最近よく聞く「SDGs」とは?自治体や企業、学校が取り組むSDGsと課題点

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企業や学校の取り組み

企業や学校の取り組み

実際に企業や学校、自治体などがおこなっているSDGsの取り組みについてご紹介します。ここでは第4回のジャパンSDGsアワードで受賞した団体をピックアップしました(2021年12月時点)。

みんな電力株式会社

「顔の見える電力™」をコンセプトに、再生可能エネルギーを供給する小売り事業を実施しました。2016年から事業をスタートし、選んだ発電事業者に基本料金の一部を提供できるのがポイントです。特典を設けて、継続しやすい仕組みづくりも行いました。

 

世界で初めてブロックチェーンを活用した「電力トレーサビリティ」システムも実現しています。このシステムによって「どの発電所からどれくらいの電力を購入したのか」がわかるようになっています。2019年には神奈川県と青森県の発電事業者を電力でつなぐ「横横プロジェクト」も実施しました。

川崎市立平間小学校

子どもの発案によるSDGsの取り組みをおこなったことが評価されました。地元のステークホルダーを巻き込んだ「平間SDGsフェス」を実施したり、実際の取り組みを川崎市の外にも発信したりしています。

北海道上士幌町

家畜ふん尿肥料による資源循環型農業バイオガス発電による脱炭素の取組エネルギーの地産地消による循環型社会の構築にいち早く取り組みました。結果、食糧自給率3,505%、再生可能エネルギー電力自給率1,092%を実現し、観光ツアーなどで紹介することで地域活性化やSDGsの認知拡大に貢献しています。

 

ふるさと納税やスマート農業、リモートワークなどで地域の経済活性化にもつなげた取り組みも評価されました。

SDGsの問題点3つ

SDGsへの取り組みが増え、認知が広まる一方で、いくつか問題点も浮上しています。ここではSDGsの問題点を大きく3つにまとめました。

1.実現が厳しい

SDGsは世界で目指す目標ではありますが、目標が壮大すぎて達成できない、といった見方も出てきています。またSDGsの知識を持ったところで1人では達成できない、という声や、企業によっては自社の事業と連動できないという意見もあります。

 

また、ゴールは定めているものの、どこまでを達成とみなすか、といった解釈が人それぞれ異なる点も実現を妨げる要因と考えられています。

2.SDGsウォッシュが多発

SDGsウォッシュとは、SDGsの取り組みをおこなっているふりをすることをいいます。SDGsは注目されている話題ということもあり、企業によってはブランディングやイメージアップを目的としてSDGsに取り組んでいると掲げる事例もあるのだそう。

 

しかしあくまでも目的はSDGsの達成ではなくイメージアップやブランディングのため、蓋を開けてみたらSDGsとは全く関係のない取り組みをおこなっていた、ということもあるようです。

3.あくまでも任意の取り組み

SDGsは世界の共通目標、としつつも、強制ではなくあくまでも任意の取り組みです。結局先進国が舵取りしがちになるため、SDGsに含まれる平等な社会と食い違ってしまうのではないか、といった懸念点もあげられています。

まとめ

SDGsの基本的な情報や現状についてまとめました。SDGsは国連主導で取り組む「持続可能な社会」を目指す世界的な取り組みであり、日本でも積極的に取り組む企業や自治体は増えてきました。しかし一方で、実現は厳しいと考える向きもあるなど問題点も浮き彫りになっています。

 

SDGsの目標達成には、1人ひとりが理解を深め何ができるのかを考えることが重要です。ぜひこの機会に、SDGsへの理解を深めてみてください。

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