自宅でダイエットをするときに参考にしたい基本事項とは?
むくみについて
ダイエットというと、ついつい体重計に乗って数字ばかりを気にしてしまいがちですが、見た目を考える上では浮腫み対策もしっかり行って行きたいです。ここでは、むくみの原因と対策について紹介していきます。
むくみの理由は?
むくみ(浮腫)とは、細胞間の水が増加した状態のことを指します。朝起きて鏡を見ると顔が膨れているようにかんじる、夕方になるにつれて下半身が重たくなり靴が窮屈になる、などの症状を感じたことがあると思います。
太ったように見えても、むくみと肥満ではその仕組みは全く違います。むくみは体の水分が異常に増加した状態であって、肥満は脂肪分が増えた状態のことです。むくみがひどい時には数日の間で一気に体重が増加することもありますが、肥満の場合は極端な体重増加はありません。足のむくみは、立ち仕事やデスクワークなどで同じ姿勢をとり続けていた場合、飛行機や電車などの移動時に一定の時間以上同じ姿勢をとっていた場合に起こりやすいです。全身の血行が悪くなり、さらに身体に不要な水分が下半身にたまってしまうためです。
特に女性は生理中、女性ホルモンの分泌量が増え、血管が拡張されるために下半身がむくみやすくなります。生理中に身体が重たく感じられるのはそのためです。顔のむくみの原因は、顔の皮膚の下の組織に水分がたまったことがむくみの原因です。顔がむくんでしまった時の対策を紹介します。顔のむくみには冷やすことが効果的です。前日のアルコール摂取しすぎて顔がむくんだときは、水にぬらしたタオルに氷をはさんで、5分ほど顔に当てると、徐々にむくみが引いてきます。朝忙しい方でも、数分で簡単にできるためおすすめです。腫れぼったいむくみも、首や肩周りの筋肉をほぐすと、顔の血流がよくなりむくみが改善されます。そのため、肩をもんだり、首を軽くストレッチしたりしましょう。
足のむくみの改善方法
次に足がむくんだ時の改善方法を紹介します。下半身がむくんだときは、ふくらはぎのマッサージや、軽いストレッチで血行をうながすとよいです。
マッサージは、足の指先から心臓に向かって、リンパを流すようにもみほぐします。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれているほど、多くの血管が通っています。ふくらはぎを中心に下から上へマッサージすることで、むくみが取れていくでしょう。
マッサージする余裕がないほどに疲れてしまった時には、床に寝転がり壁に沿って、足を天井に伸ばしてみてください。血流の流れが良くなり、足がすっきりするはずです。溜まった疲れやむくみはマッサージで揉みほぐし、次の日にすっきりとした見た目で朝を迎えられるようしましょう。
目標を立ててダイエットを行う
漠然と痩せたい、という目標だけではダイエットは思うように進みません。最終的な目標と、それを達成するための小さな目標を設定し、長期的に行いましょう。カレンダーに記入し、視覚化することをおすすめします。毎日、体重と体脂肪率を記入すると変化を知ることができるので、やる気に繋がると思います。ファスティングなどで一時的に体重を減らす方法もありますが、継続できない限り体重は戻ってしまいます。
ダイエットは日々の小さな積み重ねです。また、痩せることができても身体を壊してしまっては、せっかくのダイエットも台無しになってしまいます。自分へのご褒美も用意しつつ、焦らず身体が許すあなたのペースで取り組みましょう。
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