今さら聞けない…。ベースメイクのやり方をまるごと解説!

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今さら聞けない…。ベースメイクのやり方をまるごと解説!

メイクの中でも最も重要な「ベースメイク」

 

ファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダー…。

誰から教わったわけでもなく、

大人になるにつれて自然と習得していましたよね?

 

メイクのやり方というのは、

義務教育で教えてもらえるものではありません。

 

そのため、情報源はひとによってバラバラ。

 

「親に聞いた」

「友達に聞いた」

「雑誌で読んだ」

「インターネットで調べた」

「自分で編み出した」etc.

 

つまり、みんな「自己流」でメイクをしているというわけです。

 

だからこそ「このやり方で合っているのかな…」

と不安な方も多いかもしれませんね。

 

本日は、今さら聞くことができない「ベースメイクの基本的なやり方」をご紹介したいと思います。

ベースメイクに用意するもの

さて、メイクするにあたって、まずは材料を用意することが必要。料理と同じですね。

 

もちろん、お肌のお悩みは人によってバラバラなので、

使用するアイテムも異なってきます。

 

下記でご紹介するのは、ベースメイクをするうえで最もベーシックなアイテム

これらのアイテムを最低限押さえておけば、恥ずかしくありません。

 

ベースメイクに必要なアイテムをざっと一覧にすると、下記の通りです。

 

・日焼け止め

・化粧下地

・コンシーラー

・ファンデーション(パウダー or リキッド)

・フェイスパウダー

 

さて、これらが基本のメイクに必要なアイテムです。

 

基本に慣れてきたら、

「他のアイテムもプラスしよう」

「私にはこのアイテムはいらないな」

 

というように、減らしたり増やしたりしてみてください。

 

まずはこれらのアイテムでおこなっていきます。

ベースメイクはポイントメイクよりも先に

さて、早速メイクに入りたいところですが、

まずはメイクのプロセスについて簡単にご説明。

 

メイクの工程には、

大きく分けて二つの段階があります。

 

それは「ベースメイク」「ポイントメイク」

 

最も重要なのは、

ベースメイクはポイントメイクよりも先に行うということ。

 

たとえば、チークや口紅を塗った後にベースメイクをしてしまったら、

せっかくほどこしたポイントメイクが崩れてしまいます。

 

「ベースメイク」→「ポイントメイク」

 

という順番は必ず守るようにしましょう。

ベースメイクは「水→油→粉」の順番

メイクの基本となるベースメイクには、プロセスがたくさん。

 

・日焼け止め

・化粧下地

・パウダーファンデーション

・コンシーラー

・フェイスパウダーetc…

 

こんなにあると、

どんな順番で塗ればいいのか迷ってしまいますよね。

 

そこでひとつ、覚えておいて頂きたいルールがあります。

この法則さえ覚えておけば、メイクの順番で迷うことはありません。

 

その法則とはなにかというと、

ベースメイクは「水→油→粉」の順番で塗るということ。

 

水っぽいものが先で、

だんだん油分の多いものになり、

最後はでシメる。

 

これがベースメイクの基本です。

これを押さえると、どの順番でメイクをすればいいのかが分かってきます。

 

たとえば、上記の4アイテムなら、

日焼け止め(水・油)化粧下地(水・油) → コンシーラー(油) → パウダーファンデ(油・粉) → フェイスパウダー(粉)

 

という順番になります。

 

水分の多い「日焼け止め」「化粧下地」から始まり、

油分の多い「コンシーラー」「パウダーファンデ」

最後はでできている「フェイスパウダー」で完成。

 

これはベースメイクの鉄則なので、覚えておけば、

新しいアイテムを追加したときも迷いません。

 

それでは早速メイク開始!

さて、必要な材料が用意できて、おおまかなプロセスも把握できたら、

早速メイクをはじめましょう!

 

ここからは基本のメイクのやり方をご紹介します。

 

「メイクのやり方で特に迷っていない」という方も、

基本に立ち返ることでなにか新しい発見があるかもしれないので、

どうぞご覧ください。

 

ひとつひとつ手順通りに説明していきますので、

この通りの順番でメイクすれば間違いありません。

 

それでは、メイク開始です。

メイクの工程(1)日焼け止め

まずは、ベースメイクから始めましょう、

 

化粧水や乳液など、スキンケアでお肌を整えたらまず最初におこなうのは「日焼け止め」

 

紫外線は肌老化の原因の80%とも言われているので、

日焼け止めだけは毎日欠かさないようにしましょう。

 

適量の日焼け止めを手に取ったら

ムラができないようまんべんなく顔にのばします。

 

も年齢が出やすいパーツなので忘れずに塗りましょう。

メイクの工程(2)化粧下地

メイクの工程(2)化粧下地

日焼け止めをむらなく塗ることができたら、次は「化粧下地」

 

化粧下地は、

ファンデーションを塗るための土台を作るもの。

 

そんな化粧下地にはさまざまなはたらきがあります。

 

・ファンデのノリをよくする

・皮脂をコントロールして化粧崩れを防ぐ

・外的刺激からお肌を守る

・毛穴の凹凸やシミなどを補正する

 

ざっと挙げただけでも、

このような様々なメリットがあります。

 

ファンデーションを塗るときは、必ずセットで塗るようにしましょう。

 

化粧下地を塗るときは、手を使います。

 

まず、1円玉硬貨ほどの化粧下地を用意したら、

「おでこ」「左ほほ」「右ほほ」「鼻先」「あご先」5か所に乗せます。

 

そこから、外側に向かって広げるようにゆっくり伸ばしていきます。

 

まんべんなく広げられたら完成です。

メイクの工程(3)コンシーラー

続いて登場するのが「コンシーラー」

大人の肌悩みを隠してくれる重要なアイテムです。

 

コンシーラーは、

シミ、吹き出物、クマなどの部分的なお悩みを隠すために使います。

 

いろいろな種類がありますが、

 

しっかりと隠したい場合や、ピンポイントで隠したい場合 →「固形タイプ」

自然に隠したい場合や、広範囲を隠したい場合 → 「液体タイプ」

 

がオススメです。

 

気になる部分にちょんちょんとコンシーラーを乗せたら、

指の腹でぽんぽんと叩き込むようにコンシーラーを馴染ませていきます。

 

ポイントは「塗りすぎない」こと。

気になる部位を隠そうとコンシーラーをつけすぎると、

どうしても不自然な印象になってしまいます。

 

「完全に隠す」というより「ごまかす」くらいの心持ちで塗りましょう。

メイクの工程(4)パウダーファンデーション

メイクの工程(4)パウダーファンデーション

さて、続いてはいよいよ、ファンデーション

 

ベースメイクの主役と言っても過言ではありません。

 

大きく分けて

「リキッドファンデーション」パウダーファンデーション」の2種類がありますが、

今回は初心者にも使いやすい「パウダーファンデーション」のやり方をご紹介します。

 

ポイントは「中央→外側」

「おでこ」「左ほほ」「右ほほ」「鼻先」「あご先」5か所を起点として、

そこから外側に向かって放射線状に伸ばすように塗っていきます。

 

こうすることで

「中央は濃く、外側は薄い」というメリハリができ、

顔に立体感が生まれやすくなります。

 

ファンデーションは、まんべんなく塗ってしまうと

のっぺりとした印象になってしまうので注意が必要です。

 

ちなみに、リキッドファンデを使う場合とパウダーファンデを使う場合で、

メイクの順番が少し異なります。

 

水気の多いものを先に塗るという法則があるので、

 

リキッドファンデの場合:化粧下地→リキッドファンデ→コンシーラー

パウダーファンデの場合:化粧下地→コンシーラー→パウダーファンデ

 

というように、コンシーラーとファンデの順番が変わります。

ご注意ください。

メイクの工程(5)フェイスパウダー

メイクの工程(5)フェイスパウダー

ファンデーションが塗り終わったら、仕上げをしましょう。

 

ベースメイクの最後を飾るのは「フェイスパウダー」です。

 

余計な油分を吸ってお肌に密着することで、

ファンデーションを崩れにくくする効果があります。

 

フェイスパウダーには、2種類のタイプがあります。

「ルースタイプ」「プレストタイプ」です。

 

ルースタイプは、粉状のパラパラしたフェイスパウダーのこと。

プレストタイプは、押し固めて固形化したフェイスパウダーのことです。

 

どちらも使用感に大きな差はありませんが、

持ち運び面や使いやすさで言うと「プレストタイプ」がおすすめです。

 

使い方は簡単。

 

パフに適量をとり、

顔全体にさっとヴェールをかけるように乗せていきましょう。

 

つけすぎると粉っぽくなるので「薄く」がポイントです。

 

このひと手間で、メイクの持ちと仕上がりが大きく変わります。

まとめ

さて、今回は「今さら聞けないベースメイクのやり方」をご紹介しました。

 

「今までメイクのやり方が分からなくて困っていた」

「基本に戻って今のメイク法を見直したかった」

 

という方のご参考になりましたら幸いです。

 

でも、本日ご紹介した方法は、あくまでも「基本」のやり方。

これと異なっているからといって、間違いというわけではありません。

 

むしろ、自分に合うようにメイクのやり方を進化させるのは重要なことです。

 

ベースメイクは顔の印象を大きく左右する大事なもの。

1mmでもキレイになれる方法を、見つけてみましょう。

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