【初日の出】の由来と東京のおすすめ初日の出スポット5選

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【初日の出】の由来と東京のおすすめ初日の出スポット5選

さぁもうすぐ2020年。

大晦日から元旦にかけて、みなさんはどのように過ごしますか?

 

お家でまったり・・・も良いけれど、

今年の年越しは「初日の出」に挑戦してみてはいかが?

 

「わざわざ日の出を見るために早朝から外出するなんて面倒くさい・・・。」

 

そんなおウチ派の方も多いかもしれませんね。

 

だけど、初日の出の見物は神様を迎えるためのとっても縁起の良い行事。

その意味を知れば、あなたも自然と初日の出を拝みにいきたくなるかも?

 

家族、親子、友達、恋人etc..

2020年の元旦はあなたの大切な人と初日の出を見にいってはどうでしょう。

 

今回は、初日の出が始まった由来や、美しい初日の出を見ることができる、東京都内のおすすめ初日の出スポットをご紹介したいと思います。

初日の出はなんのために行う?

元旦の一大イベントといえば、なんといっても「初日の出」

 

「元旦」という言葉自体が、一年の始まりに水平線から昇っていく日の出そのものを表していることからも、「元旦」と「初日の出」がいかに密接に関わっているかがよく分かりますよね。

 

でも、一体なぜわれわれ日本人は元旦に初日の出を見にいくのでしょうか。

その意味をご存知の方は意外と少ないのでは?

 

まずは、初日の出を拝むようになった由来についてお話ししたいと思います。

 

初日の出とは、その名の通り「1月1日の日の出」のこと。

 

私たちはその初日の出を見るために、まだ暗いうちから出かけて山に登ったり、見晴らしの良いビルや公園に出かけたりしますよね。

 

初日の出がめでたいものだと考えられているのは、「年神(としがみ)様」という神様が関係しています。

 

年神様は、毎年お正月のときにやってきて、1年の幸せをもたらしてくれる神様のこと。

 

正確に言うと、「大年神(おおとしのかみ)」と呼ばれる、神道の神様です。

須佐之男命(すさのおのみこと)神大市比売(かむおおいちひめ)との間に生まれた神様で、食物の豊作をもたらしてくれると信じられていました。

 

呼び名は地域などによっても異なり、「年神様(としがみさま)」「恵方神(えほうじん)」「年徳様(としとくさま)」「正月様(しょうがつさま)」など、さまざまな別名があります。

 

恵方巻きで馴染みのある「恵方」という言葉も、「年神様がいる方角」のことを表します。

 

そんな年神様は、元旦になると「初日の出とともにやってくる」と考えられてきました。

 

つまり、初日の出を見に行くのは、「年神様をお迎えする」という意味があります。よく、初日の出を「拝む」という言葉を使いますが、それにもこういった理由が関係していたのですね。

お正月は「年神様をお迎えする」行事

そもそも、お正月自体が「年神様をお迎えする行事」だということをご存知でしたか?

 

たとえば、「すす払い」

これは、年に1回、12月13日に大掃除をすることですが、これも、1年の汚れを落とし、年神様を気持ちよく迎えるために行われていた行事です。

 

今でも私たちは12月になると大掃除を行いますが、この名残があるのかもしれませんね。

 

他にも、お正月に行うあんなことやこんなことだって、全部「年神様を迎える」ための行為なんですよ。

 

「門松(かどまつ)」・・・年神様が下界に降りてくるときの、目印になるもの。

 

「しめ飾り(しめかざり)」・・・年神様をお迎えするのにふさわしい、清浄な場所であるというしるし。これを飾ることで、不浄なものが入ってこない効果があると考えられていた。

 

「鏡餅(かがみもち)」・・・家にお迎えした年神様が宿るための、居場所。

 

そんな「年神様を迎える行事」の一環として「初日の出を見に行く」ようになったのです。

意外にも広まったのは最近?

しかし、初日の出を見物する習慣がうまれたのは、意外にも最近のこと。

 

江戸時代の中期以降にこの文化が生まれ、明治時代になってから、見晴らしの良い場所へ出かけて、その年の最初の日の出を拝む、という習慣が全国に広まりました。

「ご来光」と「初日の出」の違いとは?

初日の出に関する知識と言えば、「ご来光」「初日の出」という言葉の違いをご存知ですか?

 

ご来光とは、高い山の上から見ることができる日の出のこと。

初日の出とは、元旦の朝の日の出のこと。

 

つまり、高い山から見ることができる日の出なら、元旦だろうが他の日だろうが「ご来光」と言いますし、逆に元旦の日の出なら山から見ようが海から見ようが「初日の出」といいます。

 

そのため、「海辺でご来光を見た」という使い方は間違っているということになりますね。

 

よく混同されがちな言葉なので、注意が必要です。

初日の出はどっから見るのがオススメ?

さて、ここまで読んできたあなたは、初日の出がとてもおめでたいものだと言われている理由がお分かりになったと思います。

 

「今回は初日の出を見に行ってみようかな」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、問題なのは、「どこから見るか?」ということ。

 

しかし、現代は視界を遮るような高いビルも多いため、場所によってはキレイな初日の出を見ることができません。

 

そこでここからは、初日の出を拝むのにおすすめの、東京都内の初日の出スポットをご紹介したいと思います。

初日の出スポット(1)高尾山

初日の出スポット(1)高尾山

高尾山は、大人気の観光名所。

幻想的な瞬間が拝めるということで、毎年たくさんの人がやってきます。

 

初日の出を望むことができる山頂まではリフトで移動することも可能なので、「朝から山を登れる自信はない…」という方にもぴったり。

リフトは(元日に限り)朝の5時から動いています。

 

人気スポットということで、駐車場などはかなり早い時間から行かないと埋まってしまうので、ご注意ください。

東京おすすめ初日の出スポット(2)東京タワー

東京おすすめ初日の出スポット(2)東京タワー

こちらも言わずと知れた、かなりの人気スポット。

 

元日は朝の6:00から展望台が営業開始。

高さ約150mのメインデッキから、壮大な初日の出を拝むことができます。

 

高さ約250mのトップデッキに昇ることもできますが、こちらは先着60名限定のため、かなり早い時間帯から待機することをおすすめします。

東京おすすめ初日の出スポット(3)東京スカイツリー

東京おすすめ初日の出スポット(3)東京スカイツリー

東京タワーがあるとしたら、こちらも忘れてはいけません、スカイツリー!

 

東京スカイツリーでは、抽選で選ばれた50名が入場することが可能となっています。

こちらの抽選は、インターネット上で実施されているので、運試しをしたい方はぜトライしてみては?

 

地上451.2mから望む初日の出は、絶景そのもの。

ワンランク上の初日の出を味わいたい方におすすめです。

東京おすすめ初日の出スポット(4)竹芝客船ターミナル

東京おすすめ初日の出スポット(4)竹芝客船ターミナル

デートにおすすめの初日の出スポットは、海の上

 

東京湾をクルージングしながら、初日の出を望むことができます。

オープンデッキから見る初日の出は、とってもロマンチック。

一生の思い出になること間違いなしです。

 

先着の事前申し込みが必要なので、興味がある方はお早めに応募しましょう。

東京おすすめ初日の出スポット(5)御岳山

東京おすすめ初日の出スポット(5)御岳山

こちらも初日の出スポットとして人気の高い、御岳山。

標高929mの山頂から望む絶景を求めて、毎年多くの人が訪れます。

 

山頂には武蔵御嶽神社があるため、初日の出のあとはそのまま初詣をすることができるのも嬉しいですね。

 

都会で見る初日の出とはまた違った風情を味わうことができますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は、「初日の出の由来」と「東京のおすすめ初日の出スポット」についてご紹介しました。

 

一年の計は元旦にあり。

年神様をお迎えする初日の出の見物で、気持ちを新たに新年を迎えてみてはいかがでしょうか。

 

なお、屋外で初日の出を見る場合は冷え込む可能性があるので、風邪を引かないよう防寒だけはしっかりとおこなってくださいね。

 

<参考URL>

・よきこと 縁起物手帳 https://engimonolist.com/sun/

・紀文 https://www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/iware/junbi.html

・ドミー http://www.domy.co.jp/tosigamisama/

・東京タワー https://www.tokyotower.co.jp/event/attraction-event/hatsuhinode2020/index.html

・東京スカイツリー http://www.tokyo-skytree.jp/news/info/94

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