現代人は酸欠状態?酸素カプセルで健康・美肌になれるってホント?

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現代人は酸欠状態?酸素カプセルで健康・美肌になれるってホント?

私たちが日常的に吸っている「酸素」

普段意識することはあまりないかもしれませんが、酸素が無ければ私たち人間は生きていくことができません。

 

そんな生命維持に必要な酸素ですが、日々忙しい現代人は、ストレスなどの影響で体内の酸素量が不足しがち。

慢性的な酸欠は、「疲労感」「肩こり」「肌荒れ」などといった様々な不調の原因となります、

 

そこでおすすめなのが「酸素カプセル」

一時期ちょっとしたブームになっていたため、ご存知の方も多いのでは?

 

ちょっとうさんくさいと思われがちな酸素カプセルですが、実はさまざまな健康効果が期待されています。

本日は、そんな酸素カプセルの魅力についてお話ししていきたいと思います。

現代人は酸欠?

酸素は、私たちが生きていくうえで欠かせないもの。

酸素がなくては、人間は死んでしまいます。

 

3度の飯よりも、酸素は健康維持において必要なものなのです。

しかし、ストレス社会と言われる現代において、多くの方が体内が慢性的に酸素不足に陥ってしまっている可能性があります。

 

というのも、現代人は呼吸が浅い人がとても多いのです。

 

私たちの体の中には「自律神経」というものがあります。

 

自律神経には大きく分けて2つあります。

「交感神経」と呼ばれるものと「副交感神経」と呼ばれるものです。

 

ストレスを感じているときは交感神経が優位になり、リラックスしているときは副交感神経が優位になります。

そして、この2つのバランスが取れている状態が理想なのですが、現代人は「交感神経」が優位になってしまいがち。

 

交感神経が優位になるとまずまっさきに影響がでるのが「呼吸」です。

副交感神経が優位になっているときよりも、呼吸が浅くなってしまい、多くの酸素が取り込めなくなってしまうのです。

 

現代人の多くが慢性的な酸欠状態にあると言えるのは、そのためです。

酸素が足りないとどうなるの?

では、酸素の供給量が足りていないと、どのような影響があるのでしょうか?

 

先ほども述べた通り、酸素は人間の生命や健康に深く関係しているので、酸素不足はさまざまな弊害を引き起こしてしまいます。

 

まずは、酸欠状態による悪影響についてご説明したいと思います。

酸素不足による不調(1)脳疲労

まず挙げられるのは、「脳」への影響。

 

酸は、最も酸素を消費している臓器。

人間が吸っている酸素の約25%は、脳に運ばれると言われています。

 

つまり、それほど脳は酸素を必要としているということ。

酸欠状態になってしまうと、脳に様々な悪影響が起こってしまいます。

 

たとえば、脳の疲労がなかなか取れなかったり、思考力や記憶力が低下してしまったりします。

酸素不足による不調(2)筋肉疲労

また、酸素が不足してしまうと、「筋肉」にも影響がでます。

 

酸欠状態だと、筋肉の活動レベルが低下し、筋肉のしなやかさがなくなってどんどん硬くなってしまう原因に。

そして筋肉がこわばってしまうと、血流が悪くなってしまい、肩こりや腰痛などを引き起こしてしまうのです。

酸素不足による不調(3)肌荒れ

酸素不足によって引き起こされるのは、健康面での不調だけではありません。

美容の観点から見ても、酸欠は大きな敵。

 

細胞がエネルギーを作り出すためには、新鮮な酸素が不可欠。

ストレスで酸素の供給量が減ってしまうと、お肌の細胞にしっかりと酸素が行き届かなくなってしまい、新陳代謝が悪くなってしまうのです。

 

それにより、肌老化や肌荒れの原因となってしまいます。

また、酸素不足によって血行が悪くなってしまうことで、顔色が悪くなったり、目の下のクマが目立ってしまう原因にもなります。

酸欠予防には「姿勢」と「呼吸法」がポイント

そんな酸欠状態を防ぐために重要なことは、2つ。

 

「正しい姿勢」「正しい呼吸」です。

 

デスクワークが多い現代人は、つい姿勢が丸くなってしまいがち。

猫背になることで、肺が圧迫され、正常に呼吸することができなくなってしまいます。

意識して姿勢を正すことが、酸欠解消の第一歩です。

 

また、呼吸も少し意識してみましょう。

 

交感神経が高まっていると「吐く」ということを忘れてしまいがちです。

酸素をしっかり取り入れるには、まずは「吐く」ことから。

鼻からゆっくりと息を吐き、その後ゆっくり吸い込む、という呼吸法が必要です。

一番のおすすめは「〇〇カプセル」

一番のおすすめは「〇〇カプセル」

「より積極的に酸素を供給したい」

 

「慢性的な疲労を解消したい」

 

という方におすすめなのは、なんといっても「酸素カプセル」

数年前からブームになったことで、酸素カプセル専用のエステなんてものもよく見かけるようになりましたね。

 

酸素カプセルを有効活用することで、健康面・美容面においてさまざまな効果を期待することができます。

酸素カプセルって?

そもそも、酸素カプセルが一体なんなのかご存知でしょうか?

酸素カプセルとは、実際の空気中よりも気圧と酸素濃度が高いカプセルの中に約30分~1時間ほど入ることで、さまざまな効果が得られるという、健康器具のことです。

 

これだけ聞くと「なんだか胡散臭い・・・」と感じてしまうかもしれませんね。

一体どのようなメカニズムで健康・美容上のメリットが得られるのでしょうか?

「溶解型酸素」が取り込める

酸素というものには、大きく分けて2つの種類があります。

 

「結合型酸素」と呼ばれるものと、「溶解型酸素」と呼ばれるものです。

 

私たちの体内の99%をしめているのは「結合型酸素」です。

結合型酸素とは、血液中の「ヘモグロビン」にくっつくことで、全身に行きわたることができる酸素のことです。

 

ヘモグロビンと一緒でないと運ばれないため、ヘモグロビンの分子よりも細い毛細血管などには行きわたりづらいのが特徴です。

 

また、ヘモグロビンが少ないとその分運ばれる酸素も少なくなってしまいます。

 

一方、「溶解型酸素」は、結合型酸素よりも分子が非常に小さいのが特徴。

血液や体液にそのまま溶けて運ばれるので、ヘモグロビンにくっつかなくても全身をめぐることができます。

 

溶解型酸素は普通に呼吸しているだけでは取り込むことができませんが、

酸素カプセルのような気圧が高い空間では、溶解型酸素をたくさん血液に取り込むことができます。

 

それにより、全身に溶解型酸素を行きわたらせることができるのです。

酸素カプセルによって得られる効果とは?

溶解型酸素を取り込むことができる酸素カプセルに入ると、さまざまな美容・健康効果を実感することができます。

 

では一体、どのような効果があるのでしょうか?

酸素カプセルの効果(1)脳疲労回復

まず第一に挙げられるのが「疲労回復効果」です。

 

酸素カプセルによって取り込まれた溶解型酸素は、酸素を必要としている脳に運ばれることで、蓄積した脳疲労を回復する効果が期待できます。

また、脳がリフレッシュすることで、記憶力や思考力も高まると言われています。

 

最近では、発想力を向上させるために、会議室をまるごと酸素カプセルにしてしまっている会社まで存在するようです。

酸素カプセルの効果(2)肩こり回復

多くの現代人のお悩みとして挙げられるのは、「肩こり」

 

酸素カプセルによって溶解型酸素をたくさん取り込むと、筋肉がしなやかになり、血の巡りがよくなるため、肩こりが改善すると言われています。

また、酸素には疲労物質である乳酸を分解・除去するはたらきがあるため、ダブルのアプローチで肉体疲労を解消してくれます。筋肉痛などを早く軽減する効果も期待できます。

 

多くのアスリートが酸素カプセルを利用しているのも、そういった理由が挙げられます。

酸素カプセルの効果(3)美肌・クマの解消

美容面でも大きなメリットがあります。

 

顔に密集している血管は細い毛細血管が多いため、ヘモグロビンが届きづらく血行が悪くなってしまいがち。

溶解型酸素によって顔の隅々にまで酸素が供給されることで、細胞が元気になり、お肌の調子がよくなると言われています。

 

また、眼精疲労や血行不良による、目の下のクマにも効果が期待できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本日は「酸素カプセル」についてご紹介致しました。

 

普段あまり意識することのない「酸素」ですが、実は私たちの健康や美容において何よりも重要なもの。

 

しっかり酸素を行き届かせることが、一番の健康法・美容法であると言えます。

 

酸素カプセルは平均1000円~3000円とリーズナブルなお値段で利用することができるので、不調を感じている方は一度試してみてはいかがでしょうか?

 

<参考URL>

・JET-Magazine

https://jetgw.com/jet-magazine/technology/health-care/effect_of_oxygen_capsule/

・LENOVI  https://lenovi.jp/business/oxygen-capsule

・医療法人 再生未来 https://www.saisei-mirai.or.jp/high-pressure-capsule/

・lifehacker  https://www.lifehacker.jp/2014/02/140222breathpower.html

・日経スタイル https://style.nikkei.com/article/DGXKZO42760450S9A320C1W10600/

 

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