大人には大人のニキビケア。正しい洗顔をおさらいしましょ。
睡眠が足りなかったり、食生活が乱れたり、ホルモンが崩れるお年頃を迎えたりと、大人女性もニキビに悩まされることってありますよね。中には思春期ニキビにはあまり悩むことはなかったのに、大人になってからの方がニキビの治りが遅くて困っているという方も。鏡を見るたびユウウツになるけど、忙しい毎日だからといって洗顔もルーティーンでささっと済ませていませんか？
潰したり、隠したりはもうやめて！ 今回は、大人ニキビが出来てしまった場所から原因を探り、症状に合った洗顔料の選び方、そして改めて正しい洗顔の手順をおさらいしていきましょう。
INDEX
その大人ニキビ、何が原因？
思春期ニキビは、おでこや鼻周りのTゾーンにできやすいもの。成長期に男性ホルモンの分泌が一時的に増えて、皮脂が過剰に出てしまうことが原因といわれています。
そして、大人になってできるニキビの心当たりといえば、ストレスを感じたり、油脂たっぷりのジャンクフードを食べたりすると出てくるイメージがありますよね。それだけではなく、ニキビができた場所によって考えられる原因も違います。また、毎日のクセが気づかないうちに根強いニキビを作ってしまっていることも。では、大人ニキビの原因について見ていきましょう。
あごや口元のニキビは、ストレスかも
大人ニキビが最もできやすい部位です。アラフォー世代はホルモンバランスが崩れがち。過労やストレス、睡眠不足、偏った食生活などが重なると肌の再生力が落ちてしまうとともに、皮脂の量が増えて男性ホルモンの影響を受けやすいあごや口周りなどのUゾーンにニキビができやすくなります。バランスの良い食事やたっぷりの睡眠、充分にリラックスしてストレスをやわらげることなどがUゾーンのニキビケアの基本といえます。
ほおのニキビは、寝具を清潔にして
ニキビは体の中からのものだけでなく、外からの雑菌の刺激が原因になることも。ほおは手で触りがちですし、寝具や枕がよく触れる場所。普段から手で触りすぎず、シーツや枕カバーを取り換えるなど清潔さをキープしてください。
おでこやこめかみのニキビは、すすぎ残しを改めて
おでこやこめかみには大人ニキビが出にくいところですが、前髪の毛先が当たったりシャンプーや洗顔料のすすぎ残しが原因になってしまうことも。家の中だけでも前髪を上げておでこを出したり、意識的に生え際のすすぎ残しに気をつけるようにしてください。
洗顔のしすぎ、しなさすぎも要注意
大人ニキビが気になる人ほど、洗浄力の強い洗顔料で洗いすぎている場合があります。洗いすぎは肌への刺激や乾燥につながるので、さらに皮脂が分泌されて新しいニキビを作ってしまうことも。洗顔は朝晩2回で充分です。朝イチの洗顔は、季節や肌の状態にもよりますが洗顔料を使わずぬるま湯で寝具のホコリを洗い流す程度にしたほうがいい場合もあります。
また、洗いすぎで角質を取りすぎたり、丁寧な洗顔ができていないことで角質が溜まってしまうことも、バリア機能を弱めてしまいます。バリア機能が弱まると肌が敏感になり、ストレスや少しの刺激でも耐性が落ちるのでさらなる肌荒れを引き起こしてしまいます。
大人ニキビを根本からケアするには、生活習慣を整えることと洗顔が重要なんですね。
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