プレ更年期・更年期の悩み解消に!美容効果もある注目成分「エクオール」で輝く女性になろう【専門家執筆】

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プレ更年期・更年期の悩み解消に!美容効果もある注目成分「エクオール」で輝く女性になろう【専門家執筆】

プレ更年期・更年期症状の緩和を期待できるエクオール

ツラい症状を和らげてくれるだけでなく、美容効果もあると言われ、女性にとっては理想的な成分です。

 

今回は、エクオールの基礎知識や効果効能に加え正しい摂取方法についても解説していきたいと思います

エクオールとは

エクオールとは

エクオールとは、大豆に含まれる大豆イソフラボンが人間の体内の腸内細菌によって変換され、生成される健康・美容成分です。

 

エクオールは、女性ホルモンのエストロゲンに似たはたらきの「エストロゲン様作用」があり、女性ホルモンの分泌が低下するプレ更年期・更年期の女性の不調の緩和を期待できます。

 

ただし、すべての女性が体内でエクオールを生成できるわけではなく、日本人だと50~70%程度だと言われています(※1)。

プレ更年期・更年期のお悩みにはエクオール

プレ更年期・更年期のお悩みにはエクオール

エクオールが持つエストロゲン様作用は、さまざまな更年期症状の緩和が期待できます。

 

たとえば、更年期症状で代表的なホットフラッシュ

自律神経の乱れで上半身がいきなりカーッと熱くなったり、発汗が見られたりする症状ですが、エクオールを摂取することで自律神経が安定し、ホットフラッシュを緩和できると言われています。

 

また、肌の弾力に関係しているコラーゲンの生成を促してシワの拡大を抑制し、骨密度の低下を抑え、骨粗しょう症の予防が期待できることも。

 

そして、エクオールは悪玉コレステロールの抑制や糖代謝にも関わっていて、肝臓のはたらきを促進し脂質代謝を高め、糖代謝を良くすると言われています。

エクオールの正しい摂取方法

エクオールの正しい摂取方法

エクオールを体内で生成するためには、大豆イソフラボンを摂取しましょう。

 

一日あたりの目安摂取量は10mgです。

豆腐なら200g、納豆なら1パック、豆乳なら200gくらいの量になります(※2)。

 

大豆を原料とするものなら大半の食品に含まれているため、味噌、しょうゆ、おから、油揚げなどを使った料理から摂るのもおすすめです。

 

エクオールの産生は体調にも影響を受けるので、腸内環境に気を配り、睡眠不足を避け、生活を整えることを意識しましょう。

漢方がもつチカラ

漢方がもつチカラ

「もしも自分が、エクオールを体内で生成できないタイプだったら……」と不安に思う人は、漢方薬を活用する方法もあります。

 

自然由来の生薬からなる漢方薬は、更年期障害の標準治療のひとつになっています。

 

漢方薬で更年期症状の根本改善をめざすには、

 

「自律神経を整え、イライラや気持ちの落ち込みを緩和する」

「血流を良くして、ホットフラッシュやめまいに対処する」

「ホルモンバランスの乱れを整える」

 

などのアプローチを行いましょう。

 

以下では、プレ更年期・更年期症状に適した漢方薬を一部ご紹介いたします。

 

 

<プレ更年期・更年期症状におすすめの漢方薬>

 

●加味逍遙散(かみしょうようさん)

 

疲れやすく、精神不安のある人に向いています。

カラダにこもった熱を冷ますことでホットフラッシュ(ほてり)や、精神を落ち着かせてイライラを緩和します。

 

●加味帰脾湯(かみきひとう)

 

虚弱体質で、顔色が悪い人に向いています。

胃腸の機能を高め、栄養や潤いを補い、不眠症、貧血などにアプローチします。

 

●桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

 

のぼせやすく、体力がある人に向いています。

肩こり、頭重、月経痛のほか、上半身がのぼせて下半身が冷える冷えのぼせの症状を抑えます。

 

 

上記はあくまで代表的な一例に過ぎません。

自分の症状や体質に合う漢方薬を知りたいという人には、漢方のプロにオンラインで個別相談できるあんしん漢方といったサービスもおすすめです

まとめ

いかがでしたか?

エクオールは、女性ホルモンのエストロゲンに似たはたらきを持つ成分で、大豆イソフラボンを摂取することで体内で生成されます。

 

プレ更年期・更年期の症状の緩和が期待できるため、慢性的な不調で悩んでいる方はぜひ今回ご紹介した方法で改善を目指してみてください。

 

 

【参考文献】

(※1)「エクオール」j-stage

(※2)「エクオールとは?大塚製薬のエルシリーズ」大塚製薬

 

記事執筆者プロフィール

記事執筆者プロフィール

一般社団法人日本サプリメント協会理事長

後藤 典子(ごとう のりこ)

 

同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。

こちらのYoutubeチャンネルでは、健康リテラシー向上のための情報も発信中。

 

さらに、2023年よりSフードプロジェクトのリーダーとして、機能性表示食品ののぞましい発展を支援する活動をしている。

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