1年にわたる日・中・韓の文化交流事業『東アジア文化都市 2022 大分県』が開幕!広報アンバサダーにはハローキティが就任?
「東アジア文化都市 2022 大分県」事業内容
さて、そんな東アジア文化事業ですが、我らが大分県は一体どのようなイベントを行うのでしょうか。今回、大分県は下記の4つの柱で事業に取り組むことを予定しているんだそうです。
1.プレ事業
2.開幕事業
3.都市間交流事業
4.閉幕事業
ここからは各事業の内容について詳しくご説明いたします。
プレ事業(終了)
こちらはすでに終了しましたが、プレ事業として『コシノジュンコ展』が開催されました。
大分県立美術館で4月15日(金)~5月29日(日)の期間に開催されたコシノジュンコ展では、世界的ファッションデザイナーであるコシノジュンコがファッションを通じて創り出した世界観や、大分・久住を本拠地として活躍している和太鼓演奏グループ、DRUM TAOとの仕事などこれまでの活動が紹介されました。
開幕事業(終了)
5月22日(日)に行われた『第22回 別府アルゲリッチ音楽祭別府公演』は、1994年より別府ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール名誉音楽監督を務めるマルタ・アルゲリッチ総監督の企画・指揮によるコンサート。
この公演とともに、「東アジア文化都市事業 2022 大分県」の開幕式典が行われました。
開幕式典では、ダイナミックなタッチの絵画で知られるアーティスト、北村直登氏が登場。
ライブペインティングが披露されました。北村氏は大分県を本拠地としながら、ドラマ「昼顔」の作中に登場する絵画を手掛けるなど、今大活躍中のアーティストです。
都市間交流事業
今年の夏には、大分県内の各地に交流都市からのアーティストを招く『アーティスト・イン・レジデンス』も開催予定。作品の制作・展示を通して異文化交流を行うことが狙いです。
ヴィレツィア・ビエンナーレの日本館代表作家として選出されたという賞歴も持つ、ベルリン在住のアーティストである塩田千春氏も大分に滞在し、現代アートを展開する予定です。
さらに、世界観客動員数が800万人を超える、今注目の和太鼓集団『DRUM TAO』と各開催都市の音楽アーティストがコラボレーションし、TAOの丘でライブを開催するというイベントも予定されています。
その他、慶州市の初等学校の子供たちと大分県玖珠町の森中央小学校の子供たちのオンライン交流会や、慶州市の美術関係者・大学生に長崎鼻の現代アートオンライントークセッションを公開するなど、さまざまな団体を交えた交流が企画されています。
閉幕事業
閉幕事業としては、創作舞台『ムジカと生きる』が2022年11月6日(日)に開催される予定です。
5月18日の事業発表会にハローキティちゃんが登場?!
5月18日に開催された事業発表会では、大分県企画振興部芸術文化スポーツ振興課 課長 足立博氏が登壇し「東アジア文化都市 2022 大分県」の事業内容についての説明があった後、なんとあのハローキティが登壇しました。
ハローキティちゃんは今回、大分県の広報アンバサダーに就任したことが判明。
実は、大分県には1991年開園の「サンリオキャラクターパークハーモニーランド」というレジャー施設があり、キティちゃんは大分県とゆかりのあるキャラクターなんです。
広報アンバサダーに就任したということで、発表会では大分県に関するクイズにもチャレンジ。4問のクイズに全問正解するという、キティちゃんの知的な一面も垣間見えました。
東京で楽しむ大分県公式アンテナショップ「坐来大分(ざらいおおいた)」
『東アジア文化都市 2022 大分県』のイベントは大分県での開催がメインとなりますが、来県が難しい方は東京にいながら大分県の食文化を楽しめる公式アンテナショップ「坐来大分(ざらいおおいた)」もおすすめ。
大分直送の旬の素材を生かした素敵なお料理をいただくことができます。
営業時間:ランチ 11:30~14:00(L.O.13:30)
ディナー 17:00~22:00(L.O.21:30)
ギャラリー(物販)11:30~22:00
休館日:日・祝・第 1 土曜日・年末年始・お盆
住所:東京都千代田区有楽町 2 丁目 2-3 ヒューリックスクエア東京 3 階
公式ホームページ:https://zarai.jp/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は「東アジア文化都市 2022 大分県」の詳細についてたっぷりと解説させていただきました。
芸術や文化で他国とつながることができるなんて、とても素敵ですよね!
イベントは約1年間を通して実施されるため、ぜひ参加できるものから参加してみてくださいね。
<公式ホームページ>
東アジア文化都市 2022 大分県|県民総参加で「おおいた」の文化を発信し、東アジアとの交流によって新たな文化を切り拓く。