【1年以上のカップル必見】価値観の違いは別れの理由になる?

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【1年以上のカップル必見】価値観の違いは別れの理由になる?

付き合いが長くなればなるほど「価値観の違い」を感じる人がほとんどです。そして結婚前は、この価値観の違いが悩みの種になってしまう人も少なくありません。

価値観に違いがあるのに結婚してもいいのか?幸せになれるのか?など、考えても答えはなかなか見つかりませんよね。

そこで今回は、価値観の全く違う相手と結婚したにもかかわらず、結婚10年以上経過しても良好な夫婦関係を持続している筆者が価値観のズレを解説!

パートナーとの価値観が違うことで悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。きっとモヤモヤが晴れるはずです。

価値観の違いはダメなの?

価値観の違いはダメなの?

価値観の違いがあっても上手く関係を続けているカップルがいる一方で、価値観の違いで別れを選ぶ人たちもいます。その違いは何なのでしょうか?

はじめに、価値観の違いについて筆者の持論を述べさせてください。

価値観の違いは「当たり前」

結婚10年以上経つ筆者が思うのは、価値観の違いは「当たり前」。違いをどこまで「許せるか」が最大のポイントです。

そもそも、価値観の違いは当たり前です。自分と全く同じ価値観の人は、どこにもいませんよね。それなのに、私たち人間は「価値観が違うから」と別れを選びがちです。

価値観が違うということは、それぞれに個性があるということ。お互いの個性を尊重していけば、1人ではできなかったことが2人でできる。そんな素敵な未来もあるのです。

そんな素敵な未来を叶えているカップルの特徴は、むやみに価値観の違いを意識しないこと。価値観の違いを認めた上で「ここまでは許せるけどここからは許せない」という基準をしっかりと持ってお互いを尊重しています。

「許せないリミット」を決める

価値観の違いを乗り越えて幸せな関係を築くなら、自分の中のリミットを明確にしましょう。

 

・借金は絶対にNG

・どんな理由であっても浮気はNG

・女友達と2人きりで外食はNGだけどキャバクラはOK

 

など、自分が「これだけは許せない」というリミットを明確にすることで、今のパートナーが一生添い遂げられる人かそうでないかの判断が付きやすくなります。

自分の中で「ここまではOK」「ここからNG」としっかり線引きしておくことが大切です。

価値観の違いあるある

まず、よくありがちな価値観の違いをご紹介します。ここに上げる価値観の違いは、別れに発展する可能性が高いと言えます。ぜひ参考にしてください。

価値観の違い1・金銭感覚

例えば旅行へ行ったとき。「せっかくの旅行だからお金を気にせず美味しいものを食べたい」と思っていても、パートナーが「お金がもったいないからコンビニで買おう」と言ったら…せっかくの旅行ムードも台無しですよね。

 

金銭感覚のズレは、価値観の中で最も大きく現れやすい違いと言ってもいいでしょう。「金持ち喧嘩せず」「金の切れ目が縁の切れ目」など、日本にはお金にまつわることわざがたくさんあります。

お金に関する価値観の違いは、パートナーシップに亀裂を入れる最たるものかもしれません。言いかえれば、金銭感覚の違いが少なければ少ないほど、いい関係が築きやすいとも言えるでしょう。

価値観の違い2・日常生活

日常生活の小さなところにも、価値観の違いによるトラブルが潜んでいます。

 

「食後はすぐに後片付けしたい」VS「食後はゆっくりしたい」

「洗濯物は中干ししたい」VS「外干ししたい」

「休日はどこかへ出かけたい」VS「家の中でインドアを楽しみたい」

「親の面倒は子どもが見るもの」VS「施設に頼った方が安心」

 

このように、価値観の違いを探してみると無限に出てきます。地球上に同じ人が2人いないように、価値観も十人十色で人の数だけあります。

そんな中、価値観の違いに悩み別れを考えることは浅はかだと思ってしまうのは筆者だけでしょうか?

価値観の違いによってパートナーと別れたとしても、新しいパートナーもまた価値観の違いを持っているのですから…。

価値観の違い3・夜の営み

パートナーシップや夫婦関係において、夜の営みの頻度や内容は死活問題とも言えるでしょう。アメリカでは、セックス レスによる離婚調停が成立してしまうほど。

よくありがちなのは、産後の夫婦です。

「子育てに疲れて夜の営みどころではない女性と、元気な男性」という構図は、現代の社会問題と言っても過言ではないかもしれません。

「週に1回は触れ合いたい」と思っている一方で、相手が「1年に1度でいい」と感じていたら…?このような価値観の違いから、結果的に浮気や不倫などに繋がってしまうケースも少なくありません。

価値観の違いを見極めるコツ

価値観の違いを見極めるコツ

同じ人がいないように、自分と全く同じ価値観を持つ人はいないと断言してもいいくらいです。どんなに相性抜群に思えるパートナーであっても、価値観の違いはどこかに潜んでいるもの。

ここでは、価値観の違いで別れを選ぶべきかどうか?見極めるコツについて解説していきたいと思います。

金銭感覚は重要!

「金の切れ目が縁の切れ目」とはよく言ったもので、金銭感覚のズレは一緒に生活していく上で欠かさずチェックしてもらいたい項目です。

とはいえ、金銭感覚を一致させるのは至難の業。なぜなら、人それぞれ育ってきた環境や親が違うからです。

金銭感覚が違う人同士が上手く付き合っていくためには、先ほどお伝えした「自分のリミット」を意識する必要があります。

借金がダメだと言っている訳ではありませんが、人によっては「借金している人とは結婚できない」という価値観を持っている人がいますよね。

価値観の違いによるトラブルを避けたいのであれば、まずは自分自身が「これだけはNG!」と明確に決めることです。

特に金銭感覚における価値観の違いは、結婚後のトラブルに直結しやすいので注意しましょう。

そして、相手との価値観の違いが自分の中のリミットを超えた場合、幸せな未来のためにも潔く別れを選ぶことも大切です。

無理しすぎはNG

人が羨むような理想的なカップルでも、価値観の違いは当たり前にあります。100%価値観が一致する人を探そうと思っても、高確率で無理と言えるでしょう。

良好な関係をキープするためには、お互いの価値観の違いを受け入れて「許し合う」「我慢し合う」姿勢が大切です。

ただし、我慢のしすぎはよくありません。「DVを受けている」「全く愛されていない」「利用されているだけ」などという日々が明確な場合、残念ながら我慢の先に幸せは待っていないでしょう。

自分の体は「自分のもの」であるように感じてしまいますが、実は自分のものではありません。少しスピリチュアルな話になってしまいますが、自分の体はただの「借り物」です。

借り物の自分がボロボロに痛めつけられているのにその場から離れられないのは、愛ではなく執着です。

まずは自分の心と体が喜ぶことを最優先にして、無理しすぎている自分に気付きましょう。そうしていく中で、自ずと「別れるべきか添い遂げるべきか」がわかってくるはずです。

パートナーと話し合う

価値観の違いがあるのは当然。問題なのは「価値観の違いについて話し合えない」パートナーシップです。

筆者は、夫と価値観の違いがたくさんあります。金銭感覚・夜の営みの頻度・子どもへの接し方・休日の過ごし方など、一致する価値観の方が少ないと言ってもいいくらいです。

それなのに、なぜ10年以上も良好な関係を続けていられるのか?それは、紛れもなく「価値観の違いについて話し合う時間を作っているから」です。

我が家では、価値観の違いによってトラブルが起こると、必ず夫婦で話し合います。

 

・昨日の言い方、ちょっと酷くない?嫌な気持ちになったんだけど。

・コンビニからお金、引き出しすぎじゃない?手数料考えてる?

・夜の営み週1って多くない?せめて10日に1回にしてくれない?

・靴下いつも裏返しなんだけど?そのまま洗濯して畳んでいい?

 

など、我が家ではシビアな内容はもちろん非常に細かなことでも「これって違くない?」と感じたことはサラッと伝えるようにしています。

なんでも話し合える関係だからこそ、価値観の違いがあってもお互いに歩みあって譲り合って2人が納得できる着地点を見出せます。

「価値観が違うから別れよう」ではなく、その違いを2人で乗り越えようとする中で、愛は育まれていくものではないでしょうか。

ぜひ、話し合える2人を目指してコミュニケーションを深めてみてください。

まとめ

今回は「価値観の違い」について詳しくお伝えしました。

同じ人間がいないように、価値観も人それぞれです。価値観の違いによって関係性が悪くなってしまうことももちろんありますが、許容範囲内であれば目をつぶる柔軟さも大切にしたいですよね。

ただし、目をつぶりすぎて「ただの我慢」になってしまうのは危険です。「自分さえ我慢すれば…」という意識の先に待っているのは幸せな未来ではなく、妥協した未来。

価値観の違いを埋めた未来に見えるのが「幸せ」であるように、まずは自分のリミットを決めましょう。そうすることで、より自分と価値観の近い相手がわかるようになるでしょう。

または、価値観の違いについてパートナーと話し合ってみるのもおすすめです。話し合いができないパートナーであれば、そのような相手と人生を伴奏できるか再度考えてみるべきでしょう。

価値観の違いは、誰にでもあります。まずは自分自身の心にしっかりと向き合い、本当に望む相手を考えてみてください。

自分の心にきちんと向き合うことができれば、自分が本当に求めているパートナー像も明確になり、未来も徐々に明るくなっていくでしょう。

執筆者プロフィール

執筆者プロフィール

A(エー)

 

元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。

 

instagramアカウント:https://www.instagram.com/amuamu.ayumi

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