【#BodyHairPositive】あえて剃らない?シック・ジャパンがボディヘアを通して「美の多様性」を推進

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青山テルマ、井上咲楽、西内まりやによる「ボディヘア対談」

青山テルマ、井上咲楽、西内まりやによる「ボディヘア対談」

そんなプロジェクトの一環として国際女性デーである3月8日(月)に公開されたのが、歌手の青山テルマさん、タレントの井上咲楽さん、モデル・女優の西内まりやさんが美の多様性とボディヘアのあり方について対談しているプロジェクトムービー。

3人それぞれのリアルなエピソードを交えながらトークが展開されていきます。

 

対談の中では、3人の「ボディヘア」についてのそれぞれの考えが見て取れます。

とても興味深い意見もあったので、ここではそれらを抜粋してご紹介させていただきます。

青山テルマさんの意見

青山テルマさんの意見

“日本の芸能界でお仕事させていただいたときに、「腕毛剃って。」って言われて、え?って思って。

「ウチ全然気にならないし、好きなのに・・・!」って思ってたんだけど、それがすごい衝撃的だった。なんかカルチャーショックじゃないけど…。

 

自分の毛に対してポジティブにいれたら、きっと他人に対してもポジティブに入れるというか、決めつけるとかジャッジしたりしなくて。

(中略)

自分で「いいな。生きやすいな。」って思うところが、その人の正解というか。“

 

西内まりやさんの意見

西内まりやさんの意見

“実はすごくうぶ毛が濃くて、ずっとこれコンプレックスだったんです。

剃ったりとかしてたんです。

(中略)

ほんとにここ最近、産毛のヘアアレンジとか産毛のアートとか(が流行り始めた)。

コンプレックス(だとこれまで思っていたもの)から産毛が「かわいい」って初めて思えて。

 

井上咲楽さんの意見

井上咲楽さんの意見

“5年間ずっと眉毛の子っていう風に覚えてもらって。

でもその一方で「この子から眉毛が無くなったら何の子でもないよね~」みたいな言葉をよく見てたんですよ。それがものすごく悔しくて。

眉毛以外のところでもちょっと勝負してみたいな、という自分の決意もあったんですよ。

 

眉毛すごく太かった時の自分も(今の自分も)どっちも好きになれた部分もありますね。

 

ムービー出演者インタビュー

「この先のボディヘアの文化について、どうなっていったらいいなと思いますか?」という質問に対して、3人は以下のように回答しました。

青山テルマさん

“男女っていうのが、なくなってきた気がする。

 

いろんな意味でファッションもメイクも、毛に対してもそう。

女性だからとか男性だからっていうのが、いい意味でぼやけてきたというか、男性だからこうしなきゃいけない女性だからこう見られなきゃいけないっていうのがなくなって、自分はこうだからこう見せたいっていう、一人一人の意見が強くなってきているし、それをみんなが受け入れるような世の中にもっともっとなれば。

一つの正解がないから、だから、何か自分でいいなって、これが居心地いいなとか、生きやすいなって思うところが、その人の正解というか。

 

毛に対してもそうだし、ジェンダーに対してもそうだし、みんながいいねって、みんな違っていいねじゃないけど、そうなったらいいなって思う。“

 

西内まりやさん

“みんな違っていいと思う。二日ぐらい前にインスタグラムで、女性で髪の長かった方が、スキンヘッド、坊主にされている、カラー入れて、めちゃくちゃかっこよかったんですよ。

 

だから本当に毛によって、それは髪の毛でも眉毛でも何でもそうですけど、それで自分をガラッと変えてみるきっかけにもなるし、ある意味この時代で変わっていっているからこそ、毛に対する意識も変わって、自分を表現する一つの手段として、もっともっといろんなあり方があっていいのかなと思います。

それを受け入れていく人も多くなっているだろうし、それを楽しんでいけたらいいんじゃないかなって。

 

私自身も今日を機に毛との向き合い方をもっと楽しみたい!と思いました。“

 

井上咲楽さん

“毛のジャンルがもっと増えるんじゃないかなって思います。

今ってヘアカラーする人も多いし、あとは眉毛も結構なんか平行眉にするとか、困り眉にするとか、いろんなジャンルがあるじゃないですか。

それと同じように普通の体の毛とか手とか足とかの毛とかも、こうなんだろうな、何とかの毛みたいな感じでいろんなジャンルに私は何々カラーだよとか、そういうのがすごく増えるじゃないかなというふうに思いますね。

 

なんか、すごい先になるかもしれないけど、体毛を染める人が出てくるんじゃないかなと。

 

 

※動画の配信は終了しました

まとめ

まとめ

一昔前に比べて、近年はさまざまな点で価値観が多様化してきました。

 

美という観点においても、以前は

 

「まぶたは二重の方が美しい」

「鼻は高い方が美しい」

「体はスリムな方が美しい」

 

というように、画一的な基準で判断されていた時代がありましたが、

現在はさまざまな種類の美しさが認められる時代に変わってきたのです。

 

毛に関しても同じこと。

ボディヘアをどのように生やし、どのように剃るかは個人の自由ですし、

自分が自分らしくいられる形が最も美しいのかもしれません。

 

 

<参考URL>

・#BodyHairPositive特設サイト https://schick.jp/pages/bhp

記事監修者

キレイスタイル編集部

コスメコンシェルジュ 小笠原 駿

記事監修者

■取得資格

 

日本化粧品検定1級 / コスメコンシェルジュ

 

 

■主な経歴

 

前職では美容業界に従事し、化粧品販売にも携わる

 

2021年現在:美容関連記事の監修を行うと共に自らライティングも担当

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