【医師監修】人には言えない女性のおしりの悩み、どうしてる？美尻になるためのケア方法もご紹介

いざ痔だと気がついたところで何からどう始めたら良いか分かりませんよね。

筆者もそうでした…。そして今もまだ共存しています。

筆者も今後ケアするつもりですが、皆さんもそのままにせず自分の状況に合わせた痔のケアを行っていきましょうね。

（１）いぼ痔の治療法

進行度によって、薬で治せるか病院に行くべきかが異なります。

① 内痔核Ⅰ度   …いぼ痔が肛門の中にあり、痔核の脱出なし  ➡︎軽度。市販薬で改善可能。

② 内痔核 Ⅱ度    …排便時に痔核が脱出するものの、自然に元に戻る ➡︎少し進んで入るが市販薬で改善可能。

③ 内痔核 Ⅲ度   …排便時に痔核が脱出し、指で戻さないと元に戻らない ➡︎症状の進行がみられるので医療機関へ。

④ 内痔核 Ⅳ度   …指で戻しても痔核が元に戻らない  ➡︎重度のいぼ痔。早急に医療機関へ。

⑤ 外痔核   …いぼ痔が肛門の外側にできている  ➡︎市販薬で改善が見込めない場合は医療機関へ。

自分のいぼ痔がどこまで進行しているのか、お風呂に入ったときなどに確認してみて、薬でセルフケアが可能であるようならば薬局でまずは薬を手に入れましょう。

もし、病院に掛かる必要があるまで進行してしまっているようでしたら、肛門科のある病院へ勇気を出して行ってみましょう。

女性の肛門科専門医の病院も増えているので、もし躊躇いがあるようでしたらそういった病院を選ぶと良いでしょう。

（２）切れ痔の治療法

切れ痔になってしまったときは、まずはおしりを清潔に保ち、炎症が起きないような綺麗な肌を保つように心がけることです。

長時間座ることを避け、円座クッションを使うなどおしりを圧迫しない工夫をしましょう。

そして、便秘を繰り返してしまうことが、切れ痔の症状を悪化させてしまう最たる原因であるので、便秘を引き起こしてしまうような行動を避けることです。

まずは冷え対策、そして食物繊維を多くふくむ食べ物を意識して摂取する、良質の油、水分を十分に摂取する、便秘に効果的なストレッチをする、朝食を食べる、などとにかく便秘にならないことを心掛けましょう。

市販の塗り薬も効果的です。

単純性裂肛の場合は自然治癒も可能ですが、何度も同じところが裂け、その裂け目が深くなってしまうことにより炎症が起こってしまうという、慢性腫瘍性裂肛に移行してしまうと自然治癒は困難です。

初期段階での症状改善に努めましょう。

（３）あな痔の治療法

基本的にあな痔の場合は自然治癒は難しいので、治療のためには医療機関での手術が必要になります。

手術にはいくつかの方法があるので、まずは医師に相談し、手術による完治を目指しましょう。

どんなに魅力的な人だったとしてもおしりがブツブツなのを知ってしまうと魅力も半減ですよね。

特に普段人の目に触れない部分だからこそ、綺麗を保っている人は素敵ですよね。

それでは以下の通り、憧れの綺麗なおしりになるための毎日のケア方法をご紹介します。

（１）洗浄、泡もしっかり流すこと

毎日汗や老廃物で汚れた身体をしっかりと洗うこと。

あまり摩擦が強いと肌が荒れてブツブツができやすくなってしまうので、あくまでもやさしく、そしてついた泡が残ってしまうとそこから匂いやブツブツの原因になってしまうこともあるので、流し残しのないようにしっかりと洗い流すようにしましょう。

（２）マッサージ

おしり付近のマッサージを行い、血行を促進することで、新陳代謝が活発になりおしりのブツブツ解消に繋がります。

こちらは湿疹部分にはなるべく触れないように、周りの皮膚のマッサージを行うようにしましょう。

（３）保湿

皮膚の乾燥は肌のバリア機能の低下をもたらし、肌のブツブツを含む様々なトラブルの原因となりますので、とにもかくにも保湿です！

どの部位も乾燥肌にならないように心掛けましょう。

（４）締め付けのゆるい下着を選ぶ

ブツブツができてしまってからも締め付けがきつい下着を着用していると、ブツブツに更に摩擦や圧力が加わり悪化してしまいます。

柔らかく肌に優しい自然素材の下着を着用し、また締め付けもゆるいものを選ぶと良いでしょう。

衣服もスキニーパンツなどは避けて、柔らかい素材のスカートや、ゆったりしたワイドパンツなどがおススメです。

赤ちゃんのおしり、CMなどで見るたびに羨ましくてしょうがないのですが、あんな風にはなれないとはわかりつつ、少しでも近づきたいですよね。

上向の美尻を手に入れるための方法はこちらです。

（１）歩き方改善！

今からでもできる美尻への近道ですね。

しっかりと踵から着地して地面を蹴り上げることで、おしりの筋肉を動かしましょう。

外国人の方々が年を重ねても美尻の人が多いのは、歩き方が根本的に違うからと言われています。

前述の通り着物文化の名残がある日本人はすり足で歩いてしまいがちですが、そこを外国人のようにかっこよくウォーキングできるように心掛けましょう！

（２）乾燥対策

乾燥は全ての肌トラブルの元です！

赤ちゃん肌を目指すにはまず乾燥対策が必須です。

年々衰えていく肌のバリア機能を補うために、特にお風呂上がりの十分な保湿を習慣にできると良いですね。

（３）美尻エクササイズ

本格的におしりを鍛えたくなったら、エクササイズをしてみましょう！

なかでも簡単にできるのが「おしり歩き」です。

長座の状態で右手足、左手足、を交互に動かし少しずつ前進、後進を繰り返します。

最初は前後10回ずつから、少しずつ無理なく回数を増やしていくと良いでしょう。

この運動は便秘にも効果的とされているので、美尻、便秘解消、美肌、痔の予防…などなど一石四鳥いやそれ以上の効果が狙えるエクササイズで、おすすめです！

（４）美容外科治療

いろいろ試したがどうしても満足できない場合に美容外科的治療があります。

その中でも簡単な治療方法はヒアルロン酸注入です。

片側に100～300㏄注入することで、手っ取り早く美しい張りのあるヒップが手に入ります。

ヒアルロン酸は吸収されるからちょっとな・・・と思う方には、自分の脂肪を吸引し、得られた脂肪をお尻に注入する脂肪注入術という方法もあります。

この方法は、自分の組織移植なので一旦生着した脂肪は一生そのままその部分のボリュームに寄与してくれます。