【医師監修】本当に美容整形で小顔になる?美容整形のメリットとデメリットをわかりやすくご紹介!
もっと目がぱっちりしていたらいいのに…
もっと鼻が高かったらいいのに…
そんな風に自分の顔に不満を持ったことはありませんか?
近ごろテレビで美容整形を公表する芸能人がいたり、高校生でも目を二重にしたり、美容整形も身近な存在になりつつありますね。
みなさんも自分の顔のこの部分を変えてみたいと考えたとはありますか?
それもそのはず、実は世界で3位の美容整形大国である日本。
目元やリフトアップなどのプチ整形を経験している人も周りにいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今日は、質の高い美容医療を提供する美容外科医監修のもと、美容整形のメリットやデメリット、整形依存症に至るまで細かく解説していきます。
美容整形をネットで検索
美容整形とネットで検索すると、上位に表示されるのは「メリット」「デメリット」、そして「失敗」です。
これから一生付き合っていかなくてはならない自分の顔の失敗など許されるものではありません。
綺麗になれる、というメリット以上のデメリットがあっては意味がありません。
今回は、美容整形にはどのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介いたします。
美容整形で理想の顔を追い求める
綺麗な顔、整った顔、可愛い顔には、目が大きい、鼻筋が通っている、透明感のある肌、小さな顔、などなどのある程度の定義などはありますが、個人の嗜好によっても異なります。
さらにもちろん国によっても、時代によっても異なります。
自分の思う美しいが世間の美しいと違う場合も、流行りではなくなる場合もあります。
現代では止まらない韓国ブームのため、目を平行な二重にしたり、顎を三角形にしたり、鼻筋を通し、小鼻を小さくしたりする方も多いようです。
美容整形した人たちがある程度似た顔に見えるのはこのためです。
日本人の顔のサイズの平均
美しい顔になるために欠かせないのは、整ったパーツと、輪郭です。
整ったパーツは、メイクでいくらでも補正することができますが、輪郭だけはどうしても変えられず、悩んでいる方も多いでしょう。
では、そもそもどのサイズから「顔が大きい」と言われてしまうのでしょうか。
日本人女性の顔の大きさの平均は、縦21.80cm、横15.33cm、男性は縦23.19cm、横16.08cmとされています。
ちなみに、縦は「頭の頂点からアゴ先までの直線距離」横は「左右の耳の始まりの直線距離」で測ることができます。
いかがだったでしょうか?
みなさんの顔のサイズは大きめだったでしょうか。小さめだったでしょうか。
もし平均より大きかったとしてもご安心ください。
大きく見えてしまう原因を解決できるかもしれません。
顔が大きく見える原因
まず、顔のサイズに1番影響するのは、生まれ持った頭の骨格の大きさです。
生まれた時はみんな同じサイズの骨格だった、と言われることもありますが、成長していく上で、普段の姿勢だったり、噛み合わせだったり、眠る時の向きであったり、さまざまな要因から骨格は歪んでしまうのです。
次に、モノを噛む際に活躍する「咬筋」の発達によってエラが張り、顔が大きく見える場合です。
もともと顔の骨格は三角形でも、エラによって、ベース型になってしまうこともあります。
そのほかの原因として、肥満のために顔へ脂肪が付いてしまっている、塩分や酸化した油分の過剰摂取によるむくみ、などが挙げられます。
むくみや脂肪による顔の大きさは努力で変えられますが、生まれ持った骨格による顔のサイズを変えたい場合には、やはり美容整形を選ぶ方が多いでしょう。
小顔になるために輪郭形成
まず小顔ローラーを試してみたり、エステや小顔矯正に通ったりして思ったような効果が出ず、美容整形をする人が多いようです。
自分の力では変えることのできない骨格を小さくするには、「輪郭形成」が必要になります。
例えば、「骨切り・骨削り」といって頬や顎、エラの骨を切除したり、削ったり、おでこや顎にプロテーゼを入れてEラインを美しく見せたり、無駄な部分を無くし、必要な部分を形成します。
美容整形のメリットとデメリット
頬や顎、エラの骨の切除や削ることは美容整形の中でも全身麻酔が必要な大きな手術になるため、その分確実に変化が得られます。
そして半永久的に美しい輪郭を保つことができます。
反対にデメリットとして、大きく2つ挙げられます。
まず1つ目は、費用が決して安くないということです。
クリニックによって費用は様々ですが、具体的にいうとエラを削るので100万、咬筋の一部削除で50万など、生活に余裕がないと整形はできません。
そして2つ目に、顔全体の構造に手を加えているため、強い痛みや、腫れが続くことです。(痛み止めの薬などの処方もあります)
痛みや腫れが引くまで、外に気軽に出かけられない、思うようにご飯が食べられない、など生活に支障をきたします。
また完成形の問題点でいうと、顔を小顔にすれば、必ずしも美人になれる保証もありません。
人間の顔は本来左右非対称なので、エラを削ることによって左右のバランスが崩れることも、顔全体が美しいとはいえないこともあります。
よって、手術をする医師の的確な判断力と高度な技術力が求められます。