最近話題のボトックスとは?メスは使う?メリットデメリットもご紹介!

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最近話題のボトックスとは?メスは使う?メリットデメリットもご紹介!

TwitterやYouTubeで「美容皮膚科に通っている」などの言葉を聞く機会が増えた人も多いのではないでしょうか?

最近では、一般の人でも美容医療を気軽に受ける人が増えています。

 

特にメスを使わず、痛みやダウンタイムがほとんどない「ボトックス」は、気になる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ボトックスの効果やデメリット種類について分かりやすくご紹介します。

話題のボトックスとは?

話題のボトックスとは?

ボトックス注射とは、「ボツリヌストキシン」という毒を使用して筋肉を麻痺させることで、表情筋などの筋肉が原因でできるシワなどを解消する美容医療です。

メスを使わず注射で筋肉を麻痺させる製剤を注入することで、一時的にシワなどを改善できます

また、人や施術内容にもよりますが、すぐに効果が出るわけではなく、2〜3日程度で効果が出始め少しずつ定着するため、他人から整形などをしたと思われにくいことも特徴です。

ボトックスで解消できる悩み

ボトックス注射は筋肉を麻痺させる効果がある美容医療です。

そのため、表情筋が原因となってできるシワなどには効果がありますが、皮膚そのものの「たるみ」や骨格が原因のものなどはボトックス注射では解消できないとされています。

ここでは、ボトックス注射で解消できる悩みを簡単にご紹介します。

表情筋でできるシワやガミースマイル

ボトックス注射で解消できるのは筋肉が原因の悩みだけです。そのため、表情筋が原因で起きる「おでこのシワ」「眉間のシワ」「目尻のシワ」などは、解消が期待できます。

 

また「ガミースマイル」と呼ばれる、笑った時に上の歯茎がはっきりと見えてしまう笑い方も、上がりすぎてしまう上唇の筋肉にボトックス注射をすることで改善できる、といわれています。

フェイスラインやあご先

筋肉の発達が原因でフェイスラインが張ってしまっている場合は、フェイスラインにボトックス注射を行うことでフェイスラインがすっきりとした小顔になることが期待できます。

また、意外と気になる人も多いあご先のシワも、ボトックス注射を打つことで改善ができるとされています。

気になる脚痩せや肩こり

ボトックス注射は、顔だけでなく脚痩せや肩こりにもぴったりの施術です。ふくらはぎは筋肉が発達しやすいことが原因で太く見えてしまう場合もあります。その場合は、ボトックス注射で筋肉を麻痺させることで、筋肉を細くし脚痩せをすることができます。

 

またボトックス注射で硬くなってしまった筋肉の緊張をほぐすことで、肩こりを解消することもできるといわれています。マッサージやストレッチなど、何をしても肩こりが治らない人や長年肩こりに悩まされている人は、ボトックス注射を試してみてもいいかもしれません。

わき汗や多汗症

筋肉に作用するとご紹介したボトックス注射ですが、実はわき汗や多汗症の悩みにも効果が期待されています。

ボトックス注射の製剤は、汗の分泌を促す成分に作用することでわき汗や多汗症に効果があると考えられています。そのため、一部では保険適用の治療としても扱われています。

ボトックスのデメリット

ボトックスのデメリット

メスも使わず、副作用もほとんどないと考えられているボトックス注射ですが、デメリットや気をつけるべき点もあります。今回は3つご紹介します。

医師の技術に左右される

ボトックス注射は、打つ場所や使う量によっては筋肉が麻痺しすぎてしまい、不自然な顔になってしまう、口角を上げられなくなってしまうなどのリスクがあります。

とはいえ、ボトックス注射の効果は一生続くというわけではないので、不自然な顔や口角が挙げられないといった症状は徐々に改善されます。

病院の症例写真やカウンセリングを丁寧に行ってくれるかなどをチェックし、知識と技術のある病院と医師を選ぶことが重要です。

定期的に通う必要がある

ボトックス注射は、一度打ったからといって一生効果が続くというわけではありません。人や施術内容によって頻度などは異なりますが、定期的に打ち続けないと効果が消えてしまいます。

病院によって料金は異なりますが、長期間続けるとなれば費用もかさみます。また、十分な技術や経験、知識のない医師が施術を行うと皮膚がたるむ可能性もあります。

妊娠中や治療中の人は受けられない

妊娠中や精神疾患、何らかの治療を行っている人、高齢者の人などは、ボトックス注射を受けることができない場合があります。

妊娠中の人や授乳中の人は、基本的にはボトックス注射はNGです。ご本人には特に問題がない場合でも、赤ちゃんに悪い影響がないとは言い切れません。

また、ボトックス注射には一緒に摂取してはいけない薬があるため、治療中で薬を処方されている人や高齢者の人も受けられない場合が多いです。

ボトックス注射を受ける場合は、必ず医師に薬を飲んでいることや通院していることなどを隠さずに伝えましょう。

ボトックスの種類?メソボトックスとは?

ボトックス注射には「メソボトックス」と呼ばれる種類のものがあります。「メソボトックス」は「マイクロボトックス注射」とも呼ばれ、気になる毛穴の開きや小ジワなどに効果がある施術です。

通常のボトックス注射との違いは打つ場所と効果です。ボトックス注射は筋肉に打つことで筋肉が原因のシワなどに効果がある施術ですが、メソボトックス注射はボトックス注射よりも浅い部分に少量ずつ打つことで、ゆっくりと小ジワや肌の表面にある毛穴の開きなどの悩みを解消します。

メソボトックスのデメリットは?

メソボトックス注射は、ボトックス注射に比べて効果がゆるやかに出るので、ボトックス注射では効果がありすぎて表情が不自然になってしまう人などにもおすすめだといわれています。

しかし、ボトックス注射と同じく気をつけるべき点やデメリットもあります。まず、ボトックス注射と同じく妊婦さんや治療中、高齢者の人は、施術を受けることができない場合があります。

次に、メソボトックス注射は肌の浅い部分に少量ずつさまざまな場所に打つため、ボトックス注射に比べて料金が高く、定期的に通う場合の費用がより多くかかります。

また、病院にもよりますが、痛みを感じるケースや施術当日は顔に施術の跡が残る場合もあります。

まとめ

ボトックス注射についてご紹介しました。ボトックス注射は、医師の技術や知識、経験によって左右されやすい施術です。

また、効果が一生続くわけではないので、長期的に効果を得たいのであれば何度も打つ必要があり、金銭的な問題もあります。

とはいえ、ずっと気になっていた問題をメスを使わずに解消できるのは嬉しいポイント。気になっている人は、病院などを探すことから初めてみてはいかがでしょうか?

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