【結婚を考え中の方必読】「好きだけじゃ結婚できない」はホント?恋愛と結婚、その大きな違いとは
女性においてのターニングポイントのひとつともいわれる「結婚」。いつか大好きな人と結婚したいと夢に描く女性は多いものの、実際は「結婚と恋愛は違う」と言われたり、「好きだけじゃ結婚できない」などのナイーブな意見も多いですよね。
でも、本当にそうなの?と疑問に思う人も多いはず。そこで今回は、そもそも「恋愛と結婚の定義」についてと、その具体的なポイント、恋愛と結婚が違うと言われる理由についてを解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
恋愛と結婚の定義について
似ているようで違う、恋愛と結婚の定義とは一体なんなのでしょうか。
まずはそこから説明していきましょう。
恋愛は「刺激」
恋愛の定義を一言でまとめると、「刺激」です。
自分を好きといってくれる人とは恋愛できない、自分にはない一面を持っている人に惹かれる、などという人は、恋愛に「刺激」を求めている傾向が強いです。
いつもドキドキしていなければ落ち着かない、一年以上彼と付き合うと冷めてしまう…などという人も、このタイプに当てはまるでしょう。
私たち女性が恋愛に刺激を求めるのは、いつもドキドキさせてくれたり、自分にはない多様な価値観に惹かれるから。付き合って一緒にいるだけで、自分の世界が広がることに楽しさを覚えるからです。
しかし、このようなタイプの人と恋愛をしてしまうと、長く付き合うとその人の良さが見えなくなってしまったり、いつもドキドキさせてくれないと物足りなくなってしまうなどの「飽き」の対象になることもあります。
刺激を求めるのは悪いことではありませんが、いつまでもこのタイプの恋愛をしていると、なかなか結婚まで踏み切れないという人も多いのが現状ではないでしょうか。
結婚は「安心」
結婚の定義を一言でまとめると、「安心」です。
刺激的な恋愛とは違い、結婚は毎日がその人との生活、その人との日常です。
たまに会えるドキドキ感もなければ、ずっと一緒にいることでたくさんの問題も出てきやすい。けれども、例えばなんでもない日にただ横にいるだけでも、ふと「幸せだな」と感じることができる人。どんなに喧嘩した夜でも、寝顔を見ると「かわいいな」なんて思える人とは、結婚の対象になれるでしょう。
もちろん最初は刺激を求める恋愛体質だった二人が、長く一緒にいる中で安心を覚える結婚体質に変わることもあります。
恋愛と結婚は具体的になにが違うの?
恋愛と結婚の定義について触れたところで、実際に恋愛と結婚の具体的な違いについても説明していきますね。
一緒に生活をする
結婚生活において、もっとも重要なのがこの点ではないでしょうか。一緒に生活をするということは、自分の日常に違う誰かが介入するということ。普段の日常に愛する人がいることは幸せなことではありますが、その分「慣れ」やお互いに違う「価値観」のなかで、新しい発見もあれば苦労もあります。実際に、あまりにも違う生活スタイルの人たち同士が結婚すると、その違いに戸惑ってしまうという声も。
だからこそ、刺激ではなく安心できる要素を相手の中に見つけることはすごく大切なのですね。
親や親戚などの第三者が加入する
結婚とは、自分達だけの世界で終わるのではなく、必ず第三者となる別の人が介入して来ます。家族、親戚・・・これまで関わりのなかった人が自分達の生活に関わってくることで、二人では良しとされていたことも、周りの意見や目を気にしなければならなかったり、意見を求められる場面も多々あることでしょう。
だからこそ、結婚では、第三者が加入したとしても崩れない二人の関係性や、しっかり話し合える環境などを整えていくことが必要。二人が良ければそれでいいとされるのは、結婚までのお話です。
嫌でもすぐに別れられない
恋愛であれば、相手に嫌なことがあった時、すぐに「別れる」という選択を取ることができます。しかし結婚となると話は別で、すぐに別れることはなかなかできませんよね。
たとえ紙切れ一枚の契約であっても、そこには相手の両親や、自分の親族などの多くの人が関わっていますし、相手に拒否されてしまう場合はどんなに離婚したくても、裁判などを起こさなければ離婚が成立しないこともあります。
このような部分を比べてみても、結婚と恋愛が違うことは明確ですよね。
恋愛と結婚は違う人とするべき?
ここまでの話を整理してみると、
・恋愛は刺激で結婚は安定である
・恋愛と結婚は具体的に比べてみても違いが多数ある
ことが理解できたのではないでしょうか。
しかしながら、「それじゃあ恋愛と結婚は違う人とするべきなの?」という一番大切なポイントについてはどうでしょうか。疑問が残りますよね。
それを解決するためには、以下のポイントが重要となります。
参考にしてみてくださいね。
恋愛と結婚の「うそ」と「本当」を知ろう
恋愛のゴールは結婚じゃない
恋愛関係にある人と結婚ができること、それは本当に幸せなことだと思います。しかし、恋愛のゴールが「その人との結婚」だと思っているのであれば、そのままその人とは、ゴールインしないほうが幸せだと言えます。
なぜなら、結婚はゴールではなく、二人の新しいスタートの場所になるから。結婚は決して楽しい事ばかりではありません。生活を共にすればトラブルも起きてくるでしょうし、自分と相手との違いの中に、だんだんと不満やストレスを抱くようになるかもしれません。
しかし、そんな時に大切なのは「二人で乗り越える事」です。恋愛をゴールだと思って結婚した二人は、この壁にぶち当たった時、なかなか前に進むことができません。それどころか「思った通りの結婚生活じゃなかった」など、現実と理想のギャップに戸惑うこともあるでしょう。
愛する人から結婚を申し込まれたら、それはゴールではなくスタート。一緒にスタートをきれる、問題があっても二人で乗り越えられる人と愛を誓い合うことができれば、それはとても幸せなことではないでしょうか。
結婚したら幸せになれるは嘘
結婚をしたら幸せになれますか?という人がいますが、これは真っ赤な嘘。何故ならば、幸せになるために必要なのは「結婚をすること」ではなく「自分自身が幸せになること」だからです。
結婚は、「自分ではない誰か」が自分の生活に介入してくることです。だからこそ、全ての幸せを結婚に委ねていては、結婚後に相手が思い通りに動いてくれないなど、不自由に感じることもあるでしょう。
今の環境から抜け出したくなっても、固く結ばれた結婚という二文字からは、簡単に抜け出すことは難しいのです。
そんなときに「結婚をしたから幸せになれると思っていた」と嘆いてしまうようであれば、結婚は避けたほうがベター。恋愛と結婚は違う人とするべきなのではなく、考え方や視点のポイントを少し広げて、いろんな目線から相手のこと、自分のことを考えることがすごく重要になります。
相手の中に安心要素を見出したり、安心できる関係性であっても、たまには恋愛関係のように「ドキドキ」できるようなデートプランを提示する。二人でどうやって人生を歩んでいくかを考えられるのであれば、たとえ「結婚」という二文字がなくても、その人と幸せになることはできるのです。
女性が「結婚」を気にする理由
女性はどうしても「結婚」という二文字を気にしてしまいますよね。それには、子供や年齢、体力などといった本能的な部分と、おとぎ話や周りからの結婚報告、親からの圧力などの社会的風潮が大きく関わっています。
特に、小さい頃からおとぎ話などによって「いつか現れる王子様」と結婚することが、女としての幸せだとすり込まれている場合、それをある程度大人になってから抜け出すのは、なかなか至難の技。だからこそ、世の中にはこういう風潮があるのだな、と知ることはすごく大切です。
結婚という文字が社会的な圧力でふりかかってきても、縛られすぎないこと。結婚が物事の全てではありません。
自分が相手とどういう関係を築いていきたいのか、どうなっていきたいのかを見つめ直すことも、女性にとって、必要なことではないでしょうか。
恋愛と結婚の違いを認めて良いパートナーと出会おう
結婚とは、お互いを受け入れて理解し合おうと努力する二人にしか、解決できない課題が幾度なく待ち受けています。
恋愛と結婚の違いを認めた上で、今付き合っている人とそのまま結婚しても良いのか?その覚悟があるのか?をしっかり見極めることをお勧めします。
結婚のパートナーは生涯にひとり、あなたと本気で向き合い、大切に支え合える人であった欲しいと願います。恋愛と結婚の違いを把握した上で、よいパートナーとより良い二人の関係性を作っていけることを応援しています。
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