本気で人を好きになれない心理や特徴とは。どうすれば恋愛ができる?セクシャリティの問題?
恋愛したいのに人を好きになれなかったり、そもそも人を本気で好きになったことがなかったり…。「したいのにできない!」という現実が長く続くと、ストレスが溜まってしまいますよね。
そこで今回は、なぜ人を好きになれないのか?その理由を多方面から考えてみたいと思います。
なぜ自分は人を好きになれないのか?どうすれば人を本気で好きになれるのか?素敵な恋愛をするには何から始めればいいのか?と悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
人を好きになれない理由
はじめに、人を好きになれない理由について深掘りしていきたいと思います。なぜ自分は人を好きになれないのか?その理由を知ることは、素敵な恋愛をするための第一歩です!
過去のトラウマ
「好きな人に裏切られた」「酷い言葉を浴びせられた」など、過去のトラウマによってなかなか人に心を開けないという場合もあります。
今生きている間に生じたトラウマであれば、意識することでトラウマを解消できることもあるかもしれません。
ただし「前世でのトラウマによる人間不信」というケースもあり、この場合は自覚しにくいので改善するのも簡単なことではないでしょう。
酷い恋愛経験などがないにも関わらず「なぜか人を好きになれない」「好きになるのが怖い」などと感じる場合は、前世から持ち越したトラウマがありそうです。
今が時期ではないから
「以前は人を好きになれていたのに…」という人に多いパターンが、これ。
宇宙の流れやエネルギー変化などは常に起こっているため、それに影響を受けて人を受け入れられない自分になってしまっていることも少なくありません。
また、今がたまたま人を好きになれない時期だというのも関係しています。
人生には波があるものなので、たまたま今が「人を好きになりにくい期間」であるだけのこと。それを頭の片隅に置いておき、焦らずじっと待つことも大切です。
全てのことに共通することですが、とにかく「焦り」は厳禁!焦ると正常な判断をしにくくなります。
もしかすると、早く人を好きになりたい気持ちによって「ダメ男」を引き寄せてしまう可能性も十分考えられるでしょう。
「今はそんな時期なんだ」と気持ちを楽にして、趣味や仕事に没頭してみてください。すると、忘れた頃に素敵な出会いが訪れる、ということもよく聞きます。
セクシャリティの問題
人を好きになれない問題の中で特に繊細に考えなくてはいけないのが、セクシャリティによるものです。
一般的には「恋愛は男女がするもの」となっていますが、最近ではレズビアン(女性を好きになる女性)、ゲイ(男性を好きになる男性)、バイセクシュアル(両性を好きになる人)という人のカミングアウトも増えてきましたよね。
異性を好きになれなくても、もしかすると同性なら好きになれる、というパターンもあるかもしれません。
また、他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」というセクシャリティのカテゴリも存在します。
あなたがそれに当てはまる場合、無理して「誰かを好きになろう」という努力をする必要はないかもしれません。
恋愛だけが愛の形ではありませんし、自分にとって生きやすいありかたを探してみるのも良いでしょう。
もしあなたの悩みがセクシャリティによるものであったなら、まずは相談できる相手が必要かもしれません。
近年では様々な機関や相談できる場ができてきたので、信頼できそうな機関を探してみるのもいいですね。
世の中には色々な人が生きています。あなたの悩みを理解してくれる人は必ずいるので、一歩前へ進んでみましょう。
そもそも魂が恋愛を求めていない
人を好きになりたくてもなれなかったり、そもそも人を好きになった経験がなかったり。もしかすると、その人の魂は「恋愛を求めていない」のかもしれません。
例えば、紛争地域に出向き人を助けることを魂の課題として生まれてきた場合や、研究に没頭して科学を発展させるために生まれてきた場合…人を好きになるより他にやるべきことがあるため、恋愛と縁がないパターンも考えられます。
宇宙の仕組みはとってもロマンチックで完璧!どうしても、何をしても人を好きになれないのだとしたら、あなたの魂は恋愛を求めていないのかもしれません。
人を好きになるためにやったほうがいいこと3選
ここでは、人を本気で好きになれる自分になるための具体策を紹介します。まずはしっかりと自分自身を見つめ直してみましょう。
1.流れに任せて無理をしないor執着しない
「流れに任せられない」「どうしても執着してしまう」という人は、自分の心の声を聞いて楽しいことにチャレンジしてみてください。
・髪の毛の色を思いっきり変えてみる
・ずっと行きたかった所へ旅行してみる
・部屋のインテリアを一新する
・興味があった習い事の体験を申し込んでみる
などなど、自分が直感で「好きだな〜」「これやってみたいな〜」ということを、無理のない範囲で挑戦してみましょう。
すると、自分の中の感情が「執着→楽しい」に変わっていくので、いい現実を引き寄せてくれますよ!
3.自分の内側を見る
人を好きになるためには、執着せずに流れに身を任せ、できる限り楽しい時間を過ごすことが大切だとお伝えしました。
ですが!そもそも、なぜ「人を好きになりたい」のでしょうか?それはあなたの「本心」なのでしょうか?人を好きになりたいと思っているのは、周りの友達がみんな恋愛しているから?恋愛して結婚したいから?
モヤモヤとした現状を打破するには、まず自分の内側にある本心をしっかりとキャッチすることが大切です。自分の心を深掘りせずして、問題解決には繋がりません。
もしあなたが本気で「人を好きになりたい」と思うのであれば、それは魂からの声なのでいつか必ず人を好きになれるタイミングが訪れるでしょう。
ただし、それが「みんな恋愛しているから」「将来のために」「世間体のために」などという自分自身の魂の声でない場合、あなたがやるべきことは恋愛ではないかもしれません。
例えば、30歳までに結婚したいと思っているA子さんがいるとします。A子さんは人を好きになれないという悩みを抱えていて、その状況を打破しようと自分磨きをしたり婚活パーティーに行ったりしています。
具体的に行動を起こしているA子さんはとても行動力があっていいのですが、実は大切なことを飛ばしてしまっています。行動する前に「やるべきこと」があります。それが「自分自身を知ること」!
そもそも、なぜA子さんは30歳までに結婚したいのでしょうか?深掘りしてくると「子どもが欲しい」という気持ちがあることに気付きました。
A子さんにとって「人を好きになれない」という悩みの裏にある気持ちは、「早く結婚するパートナーを見つけないと出産適齢期を逃してしまう。子どもを授かれないかもしれない」ということだったのです。
この気持ちに気が付いたA子さんは、パートナーと出会うための自分磨きや婚活パーティーをパタリと辞めました。そして、自分の中にあった「子どもが欲しい」という気持ちをさらに深掘りしていくことに時間を使うようになりました。
その後A子さんは、さらに重大な気持ちに気がつきます。「私は子どもを育てる経験がしたいだけで、それは自分の子どもではなくてもいい」ということ。
一般的な常識に囚われていたA子さんにとって、子どもを育てるということはすなわち「恋愛・結婚」がセットになっていると思っていたのでした。
A子さんはそんな自分の気持ちに従って無理に人を好きになることを手放し、養子縁組で子どもを受け入れる準備を進めていたところ…
出会った瞬間、体の中に稲妻が走るほどの出会いをして、手放したはずだった「人を本気で好きになること」を手に入れました。
A子さんの例を見てもらうとわかるように、闇雲に自分磨きや婚活パーティーなどをしてもあまり意味がありません。
それより先に、まずは「自分の深掘り」が大切です。なぜそう思うのか?を、とにかく自分自身に繰り返し聞いて自分の心の奥底に眠っている魂の声を聞いてあげてください。
魂の声に気が付けば、自然な形で全ては循環していくことを体感できるはずです。必要であれば自分の気持ちをノートに書き出し、整理してみてください。
まとめ
「人を好きになれない自分はおかしいのではないか?」と悩んでしまうかもしれませんが、ほとんどの場合が執着のしすぎや自分が見えていないことが原因になっているように感じます。
人を好きになれない原因は人によって異なるので、それを知るためには「心を鎮めて自分自身とゆっくり向き合う」ことが欠かせません。
しかし、自分と向き合うことに慣れていない人は「自分自身とどうやって対話するの?」「深掘りのやり方がわからない」「考えても何も出てこない」「考えるのが面倒」などと思ってしまいがち。
幸せになるためには、自分の魂の声をちゃんと聞いてあげる必要があります。まずは今日から、スマホの電源を切って静かな時間を作ってみたり、自分自身と会話をしたりしてみてください。
最初は上手く会話できないと思いますが、自分自身の考えに対して「なぜそう思うの?」と聞いてあげることで、徐々に自己理解が深まっていくでしょう。
執筆者プロフィール
A(エー)
元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。
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