お酒と美容の関係は?美容成分を含むお酒や上手な付き合い方を紹介

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お酒と美容の関係は?美容成分を含むお酒や上手な付き合い方を紹介

仕事終わりの一杯や女子会など、お酒が好きな方も多いはず。お酒を飲むとリラックスできたり、コミュニケーションがはずんだり、楽しい気分になりますよね。ところが、お酒を飲むと肌荒れを起こしたり太ってしまったりと、美容の大敵でもあります。

せっかくお酒を飲むなら、美容に良い成分が入ったものを選びたいものです。そこで今回は、美容とお酒の関係や美容成分を含むお酒をご紹介します。

また、お酒との上手な付き合い方についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

お酒と美容の関係とは?

お酒と美容の関係とは?

お酒を飲むと肌が荒れたり、乾燥したりしてしまうという方も多いと思います。なぜ、お酒を飲むと肌トラブルが起こってしまうのでしょうか?

それには、「脱水」「活性酸素」「栄養不足」の3つが考えられます。アルコールの分解には多くの水が必要になり、全身が脱水状態になってしまいます。そのため、肌のうるおいも失われてしまうのです。

また、アルコールの分解によって活性酸素が大量発生し、これが肌のシミやたるみといった老化の原因に。さらに、アルコールは、美容に欠かせないビタミンの吸収を阻害する働きがあるため、老化や肌荒れを引き起こしてしまいます。

このように、飲酒は美容にさまざまなデメリットがあります。とはいえ、楽しみのひとつであるお酒を断つのは難しいものです。綺麗を維持するためにも、アルコールの害をしっかり理解してうまく付き合っていくことが大切です。

美容成分が含まれるお酒3選

美容成分が含まれるお酒3選

ここでは、美容成分が含まれるお酒3選をご紹介します。

赤ワイン

赤ワインは、ブドウを皮ごとつぶして造られるお酒です。ブドウの皮には活性酸素を除去する「ポリフェノール」が豊富です。

アルコールの分解で発生する活性酸素は、肌細胞に大きなダメージを与えてシミやたるみを引き起こしたり、皮脂が酸化してニキビができたりする原因になってしまいます。

赤ワインのポリフェノールが活性酸素を除去することで、これらの肌トラブルを抑えられる可能性があります。また、赤ワインには美容に欠かせないビタミンやミネラルも豊富なので、美容効果が期待できるでしょう。

マッコリ

韓国のお酒であるマッコリには、「酵母」「乳酸菌」が含まれています。また、マッコリにはすりつぶした米や麦、あわなどがそのまま入っているため、ほかのお酒にはほとんど入っていない食物繊維が豊富です。これらの栄養素には善玉コレステロールを増やすなど、腸を綺麗にしてくれる働きがあります。

腸内環境が悪いと、毒素が発生して全身に運ばれ、肌荒れや吹き出物といった肌トラブルの原因になることや、食べたものを消化できず、太りやすくなってしまうことなどが考えられます。

マッコリは糖質が多くカロリーは高いですが、その分多くの栄養素が豊富です。美容に気を付けたい方は、マッコリを選んでみるといいでしょう。

日本酒

米を発酵させて造る日本酒には、700種類の栄養素が含まれています。中でもアミノ酸の含有量は、ほかのお酒と比べてダントツです。アミノ酸は肌や髪、爪など体を作る構成成分であるため、美容には欠かせません。

お酒の楽しみと美容を両立させるなら、熱燗で飲むのがおすすめです。お酒を温めることで、アルコールの吸収速度が速くなり、酔いが回りやすくなります。自分自身で酔いの加減がわかりやすいので、適度な量でお酒をストップすることができます。

お酒との上手な付き合い方

アルコールは美容にさまざまな影響を与えます。少しでも飲酒による害を防ぐには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、お酒との上手な付き合い方について解説します。

最初のつまみはチーズを

最初のつまみはチーズを

ビールやワインのおつまみにぴったりなチーズ。チーズには胃の粘膜を保護する働きがあるため、最初に食べることでアルコールの吸収を遅らせられます。また、チーズは良質なたんぱく質が豊富で、アルコールの分解に使われる肝臓の機能を改善する働きもあります。

加えて、チーズに含まれるビタミンB群には血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させる働きがあり、飲み過ぎが原因で起こる脂肪肝の予防に効果的です。

週に2日は「休肝日」を作ろう

肝臓を休めるために週に2日以上の「休肝日」を設けましょう。個人差はありますが、お酒の分解には平均6~7時間前後かかるといわれます。

毎日お酒を飲むと肝臓に大きな負担がかかり、健康や美容にさまざまな悪影響を及ぼします。肝臓に負担をかけないお酒の適量は、ビールなら500ml、日本酒であれば1合程度です。適量を守ったうえで、肝臓を休ませる日を作りましょう。

まとめ

お酒は健康や美容にさまざまな悪影響があります。ですが、楽しみのひとつであるお酒を断たなければいけないわけではありません。美容成分を含むお酒を選んで上手に付き合っていくことで、お酒と美容を両立できます。お酒好きの方はぜひ試してみてくださいね。

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