「今更」じゃなくて「今こそ」!私の適職って何?
日々働いている中で、「私の適職って何だろう?」と思ったことはありませんか?
新しい自分になるために転職したい、人生のステージが変わり改めて職を探しなおしたい、そんな思いになるのは何歳になっても遅くありません。
人生の中で大きな時間を占める“仕事選び”で後悔しないためにも自分の適職について考えてみましょう。
今の仕事のいいところ、悪いところを考える。
適職を探したいということは、今現在の仕事に対して何かしら不満を持っているはずです。
そしてここまで続けてきたということはその仕事に誇りを持っている、好きなところがあるからなのではないでしょうか。
それらを振り返ることで自分の適職へのヒントが見つかるはずです。
良いところの例として、「同僚と仲がいい」、「人と関わる機会が多い」、「育休などの制度がしっかりしている」。
悪いところの例として、「通勤に時間がかかる」、「座っている時間が長い」、「毎日同じことの繰り返しである」などが挙げられます。
これらのことから自分は人と関わることが好きだということや、退屈な仕事が嫌でやりがいを感じたいなどといったことが分かります。
当たり前のことでも紙に書き出してみると、頭の中を整理することができたり自分が妥協してしまっていた点を再認識したりすることができます。
得意なことや好きなことを書き出す
自分の好きなことや趣味、得意分野などを改めて振り返ることも適職を見つけるうえで大切です。
思いつく限り紙に書き出してみましょう。
例えば、「ダンス」、「手芸や料理」、「0から1を生み出すことより1を100にすることが得意」など。
こうして書き出すことで、「好きだけどどこかで無理だと思って諦めてきた」、「この趣味はもしかしたら仕事に変えられるかもしれない」、「今の仕事よりも自分の力を活かせる場所があるはず」などということを認識することができます。
これはとてもいい材料になるのでたくさん出せると良いですね。
書き出すときに大切なことは、自分に嘘をつかないこと、書いても無駄だと思わないことです。
思いついたことを頭の中で考えて書くのをやめてしまっては意味がないので、思いつくままにペンを走らせてみてください。
思わぬ発見があるかもしれません。
過去を振り返る
過去の経歴を振り返り、自分がこれまでしてきた人生における選択と、その理由について考えることで自分のしたかったことや考え方を振り返ることができます。
次の例を参考にしてみてください。
過去の選択を深堀する
・中学生の時はバレー部に入部した
なぜ?→小学生からの友達がみんなバレー部に入るから
なぜ?→友達が一緒ということが大切、1人で新しい環境に飛び込むのが苦手
・高校はそのまま大学に行ける付属校を選んだ
なぜ?→大学でも受験勉強するのが嫌だったから
なぜ?→努力はなるべく最小限に抑えたい、つらいことは少ないほうが良い
などです。
出てきた答えについても更に「なぜ?」と深堀りしていくことで自分の考え方や本質が分かってきます。
ぜひ、もう答えが出てこなくなるくらいまで自分自身を問い詰めてみてください。
これは仕事を探すにあたってとても重要なことです。
新しいことにチャレンジする
今まで挑戦したことがないことに挑戦することで新たな自分を発見するきっかけになります。
自分にできるかどうかなどと考えるよりも先に、まずは新しいことに挑戦してみましょう。
気になる資格を取ってみる
よく本を買うと一緒についてくる資格のチラシ。
普段ならば捨ててしまうようなものにも気をかけてみて、ぜひ一度目を通すようにしてみてください。
チラシだけでなくネットでも情報を見ることができます。
ネットでは心理テストなどで出されたおすすめの資格から選ぶこともできますが、まずは一覧を見て気になるものを直感で選んでみてください。
全体から探すことが大切で、今まで聞いたこともなかった資格を見ることができて新しい発見をしやすいです。
新しいことに挑戦するときは資格に限らず、たくさん選択肢がある中から選ぶことを心がけてみてください。
行ったことのない場所へ行く
よく、自分探しの旅という言葉を耳にしますよね。
自分が見つかるかはあなた次第ですが、様々な効果があります。
周りの環境をガラッと変えることによって考え方が変わったり、心のモヤモヤが晴れたり。
特に意味もなく行ったことのない土地へ行ってぶらぶらするだけでオッケーです。
知らない土地での発見、そこでの人との出会い。
あえて地図に頼らないでみたり、目的を決めずに行ってみたり、自分なりにルールを決めてみるのも面白いかもしれません。
時間を忘れることができて、自分と向き合ういい機会になりますよ。