最近よく聞く「パパ活」とは?女性側のメリット・デメリット

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最近よく聞く「パパ活」とは?女性側のメリット・デメリット

 この数年でよく見聞きするようになった「パパ活」という言葉。

 ワイドショーやバラエティー番組でも取り上げられ、今や多くの人が知っている言葉になりました。

 しかし、「パパ活」がいったいどんなものなのか、詳しく知らない人も多いと思います。

 「パパ活」は援助交際や愛人などとはどう違うのでしょうか。

 今回は「パパ活」の特徴女性から見たメリット・デメリットをご紹介します。

「パパ活」の特徴

 「パパ活」とは、女性が経済的に余裕のある年上の男性と食事やデートをして、経済的にサポートしてもらう活動を意味します。パパ活をしている女性の間では「P活(ぴーかつ)」と呼ばれることもあるそうです。

 「パパ活」という言葉は2015年ごろから使われるようになりました。

 2017年には「パパ活」をテーマにしたネットドラマが制作されています。2年前にはすでに、ドラマの題材に選ばれるほど、社会問題化していたのですね。

 ドラマのオフィシャルサイト(https://www.fujitv.co.jp/papakatsu/)で「パパ活」は、「現代の新たな男女関係」と説明されています。

 援助交際や愛人関係と比較されることもありますが、どのような違いがあるのでしょうか。

 まずは「パパ活」の特徴をご説明します。

原則肉体関係はナシ

 パパ活は食事やデートを中心とする男女交際。原則「肉体関係を伴わないもの」とされています。

 援助交際は性行為の対価として金銭を受け取る「売春」の一種。愛人は恋愛感情で結ばれている場合が多いので、肉体関係があるケースがほとんどでしょう。

 パパ活は援助交際や売春、愛人などと言われることがありますが、肉体関係や恋愛感情の有無で線引きされているようです。

バブル期に流行った「メッシーくん・アッシーくん・貢ぐ君」

 恋愛感情も肉体関係もない男性に食事をおごってもらったり、物を買ってもらったり…。

 パパ活から「メッシーくん・アッシーくん」「貢ぐ君(みつぐくん)」という言葉を思い出す人も多いのではないでしょうか。

 「メッシーくん」は食事をおごってくれる男性。「アッシーくん」はいつでも送り迎えしてくれる男性のこと。「貢ぐ君」は“貢ぎ物”をして好きな女性の気を引こうとする男性を指す言葉です。

 3つの言葉は主にバブル期に使われていました。

 どれも女性にとって「都合の良い男性」を意味する言葉です。

 現代も完全に消滅したわけではないようですが、バブル崩壊後はほとんど死語になっています。

パパ活は年上の見知らぬ男性と

 「メッシーくん」「アッシーくん」「貢ぐ君」は主に同世代の身近な男性でした。

 出会いは学校や職場、友達の紹介など、特別なものではありません。

 時間やお金を割いて女性に尽くすものの、彼氏になることはできず、いつの間にか都合よく利用されていることが多かったようです。

 一方、「パパ活」の相手は基本的に年上の見知らぬ男性です。

身近な相手がいつの間にか「パパ」になっているのではなく、パパ活が目的で相手を探し、知り合うところから関係が始まります。

 比べてみると、メッシー・アッシーや貢ぐ君とは完全に別物だとわかりますね。

スマホ1つで始められる

 パパ活の相手探しに必要な道具はスマホ1つ。ネットで「パパ活」と検索すれば、すぐに「パパ活サイト」「パパ活アプリ」の紹介ページが見つかります。パパ活の専門サイトは基本的に男性のみに利用料がかかり、女性は登録も利用も無料です。

 SNSで「パパ探し」をする人もいます。「#パパ活」「#パパ活募集」などのハッシュタグで検索すると、パパ活を始めようとする女性の投稿が無数に出てきます。

 スマホさえあれば、誰でも、いつでも始められる。そういう意味でもパパ活は「現代の新しい男女関係」と呼ばれるのかもしれませんね。

「パパ活」をする男女の目的

「パパ活」をする男女の目的

 パパ活をしたことがない人からすれば、お小遣い目的で見知らぬ男性と会ってみようという発想自体が驚きだと思います。

 さらに、食事やデートをしただけで万単位のお金をあげる男性がいるなんて、にわかに信じがたいですよね。

 パパ活をしている男女は、それぞれどのような目的があるのでしょうか。

女性の目的はほぼ「お金」

 女性の目的はほぼ100%お小遣いです。

 パパ活は肯定的な言い方をすれば、経済的に余裕のある男性が金銭面で女性をサポートする関係になります。

 中には月に6~7桁「稼ぐ」女性もいるとか。ここまでいくと「お小遣い」の域を超えていますね。

男性は会話が目的?

 男性の目的は人それぞれですが、「女性に話を聞いてもらいたい」と考える男性が多いのではないでしょうか。

 実は単に「話を聞いてもらう」だけでも快感を得ることができるのです。

 自分の話をしている時、人間の脳内では快楽物質「ドーパミン」の分泌が活発になります。ドーパミンは“幸福物質”とも呼ばれ、性行為や飲酒によって得られる快感の正体でもあるのです。

 男性の場合、特に「自慢話」をしている時にドーパミンが活発化すると言われています。

 スナックやガールズバーなどの接客業が成り立つのも、女性に話を聞いてもらうことに快感を覚える男性が多いからかもしれませんね。

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