肝斑に悩む女性必見!リバースピールの特徴や種類、副作用を解説

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肝斑に悩む女性必見!リバースピールの特徴や種類、副作用を解説

目の下あたりに左右対称にできる肝斑(かんぱん)。もやもやとした茶色ぽい色ムラを隠そうと、メイクに時間がかかってしまうという方も多いです。肝斑は30〜40歳代女性に発症することが多く、主な原因は女性ホルモンの乱れです。

肝斑を治療する方法はさまざまですが、とくに有効だといわれているのがリバースピールです。この記事では、肝斑に効果があるリバースピールについて詳しく紹介していきます。肝斑に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

リバースピールとは?

リバースピールとは?

リバーズピールとは、肝斑に特化したピーリング治療のことです。肝斑は通常のシミと違って、肌の奥深くにまでメラニン色素が沈着してしまった状態を指します。そのため、肝斑を治療するためには、肌の深層部の色素沈着を改善する必要があります。

従来のケミカルピーリングは、不要な角質を除去し、肌の表面をなめらかにすることを目的とした治療法です。ニキビや小さいシミ、小ジワなどの症状に有効ですが、肝斑のような紫外線や女性ホルモンで悪化する症状に対しては、効果が期待できませんでした。

一方、リバースピールは3種類の薬剤を使用して肌の表面から深層部まで浸透させることで、肝斑や慢性的な色素沈着に対して高い効果を発揮するといわれています。

リバースピールの特徴

リバースピールの特徴

肝斑や色素沈着を治療するのは難しく、レーザー治療では逆効果になることもありました。しかし、リバースピールは一般的なピーリング剤よりも深い層まで浸透するため、色素沈着の改善に有効とされています。

この治療法では、真皮層に届く「RsP1」と、表皮深層に届く「RsP2」、表皮浅層に届く「RsP3」の3種類の薬剤が使われており、それぞれの薬剤は層ごとに異なる効果を発揮します。リバースピールは、肝斑以外の色素沈着やニキビ跡、くすみ、毛穴の開きなどにも効果が期待できます。

リバースピールは以下のような悩みを持っている方に向いているといえるでしょう。

 

・気になる肝斑や色素沈着を改善したい

・お肌のハリ、ツヤ、弾力を取り戻したい

・肌質全体を整え、美しいお肌にしたい

・毛穴の開きやニキビ跡が気になる

・顔全体のくすみを治療して明るい印象にしたい

どれぐらいの頻度で行うの?

リバースピールは2週間から1か月に1回のペースで行うのが一般的。人によって差はありますが、早い方であれば1回の施術でも効果を実感します。

しかし、肌のターンオーバーを促し、肝斑や慢性的な色素沈着を改善するとなると、ある程度の回数が必要なパターンがほとんどです。多くの方は3回目以降の施術で肝斑や色素沈着が薄くなり、範囲が小さくなったと感じるようです。

痛みやダウンタイムはある?

リバースピールを受けるうえで気になるのが、施術中の痛みやダウンタイムですよね。施術に対して恐怖心があり、なかなか受ける決断ができないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

リバースピールの施術は肌の状態を見ながら進められますが、薬剤を塗布した後に焼けるような痛みやピリピリ感が生じることもあります。

 

しかし、中和剤を使用することで落ち着くので、我慢できないような痛みになることはほとんどありません。肌がチクチク、ピリピリするような違和感を覚えた場合は、すぐに施術者に相談しましょう。

また、リバースピールはダウンタイムがほとんどない施術とされていますが、薄皮が剥けてしまうという方もいるようです。皮が剥けてしまった場合は無理に取り除こうとせず、乳液やクリームなどでしっかりと保湿をしましょう。

施術後に赤みが出る方もいますが、基本的には冷やすことで落ち着きます。施術直後からメイクができるので、大切な予定の前に受けても問題ないでしょう。

施術後の注意点や副作用

施術後は肌がデリケートな状態。施術後のケアが不十分だと、肌トラブルを引き起こす可能性があります。とくに紫外線によるダメージを受けやすい状態なので、日焼け止めや日傘を使って、しっかりと紫外線対策をしましょう。

また、乾燥することもあるので、乳液やクリームといった保湿剤を使って丁寧にスキンケアを行うことが大切です。さらに赤みやかぶれといった副作用のリスクもあるため、施術後に肌トラブルが起こった場合はすぐに専門家に相談しましょう。

リバースピールを受けられない可能性がある方

肝斑の改善に有効なリバースピールですが、体調や肌の状態によって施術できないと判断される場合があります。リバースピールを試してみたいと考えている方は、あてはまるポイントがないか確認してみましょう。

 

・日焼けをしている方

・妊娠中、授乳中の方

・糖尿病や心臓疾患、脳疾患、悪性腫瘍がある方

・光過敏症の方

・アトピー性皮膚炎がある方

・脂漏性皮膚炎症を起こしている方

・皮疹またはヘルペスのある方

・化粧品などでアレルギーをお持ちの方

 

その他の疾患を持っている方も治療を受けられない可能性があるので、カウンセリングの際に医師に相談してみましょう。

まとめ

リバースピールは、肌表面の角質層を取り除く治療法のこと。3種類の薬剤を使用しており、肝斑や色素沈着の改善のほか、肌質改善やくすみ軽減の効果が期待できます。ダウンタイムが少なく、施術直後からメイクができるのも魅力です。肝斑が気になる方は、一度カウンセリングを受けてみるといいでしょう。

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