毛穴の黒ずみにも種類がある?タイプ別の原因とケア方法を徹底解説
「毛穴が目立つ原因は何?」
「モデルのようなつるんっとした“たまご肌”になって、すっぴんに自信を持ちたい」
男女問わず、肌悩みの上位にランクインする毛穴の黒ずみ。
メイクで隠すこともできますが、すっぴんでも自信を持てる透明感のある肌に憧れますよね。
本記事では、毛穴の黒ずみの原因や対策方法をご紹介します。
毎日コツコツ努力することが毛穴の目立たないたまご肌への近道です。正しいスキンケア方法を知り、毛穴の目立たない肌を手に入れましょう。
黒ずみにも種類がある?毛穴の黒ずみの種類と原因
黒ずみのタイプによって、原因も異なります。ここでは、毛穴の黒ずみの種類とそれぞれの原因をお伝えします。
1.黒角栓が原因の黒ずみ
毛穴の黒ずみの悩みで最も多いのが、角栓が原因のもの。黒ずみが目立ち、ザラザラとした肌触りであれば、黒角栓が原因だと考えられます。
そもそも角栓とは、過剰に分泌された皮脂とメイクやホコリなどの汚れが混ざり合ったものです。毛穴に長時間詰まると、酸化で黒くなり、毛穴の黒ずみとして見えてしまいます。
黒角栓は、毛穴が塞がれて皮脂が正常に排出されないことで発生してしまうので、厚塗りメイクやマスク生活による皮脂分泌量の増加で悪化するケースが多く見られます。
2.メラニンが原因の黒ずみ
紫外線ダメージや日常の皮膚への刺激によって、メラニンが過剰に作られて色素沈着を起こすことでも黒ずみは発生します。
毛穴近くの皮膚がリング状に黒ずんでいるのであれば、メラニンが原因でしょう。
メラニンによる色素沈着が原因なら、角栓のケアをしても黒ずみが取れないのが特徴です。
3.毛穴開きが原因の黒ずみ
これは毛穴が開き、その影によって黒く見えているタイプ。
脂性肌の方や男性に多く見られます。角栓や汚れが毛穴に詰まっているのではなく、毛穴が開いていることが原因です。
保湿不足で、肌の水分と油分のバランスが崩れると起こります。
4.ニキビ跡が原因の黒ずみ
ニキビ跡によって肌が凹んでいるように見え、その部分が黒く見えている状態の黒ずみです。
ニキビをつぶす、毛穴の汚れを無理に押し出そうとするなど肌に負担をかけたとき、真皮が傷ついてしまい、肌がクレーターのようになったことが原因です。
毛穴自体が黒ずんでいるというよりは、肌にできたクレーターの影が黒ずんで見えている状態です。
5.産毛が原因の黒ずみ
顔に生えている産毛が黒ずみのように見えているタイプです。触ると、ザラザラというよりチクチクしている方は、産毛が原因かもしれません。
産毛を処理すれば目立たなくなる場合もありますが、毛穴が詰まった状態だと抜けた産毛も外に出られず詰まり、黒く見える場合もあります。
間違ったケアは逆効果!毛穴対策にNGのケア方法
ここでは、毛穴の黒ずみ対策としてついついやってしまう、間違ったケア方法を紹介します。
角栓や毛穴の詰まりを押し出す
毛穴の黒ずみが気になって、爪や器具で角栓を押し出す行為はNGです。
その時はムニュッと角栓が押し出せてきれいになった気になった気になりますが、長期的な視点で見ると肌にダメージを与えていることになってしまいます。
クレンジングや洗顔時に強い力でこする
毎日のクレンジングや洗顔で、顔をゴシゴシとこすっていませんか。
力を入れてクレンジングや洗顔をするとメイクがより落ちるように思うかもしれませんが、肌を傷つけ、必要な油分まで奪ってしまうため注意しましょう。
毛穴を剥がすパックを頻繁に行う
毛穴の黒ずみを落とすことを目的としたパックは、使用に注意が必要です。使った直後は、角栓が取れてきれいになったように見えますが、粘着力が強いために角質も一緒に剥がれている可能性が高く、肌への負担が大きくかかります。
商品のパッケージに記載された使用頻度よりも頻繁に使っている方は、要注意です。
厚塗りメイクをする
「毛穴の黒ずみが目立つから、厚塗りメイクでカバーしている」という方も注意が必要です。
毛穴の黒ずみの原因の1つは、角栓となったメイクやホコリであるとご紹介しました。
つまり、必要以上に塗ったファンデーションは、毛穴詰まりに繋がりやすくなってしまいます。
おすすめのケア方法
毛穴の黒ずみは、1日で改善するものではなく、日頃のケアが大切です。
ここでは、毛穴の黒ずみに有効なおすすめのケア方法をご紹介します。
クレンジングは自身のメイクによって使い分ける
メイクの落とし残しは、毛穴の黒ずみの原因に。洗顔だけでは落としきれないので、クレンジングはその日のうちにしっかりと行ってください。クレンジングは優しく、丁寧にするのがポイントです。
クレンジングには、オイルやジェル、クリームなど多くの方法がありますが、しっかりメイク派やお風呂で落としたい方はオイルタイプがおすすめ。乾燥が気になる方は、クリームタイプで優しく落とすのが良いでしょう。
どの方法でも、毛穴が気になる箇所は念入りに、肌を強くこすらず落とすのがポイントです。
洗顔は酵素洗顔も取り入れながら優しく
洗顔はしっかり泡立てることが重要。クレンジングで落ちなかった汚れをモチモチの泡で浮かせて落とします。
モチモチの泡を作るには、清潔な手で、水と空気を少量ずつ入れながら泡立てるといいでしょう。泡立てネットを使うのもおすすめです。
スペシャルケアとして、角栓を分解するとされている酵素洗顔を週1〜2回取り入れると、毛穴の黒ずみに対してアプローチできます。
美容皮膚科の毛穴治療もおすすめ
手強い毛穴の黒ずみに悩んでいるなら、美容皮膚科の毛穴治療を検討しても良いでしょう。
自宅でのケアでは、完全に直すのが難しいニキビ跡による毛穴の黒ずみにも効果的にアプローチできます。
まとめ
むきたてたまごのようなツヤ肌は、毎日のスキンケアによって作られます。
角栓の扱い方や正しいクレンジング・洗顔方法を実践することで、毛穴の黒ずみの目立たないきれいな肌を目指しましょう。