おさえておきたい!2019秋冬のネイルトレンド
今やおしゃれには欠かせないネイル。
季節や時代によってさまざまな色やデザインのトレンドが生まれ、女性たちの指先を華やかに彩ります。
ネイルの中でも、特に「ジェルネイル」は爪をぷっくりと立体的に演出し、発色も美しいことから人気を集めています。
また、ペディキュアと違ってはがれにくく、持ちも良いので効率よくおしゃれを楽しむことができます。
そんなジェルネイルのデザインの幅は年々広がっており、ミラーネイルやシェルネイル、ユニコーンネイルなど様々です。
しかし、デザインが多すぎるが故に、迷ってしまう方も多いと聞きます。
そこで今回は、そんなジェルネイルの2019年秋冬のトレンドについて学び、この季節にぴったりのあなただけのネイルを見つけてみましょう!
INDEX
2019年秋冬のトレンド
ジェルネイルのトレンドを知るうえで抑えておきたいのが、各団体が発表する「トレンドカラー」です。
このトレンドカラーはネイルだけでなく、様々な分野に関係しているため、これからのファッションやメイク、ヘアカラーに合わせた旬のネイルを楽しむことができます。
それでは、3つのトレンドカラーについて詳しく見ていきましょう!
日本ネイリスト協会のトレンドカラーは…?
日本ネイリスト協会が発表した今年の秋冬のトレンドは「蜜柑(みかん)」です。
鮮やかなオレンジカラーは魔除けとしても使われ、収穫や豊かさを表すことから、幸運を招く色ともいわれています。
日本人にとって特別な色とされてきたパワーカラーで、人を引き付ける優しさのある色として選ばれました。
確かに、夏終わりごろからオレンジを意識したネイルをInstagramなどのSNSでも良く見かけうようになりました。
オレンジをベースとしたデザインはもちろんですが、アースカラーの中にオレンジを入れたり、オレンジとの対比や同系色とのグラデーションを楽しむデザインも多く見られました。
昨年から今年にかけて人気であるべっ甲細工や琥珀のようなデザインでも、オレンジならきれいに演出することができます。
指先から、明るく華やかになるオレンジはこれからの季節にもピッタリですね!
ここで、オレンジを取り入れたトレンドネイルについて見ていきましょう!
ビビットオレンジがアクセント(ハンド)
華やかな柄の中に、ビビットオレンジを入れることで全体のアクセントになります。
赤に近いオレンジだから、モノクロのデザインの差し色にもピッタリです。
大きな柄とオレンジを合わせて色を引き立たせる(フット)
大きな花柄のバックをオレンジすることで、お花のデザインも引き立てます。
また、オレンジヤブラウンと相性のよいゴールドを入れることで、ぐっとおしゃれな印象に導きます。
グラデーションオレンジでおしゃれ可愛いを作る(ハンド)
グラデーションを入れることで、淡い印象のオレンジになります。
他の色とも合わせやすいから、地味になりすぎないおしゃれでかわいいデザインに!
Pantone社のトレンドカラーは…?
続いて、色見本などで有名なPantone社がこの秋冬に取り入れたいトレンドカラーについて見ていきましょう!
Pantone社が発表した今年のトレンドカラーは「Living Coral(リビングコーラル)」です。
まるでサンゴのようなリビングコーラルは、「人生を肯定するコーラルの色合いは、柔らかめのエッジとともに活気を与える。」として今年のトレンドカラーに選ばれました。
エグゼクティブディレクター、パントン・カラー・インスティテュートのリアトリス・アイズマン(Leatrice Eiseman)は、「カラーは、私たちがそれを通して自然とデジタルのリアリティを体験する均等レンズです。消費者が、人間的交流や社会的つながりを強く望んでいるので、陽気なPantone Living Coralが見せる人間味があり元気を与える性質は、人の心の琴線に触れます。」と色の魅力を語っています。
Pantone社が発表するパントン・カラー・オブ・ザ・イヤーは、毎年ネイルやファッションだけでなく、エンターテインメントからいんてりあに及ぶまでさまざまな業界に影響を及ぼしています。
今年のリビングコーラルも実際に、コスメのパッケージや観光地のフォトスポットなどにも使われています。
それでは、オレンジよりもピンクっぽいかわいらしい印象を与えるリビングコーラルを取り入れたネイルについて見ていきましょう!
柄×コーラルは相性ばっちり!ハズレなし(ハンド)
柄のデザインの中にコーラルを取り入れるデザインで、コーラルカラーをもっと楽しむことができます。コーラルのワンカラ―の中に1本だけ柄も良し、柄の中に一本だけコーラルのワンカラーでも素敵です。
同系色とコーラルで統一感のあるポップなおしゃれ感(フット)
ピンクとコーラルという一見似ている色の組み合わせですが、同系色だからこそだせるおしゃれ感があります。地味になりがちなフットネイルもパッと華やかになること間違いなしです。
ピンクコーラルと花柄の組み合わせを楽しむ(ハンド・フット)
ピンクコーラルと取り入れることで、花柄を甘くなりすぎずに使うことができます。
明るく華やかなカラーでから、透明ベースのネイルデザイントン相性も◎です。
JAFCAのトレンドカラーは…?
最後に日本ンでカラーデザインに関する活動を多数行うJAFCAの発表したトレンドカラーについて見ていきましょう!
JAFCAは「覚醒、気づき」という意味を込めて、「Awakening Orange(アウェイクニングオレンジ)」を選びました。
元号が「平成」から「令和」に変わった今年、新しい時代に向かう私たちにぴったりな快活なオレンジです。
また、「覚醒、気づき」以外にも「コミュニケーション、寛容さ」、「スポーツ、健康」などの意味もあり、2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて積極的に取り入れていきたいカラーです。
これらのカラーを単色で使うのもいいですが…組み合わせを楽しむのが今季のトレンドです。
JAFCAはアソートカラーとして、以下の5色を挙げています。
・カームベージュ(Calm Beige)
・パンチパープル(Punch Purple)
・ハーツィ―ズ(心穏やかな)ピンク(Heartsease Pink)
・インスパイアブルー(Inspire Blue)
・コネクティンググリーン(Connecting Green)
これらの色と組み合わせることで、アウェイクニングオレンジの新たな一面を感じることができます。
それでは、この「アウェイクニングオレンジ」を使ったネイルデザインについて見ていきましょう!
ワンカラーでも存在感とトレンド感(ハンド)
ワンカラーというシンプルなネイルにも関わらず存在感があり、トレンド感も出すことができます。特にイエローベースのお肌にぴったりのこのオレンジは、指先の血色感も演出します。
オレンジをマーブルカラーにして抜け感を出す(ハンド)
マーブルカラーのようにオレンジを使って濃淡を出すことで、ベタ塗りのオレンジとは違った抜け感が感じられます。ほかの指のパーツやデザインを邪魔することなく、自然な仕上がりで一歩先のおしゃれを楽しむことができます。
フレンチデザインのオレンジで上品モテネイル(ハンド)
フレンチデザインとゴールドのラインで、オレンジの良さを生かしながらも上品な印象を与えるデザインです。何気ないところにトレンドカラーを入れることで、普段のおしゃれにも馴染む万能ネイルです。
今年はトレンドカラーを意識したネイルがおすすめ!
それぞれのトレンドカラーを使ったネイルを見てきましたが、いかがだったでしょうか?
どれもオレンジ色をもちいたカラーで、最近ではファッションでもよく見るようになったテラコッタやレンガカラーもこれらの影響だといえます。
秋冬は特に「蜜柑(みかん)」、「Living Coral(リビングコーラル)」、「Awakening Orange(アウェイクニングオレンジ)」を少しくすませたような色も注目を集めています。
オレンジやコーラルの良さを生かしながら、少しくすんだカラーにすることで秋冬の季節感を強調していきます。
皆さんもぜひ、トレンドカラーを取り入れたネイルを楽しんでみたください!
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