眼精疲労で目ヂカラが下がる?!目の疲れを解消して魅力的な目もとを作る方法
いまや現代病と言っても過言ではない「目の疲れ」。
「目の奥が重たい…」
「視界がかすんで、ぼやけてしまう…」
そんな風にお悩みの方も少なくないのではないでしょうか?
目の疲れを放っておくと、健康問題のみならず美容面でも影響が。
目を大きく開けなくなってしまったり、目の輝きが失われたりすることで「目ヂカラ」がダウンしてしまうのです…!
本日は、「目の疲れ」と「目ヂカラの低下」をまとめて改善できる方法をご紹介したいと思います♡
目が疲れると目ヂカラが下がる?!
現代人にとって、スマホやパソコンは生活する上で避けては通れません。
特にデスクワークのお仕事の方は、「朝から晩までずっと画面を見っぱなし」という方も少なくないでしょう。
目の疲れを放っておくと、肩こりなど健康面での弊害があるのはもちろん、「目ヂカラが下がってしまう」という美容面での弊害も。
具体的には、
・白目が濁ってしまう
・目が開きにくくなり細目になってしまう
・クマができてしまう
・涙が減り瞳の輝きが減ってしまう
というように、どんどん目の印象がダウンしていってしまうのです。
つまり、目の印象を美しくしたいなら、まずは目の疲れをケアすることが必要不可欠。
疲労ケアをすることであなたの目はもっとパッチリし、キラキラと輝きます。
目の疲れを解消して魅力的な目もとを作る方法
さて、ここからは早速「どうすれば目の疲れを解消し、魅力的な目もとを作ることができるか」ということについて解説いたします。
(1)ホットアイマスクを習慣化する
目の疲れを引き起こす大きな原因のひとつとして、「血行不良」が挙げられます。
ずっとスマホやパソコンを眺め続けていると、目の周りの筋肉に緊張が起こります。
すると、血管が圧迫され、血行不良状態になってしまうのです。
目の周りが血行不良になると、栄養や酸素が届けられなくなってしまい、目の修復が困難な状態になり、目の疲労へとつながってしまうのです。
目の周りの血行不良を改善することは、目の疲れを改善するために欠かせません。
そこでおすすめなのが「ホットアイマスク」。
最近は、カイロのように開封すると温まり始めるアイマスクが市販でも販売されていますよね。
一日10分間、そういったホットアイマスクを着ける時間を習慣化することで、少しずつ目の周りの血流が流れやすくなり、コリや疲れがたまりにくくなります。
目の周りの血行不良を改善することで、クマの改善効果も期待できますよ。
ホットアイマスクをお持ちでない方は、水で濡らして軽く絞ったタオルをラップで包み、500W~600Wの電子レンジで30~60秒ほど加熱することで、即席のホットアイマスクを作ることができます。
(ぬるくなってきたら温め直すなどして温度を調整してみてください。)
(2)目の疲れに効果的な栄養素を摂取する
目の疲れを解消するためには、「栄養」について知ることが必要不可欠です。
普段の食事で目の疲れをケアできる栄養素を意識して摂取してみましょう。
ぜひ摂っていただきたい栄養素は、次のとおりです。
・ビタミンA
別名「目のビタミン」。
目の粘膜の形成や機能に関係しているビタミンです。
これが不足すると、目が乾燥しやすくなったり、暗いところで物が見えにくくなったりします。
ビタミンAを多く含む食品:レバー、バター、卵黄、にんじん、うなぎ等
但し、脂溶性ビタミンのため、サプリメントで摂取する場合は摂り過ぎに注意が必要です。
・ビタミンB1
目の周りの筋肉の疲れをやわらげ、神経を正常に保つはたらきがある栄養素です。
飲酒によって消費されやすい栄養素なので、お酒が好きな方は特に意識して摂取する必要がありますが、水溶性ビタミンのため体の中に貯蔵しておくことができないので、毎日摂取する必要があります。
ビタミンB1を多く含む食品:豚肉、ハム、うなぎ、大豆等
・ビタミンB2
目の組織全体の新陳代謝をサポートする栄養素です。
特に角膜の健康に深くかかわっており、ビタミンB2が不足すると充血が起こりやすくなります。
水溶性ビタミンのため、体の中に貯蔵しておくことができないので毎日摂取する必要があります。
ビタミンB2を多く含む食品:牛レバー、豚レバー、鶏レバー、乳製品、うなぎ等
・ビタミンB12
視神経を構成している「核酸」や「リン脂質」を増加させることで視神経を修復し、目の疲れを改善するはたらきのある栄養素で、目薬などにもよく配合されています。
水溶性ビタミンのため、体の中に貯蔵しておくことができないので毎日摂取する必要があります。
ビタミンB12を多く含む食品:牛レバー、豚レバー、鶏レバー、あさり、サバ、牡蠣等
・ビタミンE
血行を促進するはたらきのあるビタミンです。
このはたらきにより、疲れ目や充血を防いでくれます。
脂溶性ビタミンのため、サプリメントで摂取する場合は摂り過ぎに注意が必要です。
ビタミンEを多く含む食品:アーモンド、アボカド、いくら、うなぎ、たらこ等
以上のように、目の疲れを防ぐためにはさまざまなビタミンを摂取する必要があります。
特に水溶性ビタミンであるビタミンB群は体内に貯蔵しておくことができず、余剰分は尿と一緒に流れてしまうため、毎日こまめに摂取する必要があります。
「毎日摂れている自信がない…」という方は、サプリメントを利用するのも良いかもしれません。
逆に、脂溶性ビタミンであるビタミンAとビタミンEは、体内に蓄積しやすいという特徴があります。
普通の食事で摂る分には特別気を遣う必要はありませんが、サプリメントで摂取する場合は過剰摂取になりやすいため注意が必要です。
(3)毛様体筋の体操を行う
目の筋肉は動かさないと、どんどん凝り固まってしまい疲労が出てしまいます。
積極的に動かすことでコリがほぐれ、疲労も解消することができます。
目にも色んな筋肉があるため、どれかひとつではなくそれぞれほぐしていく必要があります。
まずは「毛様体筋」の体操からご紹介します。
毛様体筋は、カメラで言うと「ピント」に当たる部分。
伸びたり縮んだりすることで焦点の位置を調整しています。
パソコンやスマホなど「近く」を見る時間が長い人は、常に毛様体筋が緊張している状態。
ガチガチに固まっているため、以下の体操で毛様体筋をストレッチする必要があります。
1.親指を立てて腕を伸ばし、親指の先を3秒見つめます。
2.次に窓の外の風景に視線を移し、遠くの一点を3秒見つめます。
3.1→2を3セット繰り返します。
どうでしょうか。目が軽くなったような感覚があるのではないでしょうか?
毎日近くを見る機会が多い人ほど、ほぐれる感覚があるかと思います。
この体操を気付いたときに行うことで、毛様体が固まるのを防ぐことができ、「ぼやけ・かすみ」「目の疲れ」を予防できます。
(4)外眼筋の体操を行う
続いては、「外眼筋」。
外眼筋は、眼球を上下左右に動かす筋肉です。
パソコンやスマホなど一点を見つめることが多い人は、外眼筋を大きく使う機会が減るため、ガチガチに固まってしまいます。
「目の奥が重い」という方は、外眼筋のコリが原因かもしれません。
次の方法で外眼筋の体操を行ってみましょう。
1.顔は固定したまま、目だけ真上を1秒見る。
2.左上を1秒見る→右上を1秒見るを3回繰り返す。
3.視線を正面に戻す
4.左を1秒見る→右を1秒見るを3回繰り返す。
5.真下を1秒見る。
6.左下を見る→右下を1秒を見るを3回繰り返す。
どうでしょうか。一回やっただけでも目の奥が軽くなるような感覚が得られたのではないでしょうか?
外眼筋を動かすことで目全体の血流がよくなるため、気付いたときにこまめに行うようにしましょう。
(5)眼輪筋の体操を行う
続いては「外眼筋」の体操をご紹介します。
眼輪筋とは、目の周りをぐるっと囲むように伸びている筋肉で、まばたきをするときに使います。
スマホやパソコンなど集中してものを見続けていると、ついまばたきを忘れてしまうことがありますよね。
すると、眼輪筋を動かさないことでガチガチに固まってしまい、目の疲れにつながります。
そんなときはとても簡単な眼輪筋の体操を行うことで、眼輪筋が固まってしまうのを防ぐことができます。
1.目を細めて10秒キープする
2.元の状態に戻す
3.1→2を3回繰り返す
いつでもどこでもできるので、気が付いたら実践してみましょう。
これを行うだけで、目の疲れがスッキリしますよ。
なお、目を細める際に眉間にシワが寄らないようにご注意くださいね。
(6)深呼吸を行う
忙しい毎日を送っていると、つい呼吸するのを忘れてしまっていた、なーんてことはありませんか?
呼吸が浅くなると酸素が十分に取り込まれないため、当然目にも酸素が行き届かなくなります。
すると目は酸欠状態になってしまい、目の疲れとして現れるのです。
目に新鮮な酸素を届けるためにも、自分の呼吸が浅くなっていないか意識してみてください。
「あ、気づいたら呼吸していなかった!」と分かったら、目を閉じて深く5回ほど深呼吸してみましょう。
新鮮な酸素が取り込まれることで、目がスッキリしますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は「目の疲れ」と「目ヂカラの低下」をまとめて解消する6つのテクニックをご紹介しました。
目の疲労と目ヂカラは、深く関係しています。
どんなにアイメイクをバッチリ行ったとしても、目の内側に疲労が溜まっていては印象的な目もとを作ることはできません。
重要なのは、目の外側だけでなく、目の筋肉や眼球にも焦点を向けること。
蓄積した目の疲労をしっかりと取り除くことで、目はパッチリと開きやすくなり、目の表面は十分な涙で潤されてキラキラになり、白目も美しく透き通ってきます。
また、目の疲れを解消することで、肩こり・頭痛・メンタルの不安定といった弊害もまとめて解消される可能性があります。
どの方法も簡単に実践できるので、ぜひトライしてみてくださいね!