【医師監修】本気でシミを消すなら!シミのない肌に近づくおすすめの方法とは
シミ消しに効果あり!おすすめのシミ対策
シミは1度できてしまうと、完全に消すのはとても難しいです。
しかし、放置しておくと濃くなったり、増えたりして、どんどん美肌から遠ざかってしまうかもしれません。
ここからはおすすめのシミ対策をご紹介しますので、自分に合いそうな方法から試してみてください。
シミ対策に効果的な栄養素
まずは毎日の食事で、シミ消しに効果的な栄養素を意識的に摂取しましょう。
シミを改善・予防したいなら、ビタミンCを積極的に摂取するようにしましょう。
たとえば、ビタミンCは果物や緑黄色野菜などに豊富に含まれており、美白やアンチエイジングに効果があります。
食事だけで摂取するのが難しい人は、サプリメントを上手に活用しましょう。
皮膚科や美容クリニックでシミ治療
シミの治療法はシミの種類や状態によって異なります。
たとえば、レーザー治療は日光性黒子やそばかすには高い効果を発揮し、かんぱんにはおすすめできないこともありますが、最近はシミとその周辺の組織を刺激せずにメラニンを減少させる「レーザートーニング」という技術が登場し、肝斑治療にもレーザーが使われるようになってきました。
レーザー治療後は、レーザーの種類にもよりますが、シミがかさぶたになって剥がれ落ちるタイプの治療法で1週間から10日ほどはダウンタイムが必要です。
また、レーザーよりも刺激が少ない「フォトフェイシャル」などの光治療もあります。
フォトフェイシャルは施術時間が短く、終わった後すぐにメイクをしてもOK。
施術中の痛みは軽く、ダウンタイムはほぼありません。
「シミを消したい」と願う女性が多いからか、シミ治療の技術はどんどん進歩しています。
但し、信頼のおける専門医と相談し、慎重に治療法を選択してください。
あなたのシミを改善する方法がすでにあるかもしれませんので、シミ治療も1度検討してみてください。
新たなシミを作らない!日常生活の注意点
シミ消しには毎日の小さな積み重ねが大切ですが、日常生活のちょっとしたことの繰り返しでシミが増えてしまうことがあります。
シミのない肌を手に入れるには、新たなシミを作らないことも大切です。
紫外線対策をしっかりする
言うまでもないことですが、紫外線対策は1年中行ってください。
短時間の外出であっても日焼け止めを塗り、日傘や帽子などで紫外線から肌を守るように心がけましょう。
特に注意していただきたいのは、シミのケアを行った後です。
シミ治療を受けた後の肌は、いつも以上に紫外線の影響を受けやすくなっています。
「本腰を入れてシミ消しを始めたのに、悪化してしまった」なんてことがないように、しっかり紫外線対策をしてください。
スキンケアの方法に注意
紫外線と同じく、肌への強い摩擦や圧迫、乾燥などもシミの原因になります。
洗顔やメイク落としの時に、肌をゴシゴシこすっていることはありませんか?
良かれと思ってやっている顔のマッサージも、摩擦や圧迫に注意しないと危険です。
肌に負担がかかり、メラニン色素の過剰生成を引き起こしてしまいます。
乾燥は肌のバリア機能を低下させ、ターンオーバーの停滞を招きます。
潤いのない肌は紫外線などの刺激に弱くなり、メラニン色素を排出するスピードも落ちるため、シミができやすくなるのです。
この機会にスキンケアを見直し、自らシミの原因を作っていないかチェックしてみましょう。
規則正しく、ストレスを溜めない生活を
寝不足が続いたり、ストレスや疲れが溜まっていたりすると、肌はみるみる荒れていきますよね。
十分な睡眠は、肌の生まれ変わりに欠かせません。
寝不足では肌のターンオーバーが進まず、メラニン色素が肌に留まり続けてしまいます。
ストレスや疲労は、メラニン色素の生成を促進する活性酵素を発生させ、シミを増やす原因になります。
シミを改善・予防するには、生活習慣を見直しストレスを溜めないことも大切です。
美白成分が配合された化粧品を使う
毎日のスキンケアに、美白成分を取り入れましょう。
近年、特に注目されている美白成分は「ハイドロキノン」です。
ハイドロキノンはメラノサイトの中にある酵素「チロシナーゼ」の活性化を抑える働きと、メラニン色素を還元する働きがあるため、シミを予防する効果に加えて今あるシミにも効果が期待できます。
ハイドロキノンは皮膚科の治療でも使用され、以前は医師の処方箋がないと手に入れることができませんでした。
本格的なシミ治療で使われていただけあって、美白効果はとても高く、コウジ酸やアルブチンなどの約10~100倍もの効果があると言われています。
しかし、非常に強い成分であるため、中には肌が一時的に赤く炎症を起こしてしまう方もいます。
取り扱いが難しい成分でもあるので、ハイドロキノンの濃度が低めのものから試してみることをおすすめします。
ハイドロキノンを使用している間は肌が非常に敏感になっているので、紫外線対策は必ず行うようにしましょう。
できるだけリスクを冒さず安全に美白ケアを行いたいという方は、ビタミンC、アルブチン、トラネキサム酸、コウジ酸、プラセンタエキスなどの美白成分がおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は日常的にできるシミ対策から、本格的なシミ治療まで、さまざまなシミに関するあれこれをご紹介してまいりました。
気軽に始められる方法も多いので、自分に合いそうなものから取り入れてみてください。
毎日の小さな積み重ねが、シミのない美しい肌を作ります。
監修医師プロフィール
みずほクリニック 院長 小松 磨史(こまつ きよし)
[経歴]
H6年 札幌医科大学卒業
H6年 札幌医科大学・形成外科入局
H10年 札幌医科大学・大学院卒業 医学博士取得
H10年 米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)
H12年 札幌医科大学・形成外科 助教
H14年 北海道砂川市立病院・形成外科 医長
H17年 大手美容形成外科入職(院長歴任)
H26年 みずほクリニック開院(院長)
[免許/資格]
・日本形成外科学会・形成外科専門医
・日本美容外科学会・正会員
・医学博士
[メッセージ]
私達が目指すのは、一人ひとりのコンプレックスを克服し、自信に満ちあふれた笑顔と晴れやかな気持ちでいて頂けることが何よりもの願いです。そのためには真摯に患者様と寄り添い、これからも美容外科医としての使命を果たしていきたいと考えております。
[クリニック紹介]
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