然違いますよ!
オーガニックコスメの魅力とは?
とはいえ、ただ「使用感が良く」、「値段が手ごろ」なだけでは、
一般的なケミカルコスメとなんの変わりもありませんよね?
オーガニックコスメは、一般的なコスメと比べてどのような違いがあるのでしょうか。
ここからは、オーガニックコスメの魅力についてお話ししたいと思います。
オーガニックコスメの魅力(1)低刺激
言うまでもありませんが、まず第一のメリットとして、「刺激が少ない」ということが挙げられます。
合成界面活性剤、紫外線吸収剤、人工香料といったケミカルな成分は、人によっては刺激を感じてしまうことがあります。
オーガニックコスメはそういった化学成分が使用されていないため、
「市販のコスメを使うとすぐに肌荒れしてしまう…」
「特定のケミカル成分がお肌に合わない」
という方には非常におすすめです。
オーガニックコスメの魅力(2)悪循環から抜け出せる
肌が荒れてしまったり吹き出物ができてしまったとき、
ファンデーションやコンシーラーで厚くカバーしていませんか?
ケミカル成分でできたベースメイクは、つけているだけでお肌に負担になってしまうものが多いのもたしか。
それを吹き出物や荒れた肌の上にかさねてしまったら、余計悪化してしまう原因に。
「臭いものにフタ」でだましだましやっていたら、いつの間にか肌荒れがどんどんひどくなって手が付けられない状態に・・・ということも珍しくありません。
そんな悪循環におちいる前に対策を取ることが非常に重要です。
そこで活躍するのが、オーガニックコスメ。
オーガニックコスメのなかには、スキンケア感覚で使用できるファンデーションなどが多いのが特徴。
敏感になっている荒れた肌につかっても負担が少ないので、それ以上の悪化を食い止めることができます。
オーガニックコスメの魅力(3)安心感
また、自然素材ゆえの「安心感」も大きなポイントでしょう。
「シワやシミに効く!」という最新のケミカル成分というものはたしかに魅力的ですが、
新しい分、数年後になにかトラブルが出たり、思わぬ副作用が発見される可能性もあります。
その点、オーガニックコスメの場合、昔から使われてきた自然素材を使っているということもあり、安心感があるのが特徴です。
「攻めの美容」よりも「守りの美容」を好む方には、オーガニックコスメが向いていると言えます。
オーガニックコスメのデメリットとは?
そんな魅力だらけのオーガニックコスメですが、もちろんデメリットがないわけではありません。
オーガニックコスメならではの短所というのも存在します。
メリット・デメリット両方理解した上で、
自分にはケミカルコスメが合っているのか?オーガニックコスメが向いているのか?
ということを考えてみてください。
オーガニックコスメのデメリット(1)荒れることはある
いくらオーガニック由来の素材を使っているからといって、必ずしもお肌が荒れないというわけではありません。
人によっては、自然由来の特定の成分に敏感に反応してしまう場合もあります。
オーガニックコスメだからといって過信は禁物です。
オーガニックコスメのデメリット(2)強い効果はない
前述の通り、オーガニックコスメは「守りの美容」です。
安全性を重視したものなので、
「シワをなくす」「シミを消す」といった強い美容効果を期待することはできません。
そういった肌悩みを大きく改善させたい場合は、
再生医療や最新の技術に頼るほかありません。
オーガニックコスメのデメリット(3)腐りやすい
すべての商品ではありませんが、
オーガニックコスメには防腐剤が入っていない場合もあるので、そういった場合、食べ物と同じで腐ってしまいます。
そのため、早めに使い切る必要があります。
平均で言うと「約3カ月」が目安です。
また、高温多湿の環境だとより腐敗・変質しやすくなってしまうので、保存状態にも気をつかう必要があります。
おすすめのオーガニックコスメブランドは?
このように、メリット・デメリット両方あるオーガニックコスメ。
それを踏まえたうえで、
「私はオーガニックコスメが好き!」という方のために、
おすすめのオーガニックコスメブランドを2つご紹介したいと思います。
おすすめブランド(1)ナチュラグラッセ
取扱店舗が多いため、ご存知の方も多いかもしれませんね。
100%自然由来の原料をつかったオーガニックコスメブランドです。
特にナチュラグラッセのメイクはとても優秀。
オーガニックコスメにありがちな「仕上がりの悪さ」を払拭し、
「どのように肌に溶け込むか」
「どのように発色するか」
などの見た目の仕上がりをとことん追求。
さらに、すべてのメイクが植物オイルと植物エキスをベースに作られているため、
メイクでありながらもスキンケア感覚で使用することができます。
人間の皮脂を参考にして再現された「進化系皮脂」オイルが全商品に入っており、肌なじみや安全性も抜群です。
配合されている成分についても明確に示されているので、企業の「自信」を感じます。
おすすめブランド(2)MiMC
デパコスでオススメなブランドといえば「MiMC(エムアイエムシー)」。
MiMCはオーガニックコスメというよりミネラルコスメに近いですが、
こだわった高品質の成分を使用しています。
全ての商品の基本となる素材は、天然成分と天然ミネラル。
特にミネラルにこだわりがあり、
厳選した産地・採掘方法によって得られたミネラルのみを使用しています。
特にファンデーションには定評があります。
「美容液でメイクする」というコンセプトで開発されたファンデーションは、
人間の皮脂膜を模倣としているので
「つるんとした自然な感触」
「高いカバー力」
「軽い付け心地」
をすべて両立させているのがすごいところ。
一度使うともう他のファンデーションは使えなくなってしまうかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?本日は「オーガニックコスメ」にいついてご紹介しました。
オーガニックコスメの魅力は、
「肌本来の力を引き出してくれる」ということ。
化学成分で無理やりカバーしたり改善を試みるのではなく、
お肌が元気になるよう、優しくフォローしてくれるというのがオーガニックコスメの特徴です。
「ファンデによる悪循環でお肌が荒れ気味」という方は、
ぜひ一度オーガニックコスメを使用してみてはいかがでしょうか?
<参考URL>
・VoCE https://i-voce.jp/feed/12215/
・MiMC https://www.mimc.co.jp/shop/default.aspx
・ナチュラグラッセ https://www.naturaglace.jp