【タイプ別】厚塗り感なし!3つのクマのカバー方法とは?
ある日の仕事終わり。ふと鏡を見ると、目の下には憎らしいアイツが!
そう、「クマ」ですね。
クマがあると、一気に顔がどんよりした印象になってしまいますよね。
クマを隠そうと、一生懸命コンシーラーで隠そうとするものの、
「なかなか思うように隠れない…」
「むしろ目立ってしまう…」
そんな方も少なくないのでは?
クマは、隠そうとすれば隠そうとするほど悪目立ちするという、厄介者。
メイクでクマを隠すときは「ちょっとしたコツ」が必要です。
本日は、クマのタイプ別のおすすめコスメをご紹介したいと思います。
クマがあると4.4歳老けて見える?!
クマって本当にイヤですよね。
目の下が暗いだけで、顔もなんだかどんより。
それだけではありません。クマは、顔を老けさせてみせてしまう大きな要因。
クレ・ド・ポー ボーテが20代~30代の女性500人に対して行った調査によると、目の下にクマがあるだけで「4.4歳老けて見える」ということが明らかになりました。
(参照:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102924/201501307343/_prw_PR1fl_IUCeya7F.pdf)
目もとというのは、一番最初に目が行くパーツなので、
顔の印象を大きく左右してしまいます。
そのため、たった一筋のクマで大きく老けてみえてしまうのです。
まずはクマの種類と対策を知ること
クマを隠すためのコスメについてお話しする前に、
クマの種類についてお話ししたいと思います。
実は、目のクマには大きく分けて3つのタイプがあることをご存知でしたか?
クマを隠すには、まず敵を知ることが大事。
そしてできることなら、
メイクではなく「根本的な改善」を目指すのがおすすめです。
ここからは、クマの3タイプとその対策をご紹介したいと思います。
クマの種類と対策(1)青クマ
まず挙げられるのは、「青クマ」と呼ばれる種類のクマです。
その名の通り、色が青いのが特徴です。
青クマの主な原因は、「血行不良」。
眼精疲労や、鉄分不足、ストレス、ホルモンバランスなどが原因で目元の血の巡りが悪くなっていることが原因で起こってしまいます。
特に目元は他の部分より皮膚が薄いので、うっ血して血が青くなっていると透けて見えてしまいます。
♦ 青クマ対策 ♦
青クマの対策として必要なのは、とにもかくにも血行を正常な状態にすること。
最も気を付けるべきは「鉄分不足」。
女性のほとんどは鉄分が足りていないと言われているので、積極的に鉄分を摂るようにしましょう。
おすすめなのは、ほうれん草などの植物性の鉄分よりも、レバーなどに含まれる動物性の鉄分。
植物に含まれる鉄分は「非ヘム鉄」は、動物に含まれる「ヘム鉄」と比べ、吸収率が悪いのが特徴です。
そのため、ヘム鉄を多く含むレバーやマグロを積極的に摂るのがおすすめです。
食事から摂るのが難しい方は、ヘム鉄のサプリメントを活用しても良いかもしれません。
クマの種類と対策(2)茶クマ
続いて挙げられるのが「茶クマ」という種類のクマです。
茶クマの原因をひとことで言うと「色素沈着」。
花粉症などで目をこする癖がある場合や、
アイラインなどのアイメイクがきちんと落とせていない場合に起こりやすくなります。
青クマの場合は血行をよくすれば改善が見られますが、
茶クマの場合は皮膚自体に色がついてしまっているため、改善に時間がかかるのが特徴です。
♦ 茶クマ対策 ♦
まずは基本のスキンケアを見直すことが必要です。
「目元の細かいところまでしっかりクレンジングで落とす」ことから始めましょう。
アイメイクをしっかりと落とすことで、これ以上茶クマが濃くなってしまうのを防ぐことができます。
また、茶クマは色素沈着が原因なので、美白系のスキンケアを使うのもオススメ。
・トラネキサム酸
・コウジ酸
・ビタミンC誘導体
・プラセンタ
等が配合されている化粧水や美容液で目元をしっかりケアすることで、茶クマの改善が期待できます。
クマの種類と対策(3)黒クマ
最後にご紹介したいのは、「黒クマ」と呼ばれるクマです。
黒くまの原因は「影」です。上を向くと目立たなくなるのが特徴です。
目もとに影ができてしまうのには、大きく分けて二つの原因があります。
ひとつ目は、「へこみ」。
生まれつき目元の脂肪が少なかったり、加齢にともなって脂肪が減少してしまったりすると、その部分が落ちくぼんでしまうため、陰ができてしまいます。
ふたつ目の原因は「たるみ」。
加齢などによって目の下の筋肉が衰えてしまうと、脂肪をささえることができなくなってしまい、たるんでしまうのです。
そのたるみが影をつくってしまい、クマを形成してしまいます。
♦ 黒クマ対策 ♦
黒くまの対策としておすすめなのは「目の下の筋肉を鍛えること」です。
まぶしいものを見た時のように、
「下まぶたを上げる」という動きを繰り返し行うと、目の下の筋肉が増強されるので、「へこみ」によるクマと「たるみ」のクマによる両方に効果的です。
ただし、疲れるほどやってしまうのはNG。
目の周りの組織はとても繊細なので、あまり無理させないようにしましょう。
気づいたときに数回行うだけでも十分です。
クマを巧みにカバーするコスメとは?
このように、クマには大きく分けて3つの種類があります。
自分のクマがどのタイプなのか確認することはできましたでしょうか?
まずはクマのタイプを知り、少しでも改善するための対策を取ることが重要です。
それでもどうしても消えないクマは、メイクで隠してしまいましょう。
とはいっても、クマをメイクで隠そうとすると、
・厚塗り感が出てしまう
・うまく隠せない
・余計に目立ってしまう
なーんて方も多いのでは?
それはもしかしたら、自分に合ったコスメを使えていないのかも。
正しいコスメを使って上手に隠せば、
厚塗り感が出ることもなく、悪目立ちすることもなく、キレイにカバーすることができますよ。
ここからは、3つのクマタイプ別のおすすめコスメをご紹介していきたいと思います。
クマカバーおすすめコスメ(1)青クマ編
ボビーブラウン / コレクター
※画像は公式サイトより引用
まずご紹介したいのは、「青クマ」向けのコスメです。
おすすめは、ボビーブラウンの『コレクター』。
一般的なコンシーラーだけだとどうしても隠しづらいのが青クマの特徴。
そんなときは、このコレクターを使いましょう。
ボビーブラウンのコレクターは、コンシーラーの「前」に使うアイテム。
コンシーラー前にコレクターであらかじめ色の補正をしておくことで、少量のコンシーラーでも厚塗り感なくきれいに青クマを隠すことができます。
青クマさんは「ピーチビスク」などのオレンジ寄りのカラーを選ぶのがおすすめ。
オレンジは青の補色なので、効率的に青クマを隠すことができます。
クマカバーおすすめコスメ(2)茶クマ編
ケサランパサラン / アンダーアイブライトナー
※画像は公式サイトより引用
続いては「茶クマ」向けのコスメをご紹介したいと思います。
おすすめは、コチラ。
ケサランパサランの『アンダーアイブライトナー』です。
色素沈着といったくすみが原因の茶クマには「明るさを与える」アイテムがぴったり。
アンダーアイブライトナーは、
光を集める効果がある明るいイエロー色のコンシーラーのおかげで、
目元のくすみをぱっと飛ばしてくれます。
そして嬉しいのが、「オレンジ色」も付いているということ。
茶クマさんの多くは青クマも併発している場合が多いので、
オレンジとイエローを重ねることで、二つのクマをしっかり飛ばすことができます。
クマカバーおすすめコスメ(3)黒くま編
イヴ・サンローラン / ラディアントタッチ ハイカバー
※画像は公式サイトより引用
最後にご紹介するのは、「黒くま」向けのアイテム。
イヴ・サンローランの『ラディアントタッチ ハイカバー』です。
伝家の宝刀「ラディアントタッチ」の、カバー力が高いバージョンです。
「光で影を消す」ということに特化したアイテムで、
一筆で厚塗り感なくキレイに影を飛ばすことができます。
目元が一瞬でぱっと明るくなり、ツヤと透明感が出るので、ナチュラルにカバーできるのも嬉しいところ。
影によるクマでお悩みの方には間違いなくオススメのコンシーラーです。
まとめ
本日は「タイプ別のクマのカバー方法」についてご紹介しました。
クマを撲滅するためには、なによりもまず敵を見極めることが大事。
自分のクマタイプがわかったら、
適切なコスメで巧みにカバーしてしまいましょう。
目もとは年齢を左右する大事な部分。
クマを無くしてマイナス4.4歳の目元を目指しましょう。
<参考URL>
・イヴ・サンローラン
・ケサランパサラン
https://www.kesalanpatharan.co.jp/undereyebrightner/
・ボビーブラウン