コエンザイムQ10で細胞レベルの若返り?!その効果や摂取方法を徹底解説
コエンザイムQ10は、ミトコンドリアを元気にする!
そう聞くと、「もっとミトコンドリアを元気にしたい!」と思いますよね。
そこで大活躍するのが今回のメインテーマである「コエンザイムQ10」。
コエンザイムQ10は、ミトコンドリアがエネルギー(ATP)を産生するのを手助けしてくれるのです。
つまり、体内にコエンザイムQ10が十分にあるほど、エネルギーがしっかり作れるようになり、お肌や体が元気になるということです。
それだけではありません。
ミトコンドリアは、エネルギーを生み出す際に「活性酸素」も発生させてしまいます。
先ほども述べた通り、活性酸素はお肌や体にダメージを与えて「酸化」させてしまう物質。
せっかくエネルギーが増えたとしても、活性酸素のせいで細胞がダメージを受けてしまったら、プラマイゼロですよね。
でもご安心ください!
コエンザイムQ10には、「抗酸化物質」としての一面もあります。
つまり、ミトコンドリア内で発生した活性酸素を除去してくれるのです。
まとめると、コエンザイムQ10は、
(1)ミトコンドリアがエネルギーを生み出すのを手助けし、
(2)ミトコンドリアが生み出す活性酸素を除去してくれる
という2つの素晴らしい役割があるということです。
これにより、
「美肌効果」
「アンチエイジング効果」
「疲労回復効果」
「病気予防効果」
などなど、さまざまな美容・健康効果を期待することができます。
コエンザイムQ10は年齢とともに減っていく
そんなコエンザイムQ10は、もともと人間の体内に存在する物質ですが、20歳をピークに徐々に失われていってしまいます。
体の部位によって差がありますが、20代の頃と比較すると、40代で30パーセント、80代で50パーセントも失われてしまいます。
つまり、何も対策しないままではコエンザイムQ10はどんどん減少してしまい、ミトコンドリアのエネルギー産生もうまくいかなくなってしまうということです。
コエンザイムQ10は積極的に摂取すべし!
そんなコエンザイムQ10の減少を食い止めるためには、とにもかくにも「外から摂取する」ことが重要です。
コエンザイムQ10は、牛肉・豚肉のレバー、イワシやカツオなどの青魚に多く含まれます。
しかし、一日の摂取目安量(約60~100mg)を満たそうとすると、イワシで言うと16~26尾(1匹60gとして換算)も食べなくてはいけません。
現実的に考えると、サプリメントでの摂取がおすすめです。
コエンザイムサプリメントは「還元型」がおすすめ
コエンザイムQ10のサプリメントには、
大きく分けて2種類あります。
「酸化型」と呼ばれるものと「還元型」と呼ばれるものです。
抗酸化物質として作用するのは、「還元型」のコエンザイムQ10。
酸化型のコエンザイムQ10は、補酵素としてエネルギー産生に関与した後に還元型に変わります。
つまり、体の中で還元型と酸化型のコエンザイムQ10はいったりきたりしているということ。
そして、還元型のコエンザイムQ10には弱点があります。
自身が高い抗酸化力を発揮するということは、すなわち空気に触れると自動酸化が進む、極めて不安定な物質です。
何も処理されていなければ、還元型コエンザイムQ10を購入しても封を開けた瞬間に酸化型になります。
それを防ぐためには包接体(吸収型)コエンザイムQ10がおススメです。
元来水溶性ではないコエンザイムQ10を吸収の良いもので包み、還元型の形で体内にとりこまれるように処理されているタイプのサプリメントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は、コエンザイムQ10のはたらきについて解説してまいりました。
コエンザイムQ10は、若さや健康をつかさどる重要な物質。
コラーゲンやヒアルロン酸ももちろん重要ですが、まずは細胞自体を元気にしてあげることが最重要です。
サプリメントなどを上手に活用して、細胞レベルのエイジングケアをはじめましょう。