【医師監修】美容整形の残念な失敗例とは?!整形で後悔しないための予防策とは
不細工だった主人公が、整形して生まれ変わって、素敵な王子様と結婚・・・!
最近は美容整形を題材にしたドラマや映画も増えてきましたね。
「私も整形して、バラ色の人生を歩みたい・・・!」
そんなシンデレラストーリーを夢見ている女性も少なくないのではないでしょうか?
しかし、美容整形は良いことばかりではありません。
整形を受ける人が増加しているのと同時に、失敗している人が増えているのも事実です。
後悔してもしきれない、「整形失敗」。
そこで本日は、美容外科クリニック院長監修のもと、美容整形でありがちな失敗例にフォーカスし、より知識を深めていければと思っております。
より身近になってきた美容整形
約10~20年ほど前までは、美容整形というと「悪」ととらえられることが多かったかもしれませんね。
美容整形に対して「親からもらった大事な体に傷をつけるなんて!」という批判が多かったように思います。
しかしここ最近、整形に対して徐々にパラダイムシフトが起こってきています。
費用が安くなったことにより、美容整形がより身近なものに。
昔は整形に対する後ろめたさが強かったため、整形したことを隠す人がほとんどでしたが、最近はかなりオープンになってきました。
SNSなどで美容整形したことを告白している芸能人、モデル、女優、YouTuberなどを多く見かけますよね。
美容整形に対する罪の意識はかなり薄くなってきて、「親からもらった大事な体だからこそ、キレイに整えるべき」という考え方もされるようになってきました。
それほど、整形に対する心理的な壁が薄くなってきたのです。
良いことばかりじゃない!美容整形のデメリットとは?
「美容整形をすれば、モデルさんのように美人になって、男性にモテモテになっちゃうかも!そしていつか素敵な王子様と結婚・・・!」
美容整形について考えると、やっぱり夢が膨らんでしまいますよね。
しかし、美容整形は魔法ではありません。
顔にメスを入れるということは、それなりのデメリットが伴います。
では、どのようなデメリットが考えられるのでしょうか?
デメリット(1)整形したからといって美人になれるわけではない
まず、これだけは忘れてはいけないのが、
「整形をしたからといって、美人になれるわけではない」ということ。
美人というのは、絶妙なバランスによってできています。
「目を大きくすれば美人になれる」「鼻を高くすれば美人になれる」といったシンプルなものではないのです。
「女優さんと同じようなパッチリとした二重にしたのに、どうもしっくりこない・・・」という場合は、あなたの顔にその目が似合っていない可能性があります。
つまり、本当にキレイになりたければ、顔全体のバランスを考えて、どういった形にするのがベストなのか、よーく考える必要があるということです。
安易に女優さんやモデルさんと同じような形にしてしまうことで、全体のバランスが崩れてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
デメリット(2)満足のいく仕上がりにならないこともある
言葉で自分のイメージを伝えるのは、とっても難しいもの。
もし仮に「私はこんな形の鼻にしたい!」という理想像がハッキリしていたとしても、それを医師に的確に伝えることができなければ、思ったような仕上がりにならないこともあります。
たとえ先生から見たら完璧だったとしても、自分から見たらイマイチ・・・ということだってあり得ます。
また、もし仮に言葉で的確に伝えられたとしても、完璧にあなたの望むような形になるとは限りません。
やはり美容整形は魔法ではないので、技術的にも完全に思い通りにすることは難しいのです。
デメリット(3)流行の顔は移ろいやすい
意外と忘れがちなのが、「顔」というものには流行があり、美の基準も国や時代によって移り変わるということ。
そのため、もし整形で成功して美しい顔を手に入れたとしても、しばらく年月が経つと「イマイチ」と思われてしまう可能性だってあるわけです。
分かりやすい例でいうと、「目」。
ひと昔前までは、二重幅が広く、欧米の人形のようにパッチリとした目が流行でした。
しかし、近年はナチュラルな顔が好まれる傾向が強くなってきており、以前ほどのデカ目は流行らなくなってきています。
どちらかというと、二重幅が広すぎない、自然な目が流行しているように思われます。
他にも、「アヒル口」「涙袋」「八重歯」などなど、日本には独自の流行がありますが、これらだって欧米圏の美意識からすると異質に思われることもあります。
たとえば、「涙袋」はクマ・目の下のたるみと混合されがちで、「老け顔」の象徴とされていますし、「八重歯」に関しては、ヴァンパイアや魔女などを連想させるため敬遠されます。
このように、国や地域によっても美意識というのは大きく異なるのです。
日本においても、涙袋や八重歯がいつまで流行するのかは分かりません。
いつかは廃れてしまう可能性もあります。
美容整形をする際は、「美の基準というものは絶対的なものではなく、移り変わるものだ」ということを頭の片隅に入れておきましょう。
デメリット(4)失敗することもある
「思った仕上がりと違う」「なんだかしっくりこない」というレベルではなく、がっつり失敗してしまう可能性だってあり得ます。
顔を変化させるということは、それなりのリスクが伴う行為。
「鼻がはれ上がってしまった」
「左右非対称になってしまった」
「人相が変わってしまった」
など、思わぬ失敗に見舞われてしまうことだってあります。
もし仮に医師側に落ち度はなく、完璧な手術を行ってもらったとしても、顔に異物をいれることで体質によっては拒絶反応が起こってしまう可能性もあるのです。
完全に防ぐことは難しいですが、まず「信頼できる医師に依頼する」ことが何よりも重要です。
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