ドクターケイ ABC-Gリップセラムを正直レビュー!

毎日リップを塗っていると、気になってくるのが唇の皮むけ。ティントや落ちにくいリップは便利ですが、その分唇の荒れにつながってしまうことも…。
特に毎年冬になると、どうしてもリップクリームだけでは対処できない乾燥や唇の荒れに悩まされていました。
そこで今回ご紹介するのは、唇にうるおいを与えてなめらかに整えてくれると話題のドクターケイ ABC-Gリップセラム。2025年1月28日に新発売した商品ということで、期待が高まります。
ドクターケイといえば、ビタミン研究の第一人者により開発されたスキンケアブランドとして知られていますよね。唇にビタミンを与えることで気になる皮むけや荒れは改善されるのか、口コミも併せて実際に使用した様子をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
INDEX
ドクターケイ ABC-Gリップセラムとは?

ドクターケイ ABC-Gリップセラムは、リップクリームではなくリップ美容液。使用することで唇の荒れや乾燥、くすみ、ハリや血色・ツヤの不足まで改善に導いてくれる美容液です。
ビタミンB群やビタミンCなどの11種類のビタミンが配合されており、その他さまざまな成分によって唇の角質層やキメを整えて透明感も上げてくれます。
また「なめらか高密着処方」が採用されており、ビタミンが不足しがちな唇にピタッとうるおいを与えてなめらかに導きます。
メイク前の下地としてやリップグロスとして、夜のトリートメントなどさまざまなシーンで使用可能です。
ここでは、公式サイトにも記載のあるポイントについて詳しくご紹介します。
ポイント1:11種のビタミンで唇を健やかに
前述の通りビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、レチノール誘導体といった、唇をいたわる11種のビタミンが最適濃度でカクテル配合されているのが大きな特徴。
カクテル配合によって、効率よくビタミン不足の起きやすい唇を健やかに保ちます。
ポイント2:グルタチオンでくすみケア
ドクターケイ ABC-Gリップセラムには、透明感アップに導くグルタチオンも配合されています。グルタチオンはもともと人間の体内にある「白玉成分」とも言われていますが、加齢や紫外線などにより減少する傾向にあります。
このグルタチオンを補うことで、くすみのない明るい唇に導いてくれるのです。
ポイント3:セラミド・ヒアルロン酸・ペプチドによりうるおいとハリを与える
歳を重ねるにつれ気になる唇の縦ジワには、セラミド・ヒアルロン酸・ペプチドによってアプローチしてくれるのもポイントです。
人間の唇にあるセラミドと同等の構造の5種のヒト型セラミドや、ハリを与えるペプチドなどがふっくらとした唇に導きます。
ポイント4:グリチルリチン酸2Kにより唇荒れを予防
ふんだんに配合されたグリチルリチン酸2Kなどの有用成分が、唇の荒れを防ぎます。刺激が少なく、敏感な唇にも使用できるのが嬉しいポイントです。
ポイント5:マンダリンクリアにより唇の角質細胞を整える
唇は角質層が薄く、皮脂腺や皮脂膜がありません。そのため水分が蒸発しやすく、他の皮膚より乾燥しやすいと言われています。
その角質細胞を整えるのが、マンダリンクリア。うるおいを与えることで乾燥しにくい唇に導いてくれます。
ポイント6:天然ビタミンカラー・「なめらか高密着処方」のテクスチャ
ドクターケイ ABC-Gリップセラムは薄いオレンジ色になっており、これはビタミンB12による天然ビタミンカラー。
また粘度の高いテクスチャには「なめらか高密着処方」が採用されています。高い密着力により十分なうるおいを与えながら、ベタつきすぎずするりと塗りやすくなっているのが特徴です。
ポイント7:香りは天然精油の「リラックスオレンジ」
オレンジ色のテクスチャと親和性の高い、リラックスオレンジの香りも特徴的です。天然精油の香りで、塗るたびに気分がほぐれます。
ポイント8:こだわりの7つのフリー処方
鉱物油・合成着色料・合成香料・石油系界面活性剤・パラベン・アルコール・シリコーン不使用と、7つのフリー処方にもこだわっている同商品。
敏感肌の方や肌悩みのある方でも使いやすくなっているのも大きなポイントです。
ドクターケイ ABC-Gリップセラムの口コミ
実際に使用したレビューをする前に、ここではドクターケイ ABC-Gリップセラムの口コミについてご紹介します。
まず多かったのが「少量でもしっかり伸びて唇がツヤツヤに」「スルッと塗れてベタベタしすぎない」など、ベタつきすぎず少量でも唇がツヤツヤになるというもの。せっかくうるおっても、ベタベタになってしまったり大量につける必要があったりするとどうしても使わなくなってしまうもの。実際の使用感が気になるところです。
「唇の皮むけや乾燥が一晩で改善された」といった意見もあるなか、「塗ってすぐに皮むけが治ると言うわけではなく、塗り続けていくうちに状態がよくなる」など効果を感じるまでの期間は人によって異なるよう。
また「メイク前に使用するのであればティッシュオフはマスト」「色がつかないのでグロスの代わりに使用している」など、メイク前後に使用している方も多くいました。
気になったのは「柑橘系の香りが割と強めにする」「オレンジの香りよりもベルガモット果実油のにおいがキツイ」といった、香りに関するネガティブな意見。毎日唇に塗るものなので、香りが好みに合うかも重要ですよね。
ドクターケイ ABC-Gリップセラムを使ってみた!超正直レビュー
ここでは、さっそく上記の口コミを踏まえて実際に使用してレビューをしていきます。
購入方法やパッケージは?

今回はAmazonにて購入しました。その他、公式サイトや楽天市場でも取り扱いがあるようです。

パッケージは以前筆者が購入した洗顔フォームと同様、白い箱になっており、パカッと全体を開くと中に説明書きがされています。別途説明書等は入っておらず、無駄のない作りになっているのがわかりますね。

大きさは、綿棒と比べるとこのくらいです。小さめのポーチにも入るサイズ感で、持ち運びにもぴったり。
使い方

チューブの先端が斜めになっているので、押し出しながら簡単に塗ることができます。
使い方としては、唇にチューブを軽くあて、中身を少しずつ押し出しながら上下に塗り広げます。特に荒れやすい部分には塗り重ねることが推奨されています。
前述の通り、メイク前の下地やリップグロスとして、そして夜のトリートメントとしても使用可能です。
使用後のチューブは、先端をティッシュでふき取ることで清潔に保つことができます。
※使用後に荒れが生じた場合は使用を中止し、専門医等に相談することが勧められています
美容液を出してみた


実際にチューブを押し出してみると、にゅるっと美容液が出てきました。想像より少し粘度が高く、「これはベタベタしてしまうのでは…?」という雰囲気。
唇に当てて押し出す際は、若干力加減の調整が必要に感じました。「出てこないな?」と思って押し出しすぎると唇がベタベタになってしまうので注意。
思っているより少なめでも、塗り広げるとちょうどよくうるおってくれます。
気になる香りについては、確かに好き嫌いが生じるかもしれません。筆者は「ビタミンを摂取している!」と元気がでるような香りに感じましたが、少し強めに香るため柑橘系・ベルガモットの香りが苦手な方は注意が必要です。
メイク前のケアに使ってみた
まずは洗顔後、メイク前に使用してみました。普段はリップクリームを使用しているので、ちょっとベタつくようにも感じましたが、一通りメイクを終えて上からリップを塗ろうとすると程よいうるおい感に落ち着いていました。
とはいえ「サラサラ」とまではいかないないため、気になる方はティッシュオフが必要になるかもしれません。特にメイク前に使用する際には塗りすぎに注意です。

上から使用前→塗った直後→約30分後の様子。
個人的には、思いのほかトーンアップ効果があり、血色が良くなったのが嬉しいポイントでした!美容液自体にオレンジ色がついているのもありますが、おそらくくすみを飛ばしてくれたのかなと思います。
夜のケアに使ってみた
次に夜のお風呂上り、就寝前に使用してみたところ、翌朝の乾燥が抑えられているように感じました!1日目では午後には乾燥してしまっていたのですが、1週間ほどすると明らかに日中~夜までうるおいが保たれていたのがわかりました。日中に何度もリップクリームを塗り直していたのがほとんど必要なくなり、感動です。
縦ジワの撲滅までは時間がかかりそうですが、皮むけや荒れ、くすみの応急処置として1つ持っていると安心だなと思います。
年間通して毎日使うというよりは、困ったときに1週間ほど集中してケアするのが良いのではないでしょうか。
グロスとして使ってみた
またメイク後、マット系のティントリップを塗った上からグロスとして使用してみました。
これについては、筆者が普段グロスをあまり使用しないからかベタつきのほうが気になってしまいました。特にマスクをつけたりマフラーを巻いたりすると付着するのが懸念となるため、やはりティッシュオフは必須のようです。
唇のケアという点ではメイク前・就寝前の使用で十分かなと感じました。
まとめ
今回はドクターケイ ABC-Gリップセラムの特徴や口コミ、実際に使ってみた様子についてご紹介しました。
発売されたのが2025年1月ということで、もっと早く出会いたかった…!というのが本音です。今回の冬は特に乾燥に悩まされたので、これがあればもう少しマシだったのかも…と思ってしまいました。特に効果を感じたのが、やはりトーンアップと皮むけの防止です。今後も困った時の集中ケアとして使用してみたいですね。
今回のレビューはあくまで筆者個人のものとなるため、ぜひテスター等でご自身の肌と合うか試してみてくださいね。