【医師監修】美白から疲労回復まで?!韓国などでも話題の『白玉点滴/白玉注射』の効果・値段・副作用まとめ
白玉点滴の副作用は?
このようにさまざまな素晴らしい効果をかねそろえた白玉点滴ですが、気になるのは「副作用」ですよね。
白玉点滴を受ける前に、考えられる副作用をよく確認しておきましょう。
多くの方は目立った副作用は感じないかもしれませんが、
・発疹
・吐き気
・食欲不振
などの症状が現れる可能性がありますが、頻度は非常に少ないです。
ごくまれにアナフィラキシーショックが起こる可能性もあるため、点滴を受ける際は医師とよく相談したうえで行いましょう。
また、メラニン色素を抑制することで美白効果が得られるため、理論上「白髪が増える」という可能性もあります。
しかし、実際に白髪が増えたという患者さんはほとんどいないようです。
白玉注射と白玉点滴の違いは?
また、「白玉注射」と「白玉点滴」の違いが気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
両者とも「グルタチオンを血管から取り入れる」ということに変わりはありませんが、異なるのはその「量」。
注射の場合、1本の注射をして終わりなので、約5分程度で完了します。
一方、点滴の場合は時間をかけてじっくりと血管内にグルタチオンを点滴するため、約20~30分程度かかります。
忙しくて時間が無い方は「注射」を、持続性や効果を重視する方は「点滴」を選ぶと良いかもしれません。
▼注射と点滴の違い
注射:血管から3~5分で注入しますので早く終わりますし、お値段もお手ごろです。
点滴:血管から20分以上かけてゆっくり注入するので、注射に比べてたくさんの量が入れられます。ただその分お値段がかかります。
料金相場は?頻度は?どこで受けられる?
(1)料金相場
白玉注射(グルタチオン100~200mg程度)
2,000~3,000円
白玉点滴(グルタチオン600~1200mg程度)
6,000~10,000円くらいです。
(2)頻度
通う頻度としては、人によってバラバラですが、1週間~2週間に1回が目安です。
紫外線が多い時期には週1回つめて点滴に通う方が多いようです。
(3)受けられる場所
自由診療を行っているクリニック、主に美容外科や美容皮膚科のクリニックで受けることができます。
料金、自宅からの通いやすさなどを総合的に考えたうえで、どこで受けるか決めるとよいでしょう。
保険適応はありませんので、あらかじめ料金を確認してから受診するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は、「白玉点滴」「白玉注射」についてお話ししました。
白玉点滴・白玉注射は、白玉のようなつるつるの肌に導いてくれるだけでなく、健康効果も期待できるという画期的な美容治療です。
ワンランク上のビューティーを目指すため、まずは医療機関などで相談してみてはいかがでしょうか?
監修医師プロフィール
MiRAI MEDICAL CLINIC(ミライメディカルクリニック)
院長 熊澤 浩明 氏
[経歴]
1992年宮崎大学医学部卒。
25年間、消化器外科医として総合病院で勤務後、「MiRAI MEDICAL CLINIC」を開業。
内科・外科診療の他、特に病気予防に力を入れている。
健診や検査で異常がないのに、調子が悪い、慢性頭痛、倦怠感、疲れやすい、PMSなどの様々な不調・症状で悩む患者さんに対して血液検査による栄養学的な分析を行っている。
足りない栄養素を注射、点滴、サプリメントで補充する治療と食事指導を併用している。
患者の悩みに寄り添い、健康レベルを一段とアップできるアドバイス・治療法を提案する。
[保有資格・所属学会]
産業医
[クリニック]