最近流行りのマリトッツォとは?コンビニでも買える?発祥や歴史も解説
たっぷりのクリームが印象的なマリトッツォ。いま最も人気を集めているスイーツといっても過言ではないマリトッツォですが、どこの国で生まれたスイーツか知っていますか?
また、マリトッツォが生まれた歴史、日本ではどう人気が出たのかについても知らない人が多いはず。
この記事では、マリトッツォ発祥の地や歴史について、どこで手に入れられるのかについて解説します。大人気スイーツマリトッツォについて理解を深めていきましょう。
マリトッツォの基本情報について
最近注目を集めているスイーツといえば「マリトッツォ」でしょう。丸い形のパンにたっぷりのクリームを挟んだ贅沢な見た目が特徴的ですが、マリトッツォについてあまりよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、マリトッツォの基本的な情報から、どこで販売されているのかについてご紹介します。ぜひ自分へのご褒美や、ちょっとした手土産にマリトッツォを選んでみてはいかがでしょうか。
マリトッツォってどんなお菓子?
マリトッツォはイタリア発祥のお菓子で、伝統的なデザートとして長く愛されてきました。本場イタリアでは、カフェでの朝食として食べられたり、お菓子屋さんで購入したりするのが一般的です。
ふわふわしたパンにたっぷりのクリームを挟んだシンプルな見た目が特徴的で、生クリームを挟んだタイプのマリトッツォは「マリトッツォ・コン・ラ・パンナ」と呼ばれています。
マリトッツォの歴史について
マリトッツォの起源はかなり古く、古代ローマ時代にまでさかのぼります。ローマ時代のマリトッツォはドライフルーツが入っていて、栄養価が高いことからエネルギー源として食べられていました。
また、マリトッツォはかつて婚約者に送るお菓子でした。マリトッツォの中に指輪や宝石など贈り物を入れることもがあったといいます。
このように、ローマ時代では愛の象徴のようなお菓子だったため、多くの人に愛されて喜ばれていたのでしょう。イタリアらしいロマンチックなエピソードですよね。
日本で流行したきっかけは?
日本でマリトッツォが販売されたのは2014年ごろだと考えられています。大阪市にあるパティスリーで、コーヒーに合うスイーツとして販売されていたそうです。
そして2020年、福岡市にあるパン屋さんにて14時、15時頃に売り出すパンとしてマリトッツォを置き始めたことで一気に注目が集まりました。見た目のかわいらしさとインパクトにより、マリトッツォブームが起こりました。
その人気から、生クリームだけでなくアイスやチョコクリームなどを挟んだ新しいタイプのマリトッツォが発売されます。果物を盛り込んだり、パンをおはぎに変えたり、様々なマリトッツォを楽しめるようになったのです。