水回りの大掃除のコツ!おすすめの洗剤と場所ごとの掃除方法を紹介
年末と言えば、大掃除!
今年溜まった汚れは、来年に持ち越さずに今年のうちにキレイにしてしまいましょう。
とはいえ、大掃除は予めポイントを押さえておかないと効率的に作業が進まず、必要以上に時間がかかってしまう可能性も・・・。
特に時間がかかるのが「水回り」です。
カビや水アカなどの汚れが発生しやすく、こびりついてしまっていることもあるので、なかなか一筋縄ではいかないことも。
ということで本日は、「水回り」に焦点を当て、大掃除のコツを大公開!
場所ごとの掃除方法や、おすすめの洗剤もご紹介していきます♡
「お風呂」の大掃除のコツ
水を使う場所は、他の場所と比べて汚れがち。
その最たるものが「お風呂」です。
お風呂は常に水で塗れているので、カビや水アカが発生しやすいのです。
特にカビは繁殖し始めるとどんどん広がっていくので、今年のうちに一層してしまいましょう。
浴槽・床・壁の掃除
まずは、お風呂用のスポンジを使って浴槽・床・壁を丁寧に洗っていきましょう。
この時に便利な洗剤が「リンレイ ウルトラハードクリーナ バス用」です。
こちらは、「水アカ」「湯アカ」「石けんカス」「青じみ」といったお風呂場のさまざまな汚れを強力分解してくれる、素敵すぎるアイテム。
洗う箇所に満遍なくスプレーし、スポンジでよく撫で洗いしましょう。
タイルや凹凸の隙間に汚れが入り込みやすい床などの場合、スポンジでは上手に汚れを掻き出すことができない可能性があるので、落ちない場合は手付きのお風呂掃除用ブラシを使ってゴシゴシと洗っていきましょう。
普段のお掃除が不十分だと汚れがこびりついている可能性もありますが、めげずに丁寧にこすり落としましょう。
蛇口まわりなど、溝に汚れが入り込んでいることもあります。
そういったときは、「リンレイ ウルトラハードクリーナ バス用」をスプレーしたあとに捨ててもいい歯ブラシでゴシゴシすると汚れを掻き出すことができますよ。
鏡の水アカ
鏡は水アカが目立ちがち。
「リンレイ ウルトラハードクリーナ バス用」でお掃除してもなかなかキレイにならない・・・という頑固な水アカにオススメなのが「激落ちくん クエン酸 泡スプレー」です。
水アカというのは、水道水にふくまれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル成分が固形化してうろこ状になったもの。
うろこ状の水アカ汚れはアルカリ性のため、反対の性質をもつ酸性の洗剤を使って中和することで、汚れが落としやすくなるのです。
まず「激落ちくん クエン酸 泡スプレー」を鏡全体にスプレーしたら、その上からキッチンペーパーを貼り付けます。(剥がれてくるようでしたら上からさらにスプレーしてください。)
キッチンペーパーの上からラップをかけ、1~2時間ほど放置します。
時間が経ったらキッチンペーパーをはがし、シャワーで洗い流してください。
このようにパックをすることで水アカが分解され、落ちやすくなるのです。
取れていない水アカがあった場合は、スポンジやまるめたラップなので軽くこすって落としてください。
カビと排水溝のぬめり
カビは、扉の四隅やパッキン部分などに発生しがち。
放置しておくと繁殖し、根もどんどん深くなって最終的に自分では落とせない汚れに変わってしまうため、発生したらできるだけ早く除去することが非常に重要です。
ここで活躍するのが、「カビキラーPRO 最強ジェル」。
名前の通りジェル状なので、壁にもぴたっと密着して、カビにも深く浸透してくれるんです。
カビの範囲が広い場合はジェルタイプでは足りないかもしれないので、スプレータイプのカビキラーがオススメです。
ただし、カビキラーシリーズを使う前には、注意点も。
カビキラーシリーズは「塩素系」の洗剤です。
塩素系の洗剤は人体に付くと刺激が強いので、ゴム手袋・マスク・ゴーグルなどをつけて徹底防備するのを忘れないようにしましょう。
また、もっと気を付けたいのは塩素系の洗剤と「酸性の洗剤」を混ぜること。
塩素系の洗剤と酸性の洗剤が混ざると、人体に有毒なガスが発生します。
重大な事故につながる可能性があるため、絶対に一緒には使わないでください。
鏡の水アカ掃除で「激落ちくん クエン酸泡スプレー」を使用した方は、これでもかというほど念入りに流したうえで、塩素系の洗剤を使うようにしてください。
可能なら、鏡の水アカ掃除とカビ掃除は別日に分けた方がより安全です。
さて、注意点が分かったところで、さっそくカビを掃除していきます。
扉の四隅など、カビが発生している箇所に「カビキラーPRO 最強ジェル」を十分に塗布していきます。
先っぽがノズルになっているので、塗布がしやすいのも嬉しいポイントです。
カビの範囲が広い場合は、スプレータイプのカビキラーをスプレーし、泡で覆うようにします。
そしてこの流れで、排水溝とパイプの掃除も一緒にしてしまいましょう。
排水溝のヌメリや臭いにも、塩素系の洗剤が効果てきめんなんです♡
おすすめは、「サニボン泡パワー」という洗剤。
名前のとおり、粘度の高い泡で出てくる塩素系の洗剤で、泡がとどまって排水溝やパイプをピカピカにしてくれるんです!
排水溝に溜まった髪の毛などの大きいゴミを取った後、このサニボン泡パワーを使い、排水溝めがけて泡をかけていきます。
十分に泡をかけることができたらOKです。
カビや排水溝にひととおり洗剤をかけたら、約30分ほど放置。
時間が経ったら、水で洗剤を流していきます(お湯は湯気にのって塩素が広がる可能性があるため使用しないでください)。
このとき、身体に洗剤がつかないように気を付けてくださいね。
また、こちらも塩素系のため酸性系の洗剤とは絶対に混ぜないように気を付けてください。
洗剤が残らないよう十分に洗い流したらOK。
カビや排水溝のヌメリがさっぱりと落ちているので、とっても気持ちがいいですよ。
これにて、お風呂掃除は完了です。
「洗面所」の大掃除のコツ
続いては、洗面所。
お風呂掃除のついでに洗面所の掃除もパパッと終わらせてしまいましょう。
洗面器の中
洗面器の中も、お風呂掃除で使用した「リンレイ ウルトラハードクリーナ バス用」で掃除することができます。
洗面器は陶器で出来ていることが多く、たわしなどを使って掃除すると傷ついてしまう可能性があるため、スポンジを使うようにしましょう。
ハンドソープなどの置いてあるものをどかし、リンレイ ウルトラハードクリーナ バス用を満遍なく噴射。
その後、スポンジでよくこするようにして汚れを落としていきましょう。
化粧品などのなかなか落ちない汚れに関しては、メラミンスポンジを併用することで綺麗に落とすことができますよ。
蛇口の周りや溝の部分には汚れが溜まりやすいので、使い捨ての歯ブラシを使用して掻き出すように掃除しましょう。
しっかりとこすることができたら、最後に全体的に水をかけて洗い流せば完了です。(水で洗い流せない部分は、雑巾などで洗剤をよく拭き取ってください)。
鏡の水垢
お風呂ほどではありませんが、洗面台も水を使用する頻度が高いため、鏡に水垢がこびりつきがちです。
大掃除の時は水垢も徹底的に掃除していきましょう。
基本的な方法は、お風呂のときと基本的には同じ。
「激落ちくん クエン酸 泡スプレー」を鏡全体にスプレーしたら、その上からキッチンペーパーを貼り付けます。(剥がれてくるようでしたら上からさらにスプレーしてください。)
キッチンペーパーの上からラップをかけ、1~2時間ほど放置します。
放置後は、お風呂のように水をかけて洗い流すのは難しいため、布で拭き取ります。
初めは濡れた布で洗剤をよく拭き取ったあと、乾いた布で拭き取りましょう。
この方法でこびりついた水垢も綺麗に落とすことができますよ。
排水溝のぬめり
最後は排水溝の中。
こちらも基本的にはお風呂と掃除方法は同じです。
「サニボン 泡パワー」は洗面所でも使用することができます。
排水溝に溜まった髪の毛などの大きいゴミを取った後、このサニボン泡パワーを使い、排水溝めがけて10回ほど泡をかけていきます。
排水溝にひととおり洗剤をかけたら、約30分ほど放置。
時間が経ったら、水でよく洗剤を流したら完了です。
洗面所の掃除方法は基本的にお風呂の掃除とあまり変わりないので、お風呂掃除のついでに洗面所も掃除してしまいましょう。
「トイレ」の大掃除のコツ
続いては、ついつい後回しにしたくなるトイレの大掃除。
トイレの汚れは時間が経つほど落ちにくくなってしまうため、今年のうちにリセットしておきましょう。
便器の中
まずは、いちばん手ごわい便器の中から掃除していきましょう。
便器の中の掃除に非常に役立つのが「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」。
ハンドルと、洗剤成分をしみ込ませた使い捨てブラシによって構成されていて、ブラシ部分はトイレットペッパーのように分解される素材でできているため、掃除後はそのままトイレに流すことができるんです!!
まずはこのトイレブラシで、便器内をすみずみまで綺麗にしていきましょう。
こびりついた汚れなどをひととおり綺麗に落としたら、ブラシを便器内に捨てて水を流しましょう。
普段からある程度お掃除をしている場合、これだけで便器内は9割がたキレイになります。
しかし、便器のふち裏などはブラシが届かず汚れが取り切れないこともあるので、最後にトイレハイターをかけて放置しておきましょう。
規定時間経ったら、トイレを流せば便器の中の掃除はおしまいです。
便器の表面・便座裏・床
便器の中がお掃除できたら、続いては便器の外。
ここで登場するのが、みなさんご存知「トイレクイックル」。
掃除後はそのまま流せるということで人気の商品です。
中でも「トイレクイックル ストロング」は“トイレクイックル史上最強の洗浄力”を謳っているだけあってよく汚れが落ちるので、大掃除にはぴったり。
便器の蓋・便座の上・便座の裏・便器の外側・床など、全体をくまなく拭き掃除していきましょう。
特に便座裏は尿ハネ汚れがつきやすく、時間が経つとカビが生えて落ちにくくなってしまうこともあるため、丁寧に落としてくださいね。
全体を綺麗に拭き取ることができたら、トイレクイックルをトイレに流して完了です。
キッチン
最後はキッチン。
油汚れなど、頑固な汚れがつきやすいキッチン。
普段のお掃除では取り切れない汚れを一気に落としていきましょう。
コンロ周り・壁
油汚れを良く落としてくれるのが、「激落ちくん セスキ 泡スプレー」。
アルカリの力で、頑固な油汚れもしっかりと落としてくれます。
コンロ周りやキッチンの壁、レンジフードの表面などに直接スプレーし、あとはふきんなどで拭き取るだけ。
使い方もシンプルで簡単です。
電子レンジの天面や側面もについた汚れも同じ方法で落とすことができますよ。
洗剤が残っていると白く跡になってしまうため、しっかりとふきんで拭き取ることがポイントです。
また、アルカリ性の洗剤のため、素手で触ると手肌に負担がかかってしまいます。
必ずゴム手袋をして使用するようにしてください。
五徳
気付いたらコゲがこびりついて落ちなくなってしまっている、五徳。
そんな五徳の頑固なコゲを落とすには、重曹を使います。
大き目の桶に重曹を大さじ4杯ほど入れて、そこに熱めのお湯を1ℓほど注ぎ入れます。
あとはそのまま漬け置きで放置しておくだけ。
重曹のアルカリの力でコゲや油汚れが落ちやすくなります。
放置後1時間ほどしたら、スポンジやたわしでこすってみてください。
こびりついた汚れがスルッと落ちます。
細かいところは、使い捨ての歯ブラシなどでこすり落としましょう。
コゲを放置したままコンロを使い続けるとどんどん汚れが硬くなり落ちにくくなるので、出来るだけ早い段階で落としてしまうことが大切です。
換気扇フード・ファン
つい掃除を怠ってしまいがちな換気扇フードやファンは、ギトギトの油汚れが溜まりがち。
大掃除の際にしっかりと落としておきましょう。
換気扇フードやファンを取り外したら、ここで使うのはまたもや「激落ちくん セスキ 泡スプレー」。
全体に泡をかけたら、使い捨ての歯ブラシでくまなくこすって油汚れを落としていきましょう。
全体的に油汚れが落ちたら、あとはスポンジでこすりながらお湯でよく流せば完了。
水が付いたままだとカビが生える原因になるため、よく拭いて元に戻しましょう。
排水溝のヌメリ
毎日食べ物などの汚れが流れていくキッチンの排水溝はとにかくヌメリが発生しがち。
お風呂や洗面所の時と同じく「サニボン 泡パワー」でキレイにしていきましょう。
排水溝に溜まった食べ物などの大きいゴミを取った後、サニボン泡パワーを排水溝めがけて10回ほど泡をかけていきます。
排水溝にひととおり洗剤をかけたら、約30分ほど放置。
時間が経ったら、水でよく洗剤を流したら完了です。
前述のとおり、絶対に酸性の洗剤とは併用しないようにしてくださいね。
これにて、キッチンの掃除も完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は、水回りの大掃除のコツをご紹介しました。
水回りの汚れは放置すればするほどこびりつき、手を付けるのが大変になっていきます。
今年の汚れは来年に持ち越さずにしっかり落として、すっきり爽やかな気持ちで新年を迎えましょうね。