【歯科医監修】マスクを外しても魅力的!アラフォーこそ映える、歯列矯正で心と体のステップアップ

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矯正器具の種類

矯正器具の種類

アラフォーの矯正ともなると職場での目も気になりますし、なるべく目立たないものを選びたいのではないでしょうか。

 

日常生活への負担が少なく、滑舌にも関わってくる場合があるので、できるだけ違和感のない矯正器具を選びたいところ。

 

ここからは、アラフォーにピッタリな矯正器具をご紹介していきます。

審美ブラケット

矯正といえば、銀色の装置を歯の前面にびっしりと…というイメージがあるかもしれませんが、この審美ブラケットには目立たない素材が使われています。

 

”ブラケット”というのは歯にワイヤーを固定するための器具で、審美ブラケットではそのブラケットに透明なプラスチック素材白いセラミック素材を使用しています。

 

セラミックは汚れや着色が付きにくいので、美食好きなアラフォーには効果を発揮しそうです。

 

また、ワイヤー自体も目立たないよう白くコーティングされている器具もあるのでとにかく見た目が気になる!という方にはオススメな矯正器具です。

 

マウスピース矯正

自分で取り外し可能なのがこのマウスピース矯正。

 

理想的な歯並びになるための歯の動きをシュミレーションし、透明なマウスピースを段階的に換えていきます。

 

基本的に食事以外の時間は全て付けておきます。

仕事や大事な場面などどうしても外さなければならない時には取り外すことができます。

 

ブラケットに比べると、外して洗えるため器具に食べ残しが挟まったり磨き残しが増えたりする問題を防いでくれます。

 

また、歯並びによっては、ワイヤーやブラケットなどを併用するコンビネーション矯正が効果的。

 

そのため、マウスピース矯正を考える場合は、マウスピース矯正の他にも、ブラケット矯正など総合的な矯正治療を行なっている医師を探した方が安心です。

 

目に見える矯正器具を装着することが難しい人にとってはオススメですね。

 

裏側からの矯正

絶対に矯正器具を見せたくない!という人には裏側矯正はいかがでしょうか。

 

その名の通り、歯の裏側に歯並びに沿って矯正器具を装着する矯正なのですが、目立たない分、舌が矯正器具に当たり易いとも言われています。

 

舌が当たる事によって喋りにくくなって滑舌が悪く聞こえたり、口内炎に繋がったりする場合があります。

 

最近では、こうした違和感を改善するためにごく薄いブラケットを使った裏側矯正もあるそうですが、人前で喋る仕事をしている方や口内炎が出来やすい方はよく検討した方がいいかもしれません。

 

表側の矯正よりはむし歯になりにくいと言われています。

 

とにかく目立たせたくない!という方には、慣れれば最も良い矯正方法とも言えますね。

 

大人の歯列矯正の注意点

大人の歯列矯正の注意点

矯正には様々な効果がありますが、アラフォーならではのデメリットや注意点もあります。

 

矯正を始めてから後悔しないよう、先に懸念点を確認していきましょう。

歯や歯肉の状態が良くないとできない

前述した通り、歯列矯正は歯周病を防いでくれるのですが、すでに歯周病や虫歯を抱えている方はそれを先に治さなければなりません。

 

歯周病をそのままに矯正してしまうと、歯の周囲に負担がさらにかかってしまい歯を痛めてしまう場合があります。

 

まずは歯医者に行き、今の歯の健康状態をしっかり把握してから歯列矯正に踏み出すべきかどうかを考えましょう。

 

歯の根元に隙間ができる可能性がある

若い頃と違い、アラフォーは加齢や歯周病で歯茎が下がりがち。

 

矯正で歯並びがよくなると重なっていた部分がなくなり、逆に歯の根元の隙間が目立ってしまう場合もあります。

 

この歯の根元の隙間は、ダイレクトボンディングなどの治療法で埋めることができます。

 

基本的に自費治療になリますので、「歯茎が下がって歯の根元まで見えそう…」という方は、医師に相談しておくと良いでしょう。
 

矯正に時間がかかる

矯正治療の仕組みは、ワイヤーなどで力をかけた方向の骨が吸収される一方、反対側の骨が新たに形成され整う、というものです。

 

この形成には歯の周囲の組織の新陳代謝が関わっているのですが、この代謝は年齢を重ねれば重なるほど落ちていくと考えられています。

 

つまり、若い頃と比べるとアラフォーの歯列矯正には時間がかかる可能性があるという事です。

 

矯正できない訳ではありませんが、多少時間がかかってしまうということを念頭に置いておきましょう。
 

まとめ

まとめ

いかがでしたか?

 

歯列矯正には総合的な視点が必要です。

歯列を治すのと同時に、笑顔トレーニングなどで顔のバランスはより改善しますし、舌のトレーニングで話し方も綺麗になり、食生活も変わってくるでしょう。

 

アラフォーにこそ必要な歯列矯正ですが、若い頃と比べて注意点も多くなります。

まずは歯科医院に行き、自分の生活スタイルや今の歯の健康状態をしっかり確認してから医師と相談の上歯列矯正を決めてくださいね。

 

金銭面での条件や、器具の希望なども併せて事前に伝えた上で相談することが重要です。

 

人生100年時代と言われ、まだまだこれからのアラフォー世代。

歯列矯正で素敵な笑顔と、美味しく噛める歯列を手に入れて、心も体もステップアップしてみてはいかがでしょうか?

監修医師プロフィール

監修医師プロフィール

医療法人メディスタイル

理事長 徳永 淳二 氏

 

[経歴]

東京医科歯科大学及び大学院修了。

スウェーデン留学を経て、医療法人メディスタイル理事長。
逗子葉山の湘南において、歯科だけではなく、美容皮膚科や耳鼻科などのクリニックを展開し、全身的な美と健康を追求している。

 

[所属学会]
日本抗加齢医学会

日本矯正歯科学会

日本老年歯科医学会

日本摂食嚥下リハビリテーション学会 など


[クリニック]

公式HPはコチラから

 

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