ダイエット効果抜群!脂肪燃焼を促す食品5選
「ダイエット」というとどうしても食事制限に走りがちになりますよね。
実は、食事をしながらダイエットできてしまう方法があるんです。
それは、選ぶ食品をちょっとだけ意識するというもの。
毎日口にする食事を工夫すれば、太りにくいばかりでなく、脂肪燃焼もサポートしてくれるという嬉しい効果も期待できます。
この記事では、栄養成分に注目し、脂肪燃焼効果が期待できる食品について解説していきます。
「ダイエットはしたいけど、食事制限は苦手…」という人にピッタリな内容ですのです、ぜひ最後までご覧ください。
脂肪燃焼に必要な栄養とは?
まずは、脂肪の燃焼に重要な役割を担う栄養成分からご紹介します。
・カルニチン
アミノ酸の一種で、脂肪酸を細胞内のミトコンドリアに運ぶサポートをすることで脂肪燃焼を促進します。
さらに、体脂肪を低下させることもわかっています。
・食物繊維
腸を刺激して便秘を解消する効果に加え、腸内細菌を育て、腸内環境を整える効果もあります。
腸内環境が整うと肥満が解消されるという研究データも報告されています。
・ビタミンB1
エネルギー代謝をスムーズにする働きがあるため、脂肪をため込みにくいからだ作りのサポートをしてくれます。
・アスタキサンチン
内臓脂肪や皮下脂肪などの体脂肪の燃焼を助ける働きや、エネルギーとして脂肪が積極的に使われるのを助ける働きが研究で明らかになっています。
ダイエット成功のカギ! 脂肪燃焼を促す食品5選
続いて、脂肪燃焼に必要な成分を含む食品をみていきましょう。
ラム肉
ラム肉には「カルニチン」が豊富に含まれています。
タンパク質やビタミンも多く、健康なからだ作りや美肌にも効果的です。
風味が少し苦手だという人は、赤身の鶏肉や牛肉でもカルニチンは摂取できます。
なるべく脂肪分の少ないモモ肉やフィレ肉を選びましょう。
アーモンド
アーモンドには、レタスの約9倍もの「食物繊維」が含まれています*。
さらに、食後の血糖値上昇の抑制効果が認められたという研究データもあります。
脂質が多く含まれていますが、コレステロールを下げ、抗酸化作用もある良質なものです。
ただし、カロリーは決して低くないため、食べ過ぎには注意しましょう。
*参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
玄米
玄米には「ビタミンB1」や「食物繊維」が豊富に含まれています。
白米と比べて噛みごたえもあるので、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
毎日の主食を白米から玄米に置き換えてみましょう。
サーモン
サーモンの身の赤色は、色素成分でもある「アスタキサンチン」によるもの。
サーモンは加熱してもおいしく食べられますが、アスタキサンチンは熱に弱いといわれているため、ダイエットには新鮮な刺身用サーモンを生で食べるのがおすすめです。
香辛料
香辛料は、古くから世界各国で食料の保存やくさみ消しなどに使われてきました。
近年では、ダイエットに役立つことでも注目され、その効果は科学的にも証明されています。
<ダイエットにおすすめの香辛料>
・唐辛子:辛味成分の「カプサイシン」には脂肪の分解を促す働きがあります。
・クミン:減量や体脂肪率低下を可能にしたという研究成果が発表されています。
・しょうが:乾燥や加熱することで血行促進、新陳代謝を引き出す効果が期待できます。
・シナモン:発汗作用によるむくみ解消に加え、脂肪燃焼効果が実験でも証明されています。
ダイエットには漢方薬が◎
「毎日の食事を考えるのは面倒」「時間がない」「料理は苦手」という人には漢方薬がおすすめです。
漢方薬であれば、毎日決められた分を飲むだけなので続けやすいかと思います。
漢方薬は、自然の生薬の働きで「老廃物や脂肪を排出する」「余分な脂肪の吸収を抑える」「基礎代謝を上げる」「自律神経を整えて、ストレス過食を防ぐ」などのアプローチを行い、太りにくく痩せやすい体質へと根本から改善させることができます。
自分の体質に合った漢方を飲むことで、体内のバランスを整え、ダイエットや健康管理に役立てることができます。
<ダイエットにおすすめの漢方薬>
・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
脂質代謝機能を改善し、ため込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。お腹がぽっこり出ている、便通が悪い人におすすめです。
・大柴胡湯(だいさいことう)
からだの余分な熱を取り除き、肝の働きをよくして、脂質代謝を改善します。ストレスで食欲が増してしまう人におすすめです。
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水分循環を促し、余分な水を排泄することで水太りを改善します。ぽっちゃり体型の人におすすめです。
漢方薬には、その人の体質や症状によって一人ひとりにあったものがありますので、ここでご紹介した漢方薬以外にもたくさんの種類が存在します。
そのため、漢方薬を選ぶ際には自分の体質にあったものを選ぶことが大切です。
体質に合っていない場合、効果が出ないだけでなく、副作用が起こることもあります。
自分により効果的なものを選ぶために専門家のアドバイスを受けましょう。
最近では、AIを使って漢方の専門家が最適な漢方薬をチョイスし、さらに自宅に配送してくれるサービスなんかもありますので、いつでも手軽に始められます。
まとめ
いかがでしたか?
今回お伝えした食品や漢方薬は、あくまでダイエットをサポートするものです。
日々の運動を心がけたり暴飲暴食を避けたりすることを忘れてはいけません。
食事を楽しみながらダイエットができれば、無理せず続けられそうですよね。
長続きこそがダイエット成功の秘訣なのです!
からだに摂り入れるものを意識して、からだの内側からスッキリボディを目指しましょう!
<この記事を書いた人>
あんしん漢方(オンラインAI漢方)
薬剤師 竹田 由子
元漢方・生薬認定薬剤師。
大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。
病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。
患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。
病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。
現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。