新型コロナでマスクの値段が高騰!やっぱり店側が儲けている?!50枚入りマスクが5,000円を越える理由とは
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、現在世界中でマスクの需要が増え、深刻なマスク不足に陥っています。
店頭では依然として品薄状態が続いており、普段よりも価格が高騰していることが分かります。
消費者としてはできるだけ安く抑えたいところですが、現在は50枚入りで5,000円を超えることも・・・。
「いくらなんでも高すぎない・・・?」
「コロナに便乗して店側が金儲けしてるんじゃないの・・・?」
そんな疑問が浮かんできますよね。
実際のところ、どうして値段がここまで高騰してしまうのでしょうか?
本日はそんなマスク高騰の裏事情を探っていきたいと思います。
新型コロナウイルス感染拡大で深刻なマスク不足に
新型コロナウイルス(COVID-19)は今もなお猛威をふるっており、世界中で甚大な被害をもたらしています。
そんな中、需要が増えて決定的に不足しているのが「マスク」。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防ぐために欠かせないマスクは、一般市民・医療従事者ともに欠かせないアイテム。
世界中の人々からの需要が高まり、なかなかマスクが手に入らない状態になっています。
現在は50枚5,000円越えがザラ?!
需要に対して供給が追い付かなくなってしまえば、値段が高くなってしまうのは自然なこと。
とはいえ、マスクの値段の上がり方はあまりにも異常。
ネットでの転売が取り締まられる前は、オークションサイトなどでマスクが目を疑うようなありえない金額で販売されている光景も見受けられました。
今は転売が禁止になったことでそのような異常な値段で売られることはなくなりましたが、それでも未だにマスクの値段は高い傾向に。
オンラインショッピング等では少しずつマスクが出回りはじめましたが、それでも50枚入りで約5,000円を超えることも多々・・・。
新型コロナウイルス(COVID-19)が流行る前と比べてしまうと、やはりかなり高く感じてしまいます。
もしかしてお店がボロ儲けしている?
ここまで値段が高くなってしまうと、消費者としてある疑問が浮かび上がってきてしまいます。
それは
「このコロナ禍に便乗して、お店側がボロ儲けしているのでは・・・?」
ということ。
いくら需要が増えていると言っても所詮はマスク。
絶対お店の人が金儲けのために高く設定しているに違いない!
そう思ってしまうのも無理はありません。
実際のところ、どうなのでしょうか・・・?
多くの人が困っているのにそれを利用して金儲けをしているのだとしたら、許せないですよね。
結論から言うと、5,000円程度でしたらお店側にはそこまで大きな利益を得ていないと考えられます。
(※仕入れ価格はお店によって異なるので、明確なことは言えませんが)
マスクの値段がここまで高くなってしまっているのは、他のさまざまな理由が絡んでいると考えられます。
マスクの値段が高騰している理由(1)材料費が40倍に高騰している
2020年4月20日の中日新聞の記事によると、
「新型コロナウイルス感染症の流行を受けて中国でマスクの材料の需要が急増し、価格が半年前の約40倍に高騰した。」
(引用:https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020042201001295.html)
と報じられています。
この記事によると、マスクの材料となるメルトブロー不織布の価格は、現在1トン当たり約70万元(約1,060万円)。
これは、半年前と比べるとなんと40倍の金額だそうです。
材料費が高くなってしまえば、当然マスク自体の価格も高騰してしまいます。
採算をとるためには、販売価格を大幅に引き上げなければいけません。
そう考えると、「50枚入5,000円」は不適正な価格ではないと言えます。