結婚後に男性が感じるギャップとは?後悔しない結婚生活を送るためには?
「結婚はゴールじゃない」「結婚は人生の墓場」と聞いたことはありませんか?本当に結婚の先に待っているのは、幸せではなく、地獄のような日々なのでしょうか。好きだった人と結婚をして、幸せ満点なはずなのに、どうして我慢を強いられる毎日になってしまうのでしょうか。今回は、男性が結婚後にギャップを感じてしまう理由や、後悔しない結婚をするための秘訣を紹介します。男性との気持ちの齟齬を埋めるためにも、結婚の前にチェックしておきましょう。
男性が結婚を後悔してしまう理由
結婚に後悔する理由として大きく分けて「相手選び」と「結婚そのもの」の2つが挙げられます。では、男性はどのような性格を持った女性と結婚をすると「後悔」を感じてしまうのでしょうか。
実はヒステリックな性格だった
一番わかりやすい例としては、恋人同士だった時に女性が「猫を被っている」というものです。ヒステリックな性格を彼氏の前では隠し、意見を強く言うわけでもなく、おとなしい子を演じていた、なんてことも多々あります。
結婚生活には大きな決断が常に伴います。家を買うにおいても「どこの場所に住むのか」という問題が生じますし、「女性側は仕事を続けるのか」「子供を作るか作らないか」「子供の教育方法はどうするか」などなど挙げるとキリがない程、たくさんの選択の場面があります。そうした場面の一つ一つにおいて、自分の意見が通らないからといってヒステリックになってしまう女性に対して、結婚を考え直してしまう男性もいるようです。
片づけができない?
一緒に暮らすとなると、そのほかにも様々な問題が発生します。身近な問題として挙げられるのが、部屋の整理整頓ができるかどうかです。恋人同士の関係の時には、彼氏が来た時にだけ部屋を綺麗にするなど応急処置で対応できますが、実際に一緒に住むとなると話は変わってきます。共有スペースはおろか自分の部屋すらも綺麗にできない人を見て、一気にげんなりしてしまう男性も多いようです。
やはり男性は女性に対して最低限の家事と、美味しいご飯を作ってくれることを夢見ているようですね。「仕事から帰ってきたら、綺麗に片付けられた部屋で美味しい夕飯を囲みたい」という理想の結婚像から離れないように、努力が必要です。
なぜギャップが生じる?
そもそもなぜ結婚前と結婚後でギャップが出てきてしまうのでしょうか。そこにはいくつかの理由があります。
恋人同士だった時には、相手に好かれるために、マイナス面を自ら出すことはないからです。嫌われないために、自分のだらしない部分などは極力隠して接してます。しかし、結婚するとそう言うわけいもいきません。結婚という契約を交わすことで安心をしてマイナス面が出てしまうのと同時に、毎日同じ場所で生活するのでマイナス面を隠しきれなくなってしまう部分も大きいです。だから本来の自分を出さずに、結婚をしてしまい、お互いに後悔するケースがあるのです。
理想を抱きすぎ?
その一方で男性が女性に対して幻想を抱きすぎている、といった意見もあります。
昔は彼女の家に泊まりにいった時には可愛くてモコモコの部屋着を着ていたのに、結婚してからは着なくなったり、ジャージに濡れた髪のままタオルでリビングをふらふらすることが当たり前になってしまったり、というような小さなことでも男性の理想から離れてしまうことがあるのです。
オシャレをしたり、可愛く着飾ったりするのには努力と体力が必要です。それを結婚してから毎日続けるのも、女性にとっては「大変!」というのが本心ですよね。女性側としては、結婚前の時点で、ある程度の現実を交際中に見せておく必要がありそうですね。「マイナスのイメージをみせる」というよりは「本当の自分を先に知ってもらう」という感覚で過ごすといいでしょう。
男性は女性に対していつまでも幻想を抱くものです。結婚しても可愛い奥さんでいてほしい、女性らしさを忘れないでほしい、と期待をしてしまいます。そのうえで、きちんと家事はこなしてほしいし、自分のことも愛してほしい、そして家庭を優先してほしい、と願う男性の願いもあるのです。後悔しない結婚のために、ある程度事前に肩の力を抜いておくことも大事かもしれません。
一人の時間もほしい
男性は、基本的には家庭を優先しようという気持ちはあります。しかしそれを強制されるとなると話は変わってしまうようです。
そんな男性の気持ちを理解し「仕事と家庭どっちが大切なの?」といった問いは極力しないようにしましょう。結婚を後悔することになる引き金になってしまうかもしれません。
男性は仕事終わりの付き合いで飲み会があったり、友人と出かけたり、そういった自由も認めてほしい、とも思っています。実家とは違って、妻はお母さんではありません。夫の求める全てを妻がやってあげる必要はありませんが、そのことをきちんとパートナーに理解をしてもらい、お互いに歩み寄る努力をすることが後悔しない結婚の秘訣といえるでしょう。
趣味への投資ができなくなる
結婚をする前、男性の多くは自分の稼いだお金は自分の生活費の他に、趣味にお金を使う人が多いようです。中でも人気なのは、釣り、スノボ、サーフィン、ゴルフ、競馬、漫画収集、フィギュア収集、ゲーム、カラオケ、ファッション、小物などなど、多種多様です。
しかし、これらに使われていたお金は結婚を機に、家庭内の食費や雑費、など家族を養うためのお金へと変化させなくてはなりません。
つまり、平日必死に働いたストレス解消にかけるお金の割合が減ってしまうことに不満を抱く男性が多いようです。それに結婚して初めて気がつく男性も多いため、それも結婚を後悔する原因の一つと言われてます。結婚をしたら、家庭内にお金がかかることは事前から分かっていることなので、この件に関しては男性側に折り合いをつけてもらうようにしましょう。
新しい出会いがない
当たり前ですが、結婚をすると異性と積極的に出会う機会を減らさなくてはなりません。守るべき家庭があることは男性もきちんと分かっています。しかし、同世代の独身の友達がSNSに連日楽しそうな飲み会の写真や、女の子と遊んでいる写真の投稿をしていると、モヤモヤしてしまうものなのです。
もちろん妻のことは大好きですし、家庭を大切にしたいという思いがあっても、毎日仕事にはげむ分、退勤後や休みの日くらいは独身時代のように思う存分飲んだり、女の子と遊んだり、自分の稼いだお金を自分のためだけに使いたくなる時もあるようです。
ですが、これは男性側も覚悟を決める必要がありますよね。結婚という契りを結ぶ以上、独身時代のように自由ではなく、守るべき責任があることをきちんと自覚してほしいものです。後悔しない結婚のために、しっかりと意識を変えられるかどうかについて一度話し合うといいでしょう。
できちゃった結婚
彼との結婚を意識していたわけではなく、子供ができたので結婚したという人は後悔する割合が高いようです。まだ親になる覚悟がない夫にイライラすることもありますし、まだ付き合いが浅いので性格がわからないまま結婚さぜる追えなかった、などの理由が挙げられます。子供のことは大好きだし、一人で育てていくには生活費が苦しいからという理由で結婚生活を我慢して過ごしている人もいるようです。
後悔しない結婚をするために
そのほかに挙げられたのは、酒癖が悪い、ギャンブルに依存している、など娯楽面での後悔です。これは男女問わず、結婚をしたらある程度自分で自制する必要がありますね。
また、お金の管理が雑すぎる、など日常生活に支障が出る面での後悔もありました。趣味にお金を使い過ぎてしまい、うまく家計が回せないなんてことが無いように事前にきちんと話しておくといいかもしれませんね。
また、ほかにも男性側が後悔してしまう原因のひとつに「女性が作るご飯が美味しくない」ということがあります。それが理由で家に帰るのが億劫になる、外食の機会が増えて家で過ごす時間が物理的に減ってしまう、将来的に子供にきちんとお弁当を作れるのか不安になるなど、ご飯が原因で家庭不和につながることもあるようです。もし専業主婦になるのであればなおさら料理の腕を磨いておく必要がありそうですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。どんな結婚だと後悔してしまうのかお分りいただけましたでしょうか。大切なのは、お互いに思いやることが一番大切です。想い抱いていた結婚生活とギャップが出ないようにできることは今からでもたくさんあります。ぜひ後悔しない結婚生活を送ってくださいね。
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