【医師監修】ついにここまできたか!?おすすめのリフトアップ法3選と最新のリフトアップ治療法をご紹介
「げっ、私ってこんなにたるんでたっけ・・・?」
しっかりスキンケアしているはずなのに、鏡を見た時にふと気づくエイジングの影。
たるみがあると、見た目年齢も一気に上がってしまうので本当に嫌ですよね。
「もう歳だし仕方ないか・・・」
なんてあきらめ気味のそこのアナタ!
いえいえ、落胆するのはまだ早い!
現代はさまざまなテクノロジーの進歩により、簡単にリフトアップできる美容治療が続々と登場しているのです。
メスも必要なしで、ダウンタイムも少ない!
こちらの記事では、切らないリフトアップ治療の実績豊富な美容皮膚科医監修のもと、そんな夢のような最新リフトアップたちをご紹介していきます。
リフトアップするには切るしかない?
「いつまでも若々しくいたい」
それは古今東西変わらぬあらゆる女性の夢ですよね。
そのためにみなさん毎朝毎晩貴重な時間を割いてスキンケアを行っているわけです。
しかし、現実はとても残酷・・・。
日々のスキンケアの甲斐もむなしく、歳を重ねるごとに目立ってくるのが「たるみ」。
一度たるんでしまったお肌は、スキンケアだけでなんとかするのは至難の業。
保湿効果で少しハリが出たように感じることもありますが、基本的にたるみを劇的に治すことはできません。
そうなると最後の手段として考えられるのが「美容整形」。
自力で対処しきれないたるみについては、医師の力を借りるほかありません。
とはいえ、
「たるみの美容整形って、メスを入れて引き上げるんでしょ?」
「美しさのためとはいえ、顔にメスを入れるなんて怖くてできない!」
そんな声も聞こえてきそうですね。
実際、たるみをリフトアップするにはメスを入れるしかないのでしょうか・・・?
ご安心ください。そんなことはありません!
現代はテクノロジーの進化により、メスを入れる必要がないリフトアップ法が続々と登場しているのです。
顔の表面に傷をつけずに施術をすることができるため、ダウンタイムも以前より大幅に少なく、非常に気軽にリフトアップが受けられるようになりました。
厳選!おすすめリフトアップ法
さて、ここからは早速、最新のリフトアップ法についてご紹介していきたいと思います。
いずれも顔にメスを入れる必要のない、画期的なリフトアップ技術です。
これらを知ってしまったら、いますぐクリニックに駆け込みたくなるかも?!
それでは早速ご紹介してきたいと思います。
おすすめのリフトアップ(1)スレッドリフト
これはもうご存知の方も多いかもしれませんね。
「メスを入れないリフトアップ」のパイオニア的な治療とも言える「糸でのリフトアップ」。
極細の特殊な針を使って糸を皮下に挿入し、たるみを物理的に引き上げるというものです。
ダウンタイムも軽度の赤み、内出血、痛みで済むことが多く、切らないリフトアップの中では持続力も高いため、たるみ治療として人気の高い施術法です。
糸で上げるという点ではこれまでと同じですが、近年では、その材質と形に工夫が凝らされています。
かつてあった金の糸などは溶けないために施術後時間が経って異物反応を起こすことが分かってきており、現在では“溶ける糸”が主流です。
ただし、すぐに溶けてしまっては意味がなく、最終的に溶けるとしても、溶ける時間が長く、また溶ける際に糸の周囲にコラーゲンやエラスチンを新生するような素材が使われています。
また、形にもいろいろなものがあります。
素材は手術で使うようなものですが、ただ糸になっているだけではなく、糸の途中に“コグ”という棘のようなものがいくつも付いていて、組織が“引っかかる”ようになっているのが特徴です。
このコグの形成の仕方にもいろいろな種類があり、釣り針の返しのようになっているもの、角があまり尖っておらず術後の痛みが少ないもの、360度コーンのようになっているものや、螺旋状に棘が出ているもの、メッシュと組み合わせてさらに組織を保持する能力を上げているものなどがあり、コグと素材との組み合わせで糸によって様々な特徴があり、値段も違うため、一度クリニックで相談してみることをおすすめします。
おすすめのリフトアップ(2)高密度焦点式超音波療法HIFU(ハイフ)・高周波などの機器
スレッドリフトの場合はお肌の中に針を刺し、糸を挿入する必要がありましたが、「お肌に何も刺す必要がないリフトアップ法」というものも存在します。
それは機器を使ったリフトアップ治療です。
機器を使ったリフトアップ治療はいずれも熱エネルギーを皮下に入れていき、狙う深さの組織をいったん破壊し、その場で起こる収縮作用と、ゆっくりとやってくる組織の再構築の働きでコラーゲンや線維芽細胞が活性化されていき、たるみが引き締まる治療です。
機器によって波長とエネルギーを入れるターゲットが違います。
レーザーであれば、主に水分に反応する波長を用いて「真皮」をターゲットにして熱を入れていきます。
高周波のように真皮や脂肪組織などに走る「線維組織」に熱を入れていくものもありますし、HIFU(ハイフ)であれば、虫眼鏡で光を集めるように集束させた超音波を利用し、狙うターゲットは「SMAS」と呼ばれる筋膜部分です。
ただ熱を入れればよいというわけではなく、皮膚表面を保護しながら皮膚の奥に適切に熱を入れていかなければ痛みが強かったり、極端な場合ではヤケドを起こしてしまうため、最新の機器では冷却装置や振動で痛みを減らしたり、急に加熱するのではなく、ゆっくりと温度を上げていくといった工夫もされています。
おすすめのリフトアップ(3)ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入なんて昔からある、と思われるかもしれません。
かつては、しわやたるみによってできた“溝”を埋めるようにヒアルロン酸を注入するやり方がありましたが、最新の注入法はヒアルロン酸を顔の要所要所にあるたるんだ靭帯を支えるように入れる方法です。
「ヒアルロン酸リフト」とも呼ばれ、もちろん従来あったように、しわやたるみの“溝”を埋めるやり方も使われますが、適切な部位・層に入れることで、少量でもリフトアップの効果が見込めます。
また、加齢に伴い萎縮してしまった組織を補うように注入することで、重心が上がってリフトアップや小顔に見せる効果があります。
最新!コンビネーション治療
これまで述べてきた治療はひとつずつでも効果があります。
しかし、たるみというものが、ひとつの要因で起こるわけではないというのが、現在の考え方です。
皮膚がたるむだけでなく、筋膜や靭帯もたるみ、脂肪や骨が委縮して減ってくる・・・
つまり、ひとつの原因に対処するだけでは十分ではなく、これまで述べてきたような治療をいくつも行うことで複合的に効果を出していこうというのがコンビネーション治療です。
下がってしまった脂肪の位置をおおまかにスレッドリフトで上げ、ヒアルロン酸で靭帯を支え、緩んだ筋膜をHIFUで引き締め、レーザーや高周波で皮膚のハリをだし、へこんだ部分にヒアルロン酸を入れて補うなど、大掛かりなリフトアップ手術をすることなく、トータルでリフトアップする治療が良いとされています。
すべてはできなくても焦らず自分に合う治療から少しずつ始められることををおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は、おすすめのリフトアップ治療3選と最新の治療法について解説してまいりました。
「リフトアップのためにはメスを入れなければいけない」というのは、はるか昔の話。
現在はさまざまなテクノロジーが発達したおかげで、非常に気軽にリフトアップすることが可能となりました。
鏡を見るたびにエイジングの影に悩まされていた方は、これを機に思い切ってクリニックへ相談してみてはいかがでしょうか?
監修医師プロフィール
逗子メディスタイルクリニック
院長 徳永 理恵
[経歴]
国立東京医科歯科大学医学部を卒業後、同大学形成外科所属。
横須賀市立市民病院では美容レーザー外来の立ち上げを行う。
都内美容皮膚科勤務を経て、『医療の力でQOLを上げる』をコンセプトに、2010年逗子メディスタイルクリニックを歯科医の夫と開院。
自然・健康・美容のまち”逗子葉山”で、生活の一部としての美容医療を啓蒙している。
3人男子の育児にも奮闘中。
[所属学会]
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
[クリニック]