幅広く楽しめるシャンパンをご紹介。プレゼントや自分へのご褒美におすすめ
シャンパンといえばパーティーやお祝いの席で楽しまれることが多いですよね。
コルクをあけるときの「ポンッ」とした音やシュワシュワした泡が、華やかさを演出してくれます。
華やかな香りでさわやかさが口にひろがるシャンパンですが、スパークリングワインとの違いやどのようなブドウをつかっているかなどはご存じですか?
今回はシャンパンとスパークリングワインとの違いや、シャンパンの特徴をできるだけわかりやすくご紹介していきます。あわせてシーン別におすすめのシャンパンもご紹介しますので、増税前にストックしてはいかがでしょう。
シャンパンとスパークリングワインは産地や製法
シャンパンとスパークリングワインの違い「いまさら人に聞きづらい…。」と思っていませんか。違いはとても簡単です。難しくないので身構えなくても大丈夫です。
シャンパンはスパークリングワインの一つ
スパークリングワインは発泡性のワインの総称です。
このスパークリングワインのなかで、フランスのワイン法で定めているある一定の規定を満たしているスパークリングワインがシャンパンと呼ばれています。
この規定はブドウの種類、産地、製造方法、醸造期間などが細かく定められています。シャンパンの定義を法律で定めているとは、驚きですね。
ブドウの種類と製法
スパークリングワインのなかでシャンパンと名乗れるブドウの種類は7つだけです。
ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ、ピノ・グリ、アルバンヌ、プティメリエ、ピノ・グランです。多くのシャンパンは、これらの7種類のブドウをブレンドして作ります。
シャンパンはその製造方法も規定されています。一度アルコール発酵したワインに糖と酵母をくわえて瓶に詰めます。そしてその瓶のまま再度アルコール発酵発酵させて作られます。この製法によってたっぷりと時間をかけて発酵がすすみ、シャンパン特有のキメが細かい泡ができます。
産地
シャンパンはフランスの北東エリアにあるシャンパーニュ地方で作られています。シャンパーニュ地方はフランスのワイン産地では最も北に位置し、ブドウを生産できる北限です。
この地方は冷涼で厳しい気候が特徴です。この特有の天候がブドウによりキレのある酸味をもたらし、シャンパーニュ地方の独自性を生み出します。また、この地方には約4,800軒もの生産者がおり、それぞれ競い合って最高品質のシャンパンを作り出しています。
格付
シャンパーニュ地方の中でも栽培条件に恵まれている村で作られるシャンパンには2つの格付が付与されます。グラン・クリュとプルミエ・クリュです。グラン・クリュは最高峰のシャンパンで17の村が指定されています。プルミエ・クリュは一級品のシャンパンを生産し、42の村が指定されています。
最高品質のシャンパンを飲みたいときは、グラン・クリュを選べば間違いはないです。