セックスで絶頂に達することができない原因は?解消方法も解説
セックスはお互いの心を確かめ合うだけではなく、絶頂を感じることで身体的にもメリットが大きい行為です。
しかし、中には「体の相性が良くない」「絶頂を感じられない」「セックスしたのに欲求不満」などという人も少なくありません。
絶頂に達することができない理由は大きく分けて2つあり、「相手に原因がある」または「自分に原因がある」のどちらかです。
今回の記事では、セックスで絶頂に達することができない原因や解消方法などを紹介します。ぜひ、2人に合った方法を見つけてみてください。
セックスで絶頂に達することができない原因
絶頂に達することが、2人の愛を育むために必ずしも大切ではありません。しかし、深い満足感はセックスをより魅力的なものにしてくれるのは事実です。
それだけではなく、絶頂に達することで「自律神経が整う」「体の免疫システムが整う」「妊娠しやすくなる」「若々しくなる」などのメリットもあるとされているため、セックスするなら絶頂に達して欲しいものです。
しかし近年では「絶頂に達することができない」と悩む人も少なくありません。そこでここでは、なぜ絶頂に達することができないのか?その原因を考えてみたいと思います。
筋力や体力の低下
意外に思われる方も多いかもしれませんが、実は絶頂に達するためには筋力・体力が必要です。
なぜなら、絶頂に達するまでには「キスやボディータッチなどの前戯」「挿入」「挿入からの絶頂」と、ある程度の時間がかかるから。
パートナーが絶頂に連れて行くためのテクニックを持っていたとしても、自分に体力がなければ感度が落ちて気持ちも萎えていきます。
絶頂はパートナーにいざなってもらうものだと思っている
また女性に多く見られることは、絶頂に達するのは「パートナーにいざなってもらうもの」という考えです。自分が絶頂に達するためには、パートナーのテクニックが必須だと考えている人がほとんどでしょう。
パートナーが絶頂に誘ってくれるのではなく、本来は「自分で絶頂へ登って行く」という表現がわかりやすいかもしれませんね。
毎回のセックスで絶頂を感じるためには、自分自身の体をよく知ることが大切です。「ココをこうすると達しやすい」というスポットを見つけたら、その部位に圧がかかるように自分で体勢をコントロールします。(この際に、結構な筋力や体力が求められるんです!)
「パートナーが絶頂へ連れて行ってくれる」のではなく、自分自身で「絶頂へ登って行く」ことを意識してみるといいでしょう。
体調不良や慢性疲労
セックスで絶頂に達することができない原因として多いのが、体調不良や慢性疲労など。体調が万全でないと、性欲が湧かなくなったり感じにくくなったりしてしまいます。
忙しない現代社会においては、仕事が忙しくストレスも多岐にわたります。まずはセックスで絶頂を感じるよりも、ゆっくりと休息を取り神経を休めることを大切にしてみてください。
心身が健康になれば、自然と性欲が湧きやすくなったり感じやすくなったりするはずです。
セックス以外の娯楽が多い
スポーツ観戦・映画鑑賞・海外旅行など、昔に比べると娯楽の種類が増えました。楽しみの選択肢が増えることは喜ばしいことなのですが、それが原因でセックスへの欲が低下してしまうケースも少なくありません。
昭和以前に子沢山な家庭が多かったのは、娯楽が今より極端に少なかったことも関係ありそうですよね。
体の相性が合わない
セックスで絶頂に達することができないのは、2人の体の相性が合っていないこともあげられるでしょう。
筆者も昔を振り返ってみると、全く絶頂に達することができなかった元彼が数名いました。その原因を考えてみると、以下の点が思い当たります。
・セックス中に「こうして欲しい」という欲求を伝えられなかった
・そもそも(相手を)そんなに好きじゃなかった
・肌を重ねたとき、なぜかしっくり来なかった
「体の相性が合わない」という言葉はよく聞きますが、その定義はなかなか不透明。筆者が感じるのは、本当に愛があれば時間の経過とともに体の相性は良くなるということです。
たった数回のセックスで「体の相性が悪い」と判断するのではなく、お互いに気持ちいい場所を教え合ったりする中で、体の相性はぐんぐん上がって行くこともあるでしょう。
ただし、肌を重ねた際に理由もなく不快感をおぼえたり生理的に受け付けなかったりする場合、経験上「改善は厳しい」と言えそうです。
セックスで絶頂に達するためには?
ここまでは、セックスで絶頂に達することができない原因をお伝えしました。次に、それらの原因に対する対処方法に触れていきたいと思います。
毎回のセックスで絶頂に達するため、ぜひ参考にしてみてください。
体力作り
セックスで絶頂に達するためには、最低限の体力が必要です。特に、挿入しながら膣の中で絶頂を感じるには「下半身」の筋力が必要不可欠!
絶頂に到達するためには「ココ!」というスポットを自分で把握しておかないといけないのですが、それには腹筋・太ももの筋肉・お尻の筋肉などを中心に使うことになるでしょう。
そのために、まずはスクワットやプランクなどの筋トレを取り入れてみるのがおすすめです。もしくは、玩具などを使用して1人で練習するのもいいですね!
「オナニーなんて…」と恥ずかしくなってしまう人も多いかもしれませんが、自分の敏感スポットを探るためにも、ぜひ積極的に1人セックスに挑戦してみてください。
玩具を駆使する
絶頂に達するのって、実は体力勝負!じっくりゆっくり時間と体力をかけ続けた先に絶頂が訪れるのですが、正直「歳を取ると辛い…」と感じる人も少なくないでしょう。
筆者も、若い頃は全身が筋肉痛になるほど絶頂を求めていましたが、アラフォーになった現在…そんな元気はもうありません(笑)
それは主人も同じで、若い頃のようにセックスに時間も情熱もかけ続けるのはなかなか難しいのが現状です。(子育てもありますし)
そんなときに大活躍してくれるのが、大人の玩具!インターネットが発達した今日では、注文から数日で自宅に玩具が届きます。
玩具を駆使すると夫の体力負担が少なくなるだけではなく、バイブレーションによる連続刺激のおかげでよりスピーディーに絶頂に達することが可能なんです。
最近では様々な種類の玩具があり、「これどうやって使うの?」と不思議に思ってしまうものも。我が家ではクリスマスや結婚記念日前などに夫と一緒に選び、夫婦で楽しんでいます!
HOW TO動画で学ぶ
「パートナーと一緒にAV動画を見て気分を盛り上げる」という人もいますが、おすすめなのは一般的なセックスシーンが映し出されるものではなく「HOW TO動画」です。
AV男優・女優さんが実際にテクニックを教えてくれる解説動画的な作品は、セックスに自信がない人にもピッタリでしょう。
特に、男性には一度は目を通してもらいたいと強く感じます。なぜなら、男性は「強く動いたり触ったりすれば絶頂に達する」と感じている人も多いからです。
また昔話になりますが…セックス中にゴリゴリガンガン触ってくる人がいたんですよね。筆者は頭の中で「痛い…触れるか触れないか、くらいの力加減が一番いいのに…」なんて呟いていたことも(笑)
セックスのことを知り尽くしたプロが詳しく解説してくれるHOW TO動画、機会があればぜひ見てみてくださいね。
お酒は控えめに
お酒が入ると、絶頂に達しにくくなります。それだけではなく、男性の場合は勃起もしにくくなるので気をつけましょう。
なぜお酒を飲むと絶頂に達しにくくなるのかと言うと、お酒によって脳の神経系が麻痺状態になってしまうからです。
アルコールは中枢神経系に影響を与え、脳からの刺激を遮断します。「感じる」という性的刺激も脳の働きから来るため、お酒を飲み過ぎてしまうと絶頂に達しにくくなります。
セックスの前のお酒はリラックス効果もあり楽しいものですが、絶頂を感じたいならお酒は酔わない程度にコントロールしてみてください。
パートナーと一緒に絶頂を目指す
絶頂は「連れて行ってもらうもの」ではありません。パートナーと一緒に目指すものです。
「気持ちいい部位をお互いに教え合う」「好きな体位を伝える」など、恥ずかしがらずどんどんセックスコミュニケーションを取っていきましょう。
そして、2人で力を合わせて絶頂に達する努力をしてみてください。その過程の中で、お互いへの信頼感や愛も深まり、より絶頂を感じやすくなっていくものです。
セックスで人間性が垣間見える!
余談になりますが、筆者はセックスを非常に重要視しています。なぜなら、裸と裸でぶつかり合うその瞬間に、相手の「本性」が現れるから!
今までお付き合いしてきた男性たちを振り返ってみると、例外なく100%で「ある定義」が当てはまっています。その定義とは…「いい男はセックスが上手い」ということ。
ここで言う「上手い」とは「テクニック的に上手」なのではなく、相手に絶頂を感じさせてあげられるという意味です。
歴代彼氏を思い出しても、素敵だったな〜と思う元彼たちは全員「絶頂を感じさせてくれた」という共通点があります。一方で、だめ男に限って「自分だけ気持ちよくなって終わり」パターンが多く、セックスに対していい思い出がありません。
相手を絶頂に導いてあげるというのは、一種の「優しさ」なのです。したがって、あまりにも体の相性が悪くセックスを楽しめないのだとしたら…その関係性、一度考え直してみてもいいかもしれません。
まとめ
絶頂のないセックス…それは特に、女性にとってフラストレーションの溜まる行為と言っても過言ではありません。
男でも女でも、セックスをする限り「相手に絶頂を感じさせるんだ!」という意識を持って、工夫しながら楽しむのが思いやりではないでしょうか?
絶頂へ到達するための手段や方法は、調べればいくらでも出てくるはずです。ぜひ、お互いが絶頂を感じられるようなセックスを考えてみてください。
執筆者プロフィール
A(エー)
元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。
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