目元のクマなどに効くベビーコラーゲン注射とは?効果やリスクを解説

最終更新日:
目元のクマなどに効くベビーコラーゲン注射とは?効果やリスクを解説

「目元のクマが気になる」「口周りの小じわを何とかしたい」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、ベビーコラーゲン注射です。老けて見える原因になる小じわ、ほうれい線、くまなどを改善できる治療として注目を集めています。

 

この記事では、ベビーコラーゲン注射の特徴や効果をまとめました。また注意点などもくわしく解説します。

ベビーコラーゲン注射とは

ベビーコラーゲン注射とは

ベビーコラーゲンとは、Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンを50:50で配合したヒト由来コラーゲンのことです。私たちの肌の70%は、Ⅰ型とⅢ型のコラーゲンから構成されるといわれています。Ⅲ型コラーゲンは赤ちゃんの肌に多く含まれていて、やわらかさや潤いを保つ効果や肌の修復を促す役割があります。

 

Ⅲ型コラーゲンは年を重ねるごとに減少してしまうため、加齢とともに肌のハリが失われてしまうのです。

 

ベビーコラーゲン注射をすることで、シワやクマをケアしながら肌を再生できるとして注目を集めています。

ベビーコラーゲン注射の効果

ベビーコラーゲン注射には、どのような効果があるのでしょうか。期待できる効果で代表的なものを3つご紹介します。

浅く細かいしわ・くまを改善

ベビーコラーゲン注射は従来では難しいとされていた皮膚が薄い目元や口元、浅い部分のしわに効果を発揮します。施術箇所はふっくらとハリが出て、ボリュームアップが期待できます。若々しい印象の肌を目指したい方におすすめの治療法です。

カサつきの改善

ベビーコラーゲン注射をすると肌の水分保持力と柔軟性が上がり、ふっくらした肌になります。皮膚が持つ本来の再生能力を助ける役割があるため、カサつきがちな口元や唇にもおすすめです。唇に注入すると加齢によって増える縦じわや乾燥の改善が期待できます。

ハリ・ツヤのある肌になる

赤ちゃんの肌に多く含まれているⅢ型コラーゲンは25歳あたりを境に体内から失われはじめるといわれています。これが、加齢とともに肌のハリやツヤが失われ、しわ・たるみ・くぼみが増えていく原因のひとつです。

 

気になる箇所に加齢で減少したコラーゲンを直接注入することで、みずみずしい肌を取り戻すことができます。

ベビーコラーゲンの特徴

ベビーコラーゲンの特徴

ここからは、ベビーコラーゲンの特徴についてご紹介します。

自然な仕上がり

たるみやしわの治療法として有名なヒアルロン酸は、皮膚の薄い部分に注入すると上手くなじまず不自然になってしまうことがあります。その点、ベビーコラーゲンは皮膚になじみやすく、ふっくらとした自然な仕上がりが期待できます。皮膚の浅い層に入れてもボコボコしにくいため、目元や口周り、ほうれい線などさまざまな箇所に施術が可能です。

 

顔が大きく変わったり不自然な凹凸ができたりしないため、周囲に治療を受けたことがバレたくないという人でも安心して受けられます。

 

また、施術後のダウンタイムが短く、数時間後にはメイクができるのもうれしいポイントです。

アレルギーのリスクが少ない

ベビーコラーゲンの魅力は、アレルギーのリスクが少ないこと。従来は牛などから抽出した動物由来のコラーゲンを主に使用しており、事前にアレルギーテストが必要でした。

 

ベビーコラーゲンはヒト由来コラーゲン注入剤であるためアレルギーのリスクが少なく、テスト無しで施術を受けられます

繰り返しの施術で効果が持続する

ベビーコラーゲン注射は、施術を繰り返すことで効果が持続します。これは、ベビーコラーゲンを注入するとⅢ型コラーゲンが持つ創傷治癒効果により肌の再生が促進され、肌に存在するコラーゲンが少しずつ増えていくためだと考えられています。

 

ベビーコラーゲン注射の持続期間は3か月~6か月程度ですが、継続して打つと1年半以上効果が持続するといわれています。

ベビーコラーゲンの注意点

ベビーコラーゲンの注意点

ベビーコラーゲンにはさまざまな効果がありますが、施術を受ける前には注意点も知っておくことが大切です。

腫れや内出血

ダウンタイムが少なく、施術後はメイクも可能なベビーコラーゲンですが、人によっては腫れや内出血が起こるケースもあります。1週間程度で収まることがほとんどですが、気になる場合は医師に相談したほうがよいでしょう。

 

また、アレルギー反応が起こる可能性もゼロではありません。施術箇所だけでなく全身症状が生じる場合があるため、注意が必要です。

失敗した場合に溶かせない

ベビーコラーゲンは失敗した場合に溶かせないというデメリットがあります。ヒアルロン酸の場合は分解注射などを打って成分を溶かせますが、ベビーコラーゲンは成分が吸収されるのを待つしかなく、自然に分解されるまでに数か月かかります。

 

そのため施術前に施術箇所や注入量について医師と話し合っておくことが大切です。

まとめ

ベビーコラーゲンは、目元のクマや小じわの改善だけでなく、肌の修復を促したりコラーゲンを再生したりする効果があります。ヒアルロン酸やボトックスよりも自然な仕上がりになり、みずみずしい肌を取り戻すことができるでしょう。

 

加齢による小じわやクマが気になる方は、一度医師に相談してみてはいかがでしょうか。

掲載日:
最終更新日:

CATEGORY