ほくろ除去とは?施術の種類やダウンタイム、注意点、価格帯などを解説
ほくろの除去方法3種類
ほくろの除去方法は主に「切除・縫合」「電気メス」「レーザー治療」の3つです。それぞれの除去方法に向き・不向きや、メリット・デメリットがあるので、事前に知っておくといいでしょう。
切除・縫合
ほくろをメスで切除し、その後手術用の糸で縫合する治療方法です。大きなほくろや深いほくろの除去に良いとされていて、ほくろの形やサイズによって切開する方法が異なります。ほくろの取り残しが少なく、再発のリスクを抑えられるのが特徴です。
しかし、抜糸が必要でダウンタイムが長く、色素沈着が起こりやすいというデメリットもあります。
電気メス
電気分解法電気メスの原理を応用して、熱によってほくろの細胞を削り取っていく方法です。ほかの除去方法と比べて治療時間が比較的短く、施術時の出血も少ないのが特徴で、直径5mm程度の大きさなら1回の施術で除去できます。
しかし、大きなほくろを除去しようとすると、クレーターのような傷跡が残ってしまう可能性があるので注意が必要です。
レーザー治療
メスを使ったほくろ除去は怖いという人におすすめなのがレーザー治療です。レーザー治療は、炭酸ガスレーザーもしくはエルビウムレーザーと呼ばれる機器を使用して行います。ふくらみのないほくろを除去するのに適していて、色素沈着などの施術痕を最小限に抑えられることがメリットです。
ただし、大きいほくろを除去する場合は1度で終わらず、通院が必要な場合もあります。
ほくろ除去の価格は?
ほくろ除去には保険診療と自由診療の2種類があり、大きさや除去方法、ほくろの種類などによって価格が異なります。「ほくろがあることによってメガネがかけられない」「悪性腫瘍の疑いがある」など、生活に支障がある場合は保険適用になります。
一方美容目的の場合は自由診療となり、10,000円~20,000円程度が価格の目安になります。ほくろの状態やクリニックによって異なるので、一度カウンセリングを受けてみるといいでしょう。
痛みやダウンタイムはある?
ほくろを除去するとなると気になるのが痛みやダウンタイムですよね。クリニックによりますが、一般的に麻酔クリームや麻酔注射を使って部分麻酔を行ってから治療に入るため、施術中に痛みを感じることは少ないといわれています。
ダウンタイムは治療方法によって異なります。レーザーや電気メスによる治療は、やや赤みがかった状態になりますが、3ヶ月〜半年にかけて徐々に改善していきます。
切除・縫合の場合は抜糸が必要となるため比較的傷跡が大きかったりダウンタイムが長かったりして、施術痕が目立たなくなるまで半月以上かかる場合もあります。
ほくろ除去の注意点
ほくろを取り除いた際に赤みがでることがあります。一般的には3か月程度で落ち着くといわれていますが、大きいほくろの場合は普通の肌色に近い状態になるまでに時間がかかる傾向があります。
また、場合によっては「予想以上に効果の実感が得られない」「修正効果が弱い」といったこともあるので注意が必要です。
まとめ
ほくろは、顔の印象を大きく左右するため、コンプレックスになってしまうことがあります。ダウンタイムなどの注意点もありますが、除去することで自分に自信がつくといったメリットもあります。
クリニックによって治療方法や費用が異なるため、リサーチをしたりカウンセリングに行ってみたりして、自分に合ったクリニックを見つけてください。