枝毛ができる原因とは?美髪を手に入れるための方法を解説
「毎日しっかりケアしているつもりなのに、気がついたら毛先が枝分かれしてしまっていた」
「せっかく美容院に行ってもすぐに髪の毛が傷んだ状態になってしまう」
そんなお悩みをお持ちの人も多いのではないでしょうか?傷んでいない健康な髪の毛は、それだけで「丁寧なケアをしている」「しっかりしていそう」など人に良い印象を与えることができ、逆にぼさぼさでダメージの強い髪の毛は、「ズボラな人」と思われたり老けて見えたりなど、良くない印象を与えてしまうこともあります。
髪の毛のダメージや枝毛は、日々のケアや予防で改善が期待できます。この記事では、枝毛の原因と予防方法についてご紹介します。ぜひご参考にしてみてください。
これって枝毛?
まず、枝毛の原因や枝毛とは何かについてご紹介します。自分の髪の毛が枝毛かどうか、枝毛になってしまった原因は何かを知ることは、枝毛予防に非常に重要です。枝毛の原因を知り、できるだけ原因を避けるようにしましょう。
枝毛の原因は?
枝毛の原因についてご紹介します。まずは、髪の毛の構造を理解しましょう。
髪の毛は中心に「メデュラ」と呼ばれる芯があり、その周りをタンパク質や水分などで構成される「コルテックス」という部分で覆っています。髪の毛の太さを決めたり、髪の色を決めるのも「コルテックス」です。
このコルテックスを覆い守っているのが、「キューティクル」と呼ばれる部分です。このキューティクルは、シャンプーやトリートメントのCMなどでもよく耳にするのではないでしょうか?
枝毛は、このキューティクルにダメージが加わり剥がれてしまうことで、コルテックスから水分や栄養素が流れ出てしまうことが原因で起きるといわれています。
キューティクルにダメージが蓄積される原因は、いくつかあります。例えば、ヘアカラーや薬剤を使用したパーマ、日常的に使っているヘアドライヤーやヘアアイロンなどの熱によるダメージ、シャンプー後にぬれたまま放置することなどです。
枝毛の状態は?
そもそもどのような状態のものを「枝毛」と呼ぶのかご紹介します。
枝毛とは、何もしていないのに途中で折れている状態の毛、1本の毛から何本もの毛が枝分かれしている状態、髪の毛が縦に裂けてしまっている状態のことをいいます。
ちなみに、よく枝毛と引き合いに出される「切れ毛」は、髪の毛が途中で切れてしまった状態のことを指します。