主婦でもできる!FX初心者におすすめのローリスクな取引手法
最近は「人生100年時代」「老後資金は2,000万円必要」などと言われ、アラフォー世代は老後の備えに頭を悩ませていると思います。
貯金額を増やすに収入を増やすのが1番ですが、簡単には増えません。専業主婦は働きに出るか、家族の給料が上がるのを祈るしかないのでしょうか?
お金は貯めるだけではなく、運用して増やす方法があります。あなたが働きに出るのではなく、お金を働かせるのです。
FXは主婦向きの資産運用だと言われています。初心者向けのローリスクな手法でFXを始めてみませんか。
FXって何?基本知識を身につけよう
FXは「Foreign Exchange」の略。日本語では「外国為替証拠金取引」と言います。
なんだか長くて難しそうな名前ですが、実は株よりも簡単で初心者向きなんですよ。
FXはざっくり言えば、2つの異なる国の通貨を売り買いし、お金の価値が変動するのを利用して利益を狙う金融商品です。
まずは日本円と米ドルで取引した場合を例にして、仕組みをご説明しましょう。
FXの仕組み
FXは為替レートの動きによって生まれる差額を利用し、利益を生み出そうとする取引です。
たとえば、1ドル100円の時に日本円で10ドル買ったとします。この時点で10ドルの価値は1,000円ですね。
購入した10ドルを、1ドル120円の時に円に戻したらどうなるでしょうか。10ドルの価値は1,200円になります。差額の200円があなたの儲け、利益になるのです。
逆に1ドル80円の時は10ドル=800円になり、200円損したことになります。
まずは「FXは得することも、損することもある」とだけ理解できれば大丈夫!
次から最低限覚えておきたいFX用語をご紹介します。FXには多数の専門用語がありますので、ここに書けるのはほんの一部。わからない言葉はその都度調べて覚えましょう。
用語①通貨ペア
通貨ペアとは、取引を行う2つの通貨の組み合わせのことです。先ほどの例で言えば、通貨ペアは日本円と米ドルを指します。通貨コードで表すと「米ドル/円」、英語表記は「USD/JPY」です。
通貨ペアは日本円と米ドル以外にもたくさんありますが、通貨コードを覚えれば、一見して取引内容がわかるようになります。
用語②レバレッジ
レバレッジは、手元にある資金よりも高額の取引ができる仕組みのこと。FXが少額で始められて、大きな利益を生めるからくりはここにあるのです。
たとえば、資金が10万円でも、レバレッジをかければ100万円の取引もできます。レバレッジの倍率は最大25倍。つまり、10万円の投資で最大250万円もの取引が可能になるのです。
1ドルが100円から101円に上昇した場合、通常なら利益は1,000円ですが、レバレッジを25倍かけていれば2万5,000円の儲けになります。
ただし、儲けが倍になる可能性があるということは、同時に倍の損失を被る危険性があるのだと覚えておいてください。
用語③スプレッド
スプレッドは通貨を買う時と売る時の差額です。トレーダーにとっては取引にかかる手数料のことで、FX業者の取り分になります。FX業者が手数料無料にしているのは、良心的と言うよりも当たり前のことなのです。
スプレッドは「広さ」を表す「spread」から来ているので、「広い」「狭い」という表現を使います。スプレッドが狭い業者ほど、取引にかかるコストを抑えられるのです。
用語④スワップポイント
FXで利益を出す基本的な仕組みは「為替レートの変動」を利用するものでした。もう1つがスワップポイントです。
スワップポイントは取引を行う通貨ペアの金利差のことです。
通貨にはそれぞれの国が決めた政策金利があります。
たとえば、日本円は0.10%、トルコリラの金利は2019年現在24.0%です。日本円とトルコリラには23.9%の金利差があり、これを利用して得られる利益をスワップポイントと呼びます。
スワップポイントは原則毎日もらえるので、長期運用したい人は要チェック。
ただし、高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買ってしまうとマイナスになってしまいます。