頭皮のニオイはアメリカザリガニよりも臭い?!今すぐできる夏のニオイ対策
夏になると気になるのが、自分の体臭・・・。
満員電車の中や通勤途中で汗をかいてしまうと、その日1日中汗臭い自分と過ごさなければいけないので憂鬱ですよね。
数ある体臭の中でも意外に女性が気にしているのは、「頭皮」の匂いかも。
そこで今回は、女性が気になる頭皮の匂いを徹底解説していきましょう。
予防法や匂いを抑える方法を伝授してきます。
どれくらいの人が気にしてるの?
ネット上でも話題になっている女性の頭皮の匂い問題ですが、実際にどれくらいの人が頭皮の匂いを気にしているのでしょうか。
アンファー株式会社が「夏の頭皮に関する意識・実態調査」をしているので、このアンケートを元に見ていきましょう。
まず「夏に女性の“頭皮異常”を目撃したことはありますか?」と問いかけたところ、あると答えた人が全体の68%に上りました。
匂いの頭皮異常として、「ライブ会場で自分の前にいた女性の頭皮の匂いが気になった」「女性とごはんを食べているときに、エアコンの風に乗って頭皮の匂いがしたことがある」という体験談も上がっています。
また「夏に自覚することがある頭皮の状態」について聞いてみると、「かゆみ」(75%)、「匂い」(70%)、「べたつき」(70%)、「日焼け」(70%)といった回答が上位を占めていました。
頭皮の匂いの原因
そもそも頭皮の匂いは、なぜ悪化していくのでしょうか。
これは、頭皮から分泌される“皮脂”が原因。
皮脂は本来髪をなめらかにしたり頭皮を守ったりと、重要な役割を担っています。
しかし、シャンプーしてから4時間~半日程度で皮脂は頭皮の毛穴に溜まってきてしまう厄介者。
過剰に分泌された皮脂をエサにして雑菌が繁殖することで、頭皮の不快なにおいが生まれるというわけです。
頭皮から分泌される皮脂は非常に多いことが特徴で、顔のTゾーンのおよそ2倍の量とも言われています。
夕方に鼻の頭を触ると脂っぽく感じることがあるかと思いますが、その量の2倍と考えるとかなりの量ですよね…。
また、皮脂は男性ホルモンの影響で男性の方が多く分泌されることも分かっています。
男性の方が女性よりも頭皮の匂いがきついのは、ホルモンが関係しているからというわけです。
頭皮の匂いは“複合臭”
頭皮の匂いは、さまざまな匂いが混ざっているので「複合臭」と呼ばれています。
例えば、皮脂が多い人は脂っぽい匂い、汗をかきやすい人はアンモニアの酸っぱい匂い、加齢臭が強い人はろうそくのような古っぽい匂いがします。
様々な原因がある上に、髪の毛が生えているのでケアするのが難しい部分。
なので、ワキや足裏のように専門的なスプレーがなく、対策しにくい場所と言われています。
頭皮の匂いはどれくらいくさいの?
自分の頭皮の匂いは、実際どのくらいの匂いレベル中の分からない人も多いかと思います。
そこでここからは、匂いセンサーで頭皮の匂いを測定した結果を一緒に見ていきましょう。
さまざまな頭皮トラブルを解消するシャンプー会社「スカルプD」は、20~30代の女性の頭皮の匂い測定を行いました。
すると、シャンプーして24時間経った女性の頭皮の匂いレベルは「59」という結果に。
ちなみに、松茸の匂いは「15」、生のサンマの匂いは「44」、アメリカザリガニの匂いは「10」という数値です。
この数値を見るといかに頭皮の匂いが強烈なのかがよくわかりますね。
1日シャンプーを怠った場合には、アメリカザリガニの6倍の匂いを発しているので、周囲の目にも気を配らなければいけないかもしれません。