究極の美容食材「アボカド」の栄養素と、アボカドのおすすめレシピ3選

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究極の美容食材「アボカド」の栄養素と、アボカドのおすすめレシピ3選

美容マニアや女優さん、モデルさんたちが好んで食べる食材と言えば、そう、「アボカド」です。

口に含んだ瞬間とろけるようなあの食感、そして森のバターと呼ばれる濃厚な味わい、たまりませんね。

 

そして着目すべきはその美容効果

 

脂溶性のビタミンをはじめ、さまざまな美容栄養素が豊富に含まれているアボカドは、

「食べる美容液」という異名さえあります。

 

今や美容食の代名詞となったアボカドですが、

「どんな栄養素が含まれているのか、実はあんまりよく分からない」

と言う方も多いのでは?

 

本日は、そんなアボカドの驚くような美容効果について徹底解説したいと思います。

後半ではアボカドを使った美味しいレシピもご紹介するので、お見逃しなく!

アボカドは「森のバター」?

いまや男女問わず大人気の食材のひとつとなった、アボカド

インスタ映えするということで、女子からの人気も厚い食材です。

 

アボカドは、中央アメリカ原産の木になる実。

その歴史はとても長く、約7,000年以上前から栽培されていたと言われています。

 

日本人にとってはとてもハイカラでおしゃれな食べ物というイメージがありますが、

中央アメリカの人々にとっては昔から食べている伝統的な食材だったんですね。

 

そんなアボカドですが、その脂肪分の多さとクリーミーさから「森のバター」なんて呼ばれることもあります。

たしかに、まったりとした濃厚な味わいや、

口の中に入れるとトロっと溶けていく食感は、バターに似ていると言われるのもうなずけます。

アボカドの栄養価はギネスにも認定されている?!

そんなアボカドですが、美意識の高い女優さんや、モデルさんたちの間でも大人気。

その理由は、なんといってもその「栄養価の高さ」

 

さまざまな栄養素を豊富に含んでいるため、

「世界一栄養価の高い果物」として、ギネスにも認定されているんです!

 

では一体、どのような栄養素を含んでいるのでしょうか?

ここからは、アボカドに含まれる美容に良い栄養素をたっぷりご紹介したいと思います。

アボカドに含まれる美容栄養素

アボカドに含まれる美容栄養素

(1)ビタミンE

まず挙げられるアボカドの栄養素と言えば、これ。ビタミンEが豊富に含まれています。

 

ビタミンEの主な作用は、「抗酸化作用」と呼ばれるもの。

ビタミンEは脂溶性のビタミンなので、体内の油や脂溶性成分が酸化してしまうのを防いでくれます。

 

お肌の細胞膜のリン脂質も油でできており、これが酸化してしまうことで老化の原因となってしまうのですが、

ビタミンEはそれを防いでくれる効果があると言われています。

 

ビタミンEの別名は、「若さのビタミン」。

お肌を酸化から守ることで、いつまでも若々しくキレイなお肌を保つことができます。

 

ビタミンEには血行をよくする効果もあるので、冷え性の方にもおすすめです。

(2)カリウム

アボカドには、「カリウム」もたっぷりと含まれています。

その量は、カリウム含有量が多いことで知られるバナナをも凌ぐと言われています。

 

カリウムには、摂りすぎたナトリウムを排出し血圧を下げたりむくみを改善する効果があります。

 

美容面についていえば、細胞の新陳代謝を高め、老廃物の排泄を促してくれると言われています。

そのため、「どうも肌の調子が優れない…」という場合は、カリウムを積極的に摂すことでお肌のバランスが整ってきます。

 

「最近塩分を摂り過ぎている気がする…」

「味付けの濃い料理が好き」

「ソースや醤油はいつもたくさんかけてしまう」

 

そんな方は、日ごろから積極的にカリウムを摂ることが重要。

アボカドはカリウムを摂るのにぴったりな食材です。

(3)不飽和脂肪酸

アボカドはそのこっくりとした味からも分かる通り、脂肪分の多い食材です。

果肉の約20%は脂肪であると言われています。

 

アボカドの脂肪に含まれるのは「リノール酸」や「オレイン酸」といった不飽和脂肪酸

 

リノール酸やオレイン酸は人間の皮脂にも含まれている成分なので、

積極的に摂ることでお肌がなめらかになり、しっとりとすると言われています。

 

「最近お肌の潤いが足りない…」と言う方は、アボカドを食べることで潤いが増すかもしれません。

 

油というと、「健康に悪そう…」というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、

不飽和脂肪酸はコレステロールを減らしたり、動脈硬化を防ぐ効果があると言われているので、足りていない方は意識して摂ってみてください。

(4)食物繊維

アボカドには、なんとゴボウ1本分の食物繊維が含まれていると言われています。

 

また、食物繊維には水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と、溶けにくい「不溶性食物繊維」があるのですが、

アボカドに特に多く含まれているのは「水溶性食物繊維」のほう。

 

水を含むとゲル状になり、糖の吸収を穏やかにするため美容に悪影響のある血糖値の急上昇を防いでくれます

また、腸内にいる善玉菌のエサになるので、腸内環境の改善効果が期待できます。

 

腸がキレイになることで、他の栄養素の吸収も良くなり、

結果的に美肌効果アンチエイジング効果を期待することができるのです。

(5)ビタミンB群

お肌をキレイにするうえで欠かせない栄養素と言えば、「ビタミンB群」

ビタミンB群は、細胞の代謝を促して再生し、すこやかな状態に整えるという効果のるビタミンです。

 

「ザ・美肌ビタミン」と言っても過言ではありません。

 

ビタミンB群には、Bl、 B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンという8種類があり、それぞれが協力してはたらいています。

そのため、バランスがとても重要なのですが、アボカドにはこれらがバランス良く入っているので、総合的にお肌の土台を高める効果が期待できるのです。

絶品!お肌がキレイになるアボカドメニューとは

絶品!お肌がキレイになるアボカドメニューとは

さて、アボカドに含まれる栄養素が分かったところで、ここからは早速実践編に移っていきましょう。

 

アボカドはそのままで食べてもとっても美味しいですが、少し工夫を加えると美味しさ倍増!

今回は、アボカドをよりおいしく食べられる簡単なレシピをご紹介したいと思います。

(1)アボカドの天ぷら

アボカドを天ぷらにすると、「外はサクッ、中はトロッ」の絶妙な味わいに。

~材料~

・アボカド 1個

・てんぷら粉 大さじ5杯

・水 大さじ5杯

・マヨネーズ 大さじ1杯

・塩 ひとつまみ

・サラダ油 適量

~作り方~

1、まず、アボカドは適当な大きな・形に切っておく

 

2、フライパンに油をそそぎ、180℃くらいまで熱しておく。

 

3、てんぷら粉、水、マヨネーズ、塩の4種類を混ぜ合わせ、そこにアボカドを入れて衣をつける。

 

4、衣をつけたアボカドを油の中に入れ、揚げたら完成。

(2)アボカドエッグトースト

クリーミーなアボカドの食感は、サクサクなトーストと相性バッチリ。

卵でたんぱく質をプラスして栄養も完璧です。

~材料~

・食パン 1枚

・アボカド 1/2個

・卵 1個

・マヨネーズ 適量

・しょうゆ 適量

・黒コショウ 少々

~作り方~

1、フライパンでを炒め、スクランブルエッグを作る。

 

2、食パンをトーストする。

 

3、食パンのフチを囲むように、マヨネーズをかける。

 

4、スライスしたアボカドスクランブルエッグ食パンの上にのせ、塩コショウ、醤油をお好みでかけたら完成です。

(3)マグロアボカドサーモン丼

アボカドは、お刺身とも相性抜群!

サーモンのアスタキサンチンと、マグロのDHA・EPAで美容効果も最高です。

~材料~

・ごはん お茶碗1杯分

・アボカド 1/2個

・サーモン 適量

・マグロ 適量

・すし酢 適量

~作り方~

1、ごはんを好きな量、どんぶりによそい、すし酢をかけて混ぜる。

 

2、アボカドを好きなサイズに切る。

 サーモンマグロは薄くスライスする。

 

3、具材をごはんのうえに盛り付けたら、完成。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

本日は、アボカドの美容栄養素と、アボカドを使ったメニューについてご紹介しました。

 

アボカドは「食べる美容液」と呼ばれるほど、たくさんの栄養をつめこんだ食材。

 

最近栄養が偏っている気がする…と言う方は、食事に積極的にアボカドを摂り入れて美肌を目指しましょう!

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