まさかの?!あえての?!働く女性のキャリアダウンのメリット・デメリットとは
キャリアダウンのメリット
キャリアダウンは、“後退する”・“出世コースから外れる” などネガティブなイメージが強い言葉かもしれません。
しかし、メリットもあるということを知っておいてください。
精神的な負担が軽くなる
30代になると、後輩ができたり、仕事の難易度が高くなったりして、入社時よりもはるかに責任のある仕事を任されている人がほとんどだと思います。
仕事での責任やプレッシャーは、やりがいや楽しさにつながることもありますが、自分でも気づかないうちに心の負担になっている可能性も否定できません。
キャリアダウンすることで、今までより仕事の量や規模が少なくなったり、背負う責任の大きさが小さくなったりすると思います。
もちろん、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
しかし、仕事のプレッシャーから少し解放されることで心に余裕が生まれるというメリットもあります。
今より仕事が好きになる可能性もある
大企業で働いたり、大きなプロジェクトに携わったり、難易度の高い仕事に打ち込むことは大変素晴らしいことですが、楽しさややりがいよりも、プレッシャーやストレスが大きくなってしまう可能性もあります。
精神的な負担が積み重なると、仕事に行くのが嫌になる日も出てきますし、仕事が嫌いになってしまうこともあるかもしれません。
キャリアダウンすると、「仕事のやりがいが減ってしまう」と思っている人もいるかもしれませんが、今の仕事や働き方を続けていても、やりがいを失ってしまう可能性はあるのです。
キャリアアップを目指し、会社の中で高いポジションにいると気づかないかもしれませんが、あなたより下の立場や規模の小さい会社で働いている人も、それぞれが重要な仕事をしているのです。
キャリアダウンすることで、今のあなたに合った働き方が見つかる可能性もあります。
今よりもずっとやりがいを感じられるかもしれませんし、仕事を好きになれるかもしれませんよ。
プライベートが充実する
中には大企業に勤めいて、きっちり8時間労働で高収入という人もいるかもしれません。
しかし、一般的にはキャリアアップするほど抱える仕事の量が増え、仕事に携わる時間や仕事のことを考える時間が増えていくものです。
あえてキャリアダウンすることで、早く帰宅できるようになったり、休日が増えたりする場合があります。
労働時間が短くなり、休日が多くなれば、家族との時間や自分のための時間が増えるなど、プライベートを充実させることができるのではないでしょうか。
生活を支えるためには、仕事で収入を得る必要があります。
しかし、仕事に打ち込むあまり、生活がおろそかになっているなら、働き方を見直してみる必要があると思います。
先ほどご説明したように、仕事のプレッシャーも軽くなり、精神的にも余裕ができるのでプライベートな時間をより楽しむことができるはずです。
自分を見つめ直す時間ができる
実は筆者もキャリアダウンの経験者です。
かつてはほぼ休みなく働いていましたが、家庭の事情で引っ越すことになり、パートタイマーになったことがあります。
もちろん、当初は悔しさや焦りなどもありました。
しかし、結果的にはメリットの方が大きかったです。
キャリアダウンしたことで、自分を見つめ直す時間ができました。
忘れかけていた夢や、将来のことを真剣に考える良い機会になったと思います。
キャリアダウンして時間に余裕ができたことで、自分が本当にやりたいことや、やるべきことが見えてきました。
生きがいは仕事以外のところにある可能性もあります。
キャリアダウンすることで、仕事以外に打ちこめることが見つかる人もいるでしょう。
「何かを始めるのに遅すぎることはない」という言葉がありますが、やはり気力や体力があるうちに行動を始めた方がいいです。
30代の今、自分を見つめ直すことは、あなたが本当にやりたいことを始めるきっかけになるかもしれません。
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