ペットを飼うと結婚できなくなるってホント?!その実態を調べてみた。

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ペットを飼うと結婚できなくなるってホント?!その実態を調べてみた。

今や、“家族の一員”として飼われているペット。

現在日本では、3世帯に1世帯がペットを飼っているといわれています。

(保険クリニック公式HPより)

 

最近では「ペット可」のマンションやアパートが年々増加しており、ペットを飼う独身者も多くなってきてます。

 

また、多くの芸能人がSNSで犬や猫などのペットと戯れる写真を日常的にアップしています。

 

しかし、その一方でひそかに囁かれているのが…

「一人暮らしの女性がペットを飼うと結婚できなくなる」という思わず耳を覆いたくなるような噂です。

 

それは人それぞれじゃないの?と思いつつ、気になってしまうこの噂の真相に迫っていきたいと思います!

一人暮らしのペット(デメリット)

一人暮らしのペット(デメリット)

一人暮らしでペットを飼う「デメリット」とは一体何なのでしょうか?

 

20~30代の男女に聞いた、リアルな声をいくつかご紹介します。

 

♂20代後半 男性

付き合いが悪くなり、ペットにばかりお金をかけて自分磨きを忘れてしまうと思う。

 

♂30代前半 男性

寂しさや恋しさをペットが埋めてくれるから、恋人の必要性が薄れてくる。

 

♂30代後半 男性

あまり遅い時間まで出歩けないし、急な外泊もできなくなる。

 

♀20代後半 女性

ペットの方が可愛くなってしまうし、自分の服よりもペットにお金をかけてしまう。

 

♀30代前半 女性

母性本能とか愛情をすべてペットに注いでるかも。

 

♀30代後半 女性

お金や時間の制限があるし、世話をしている時間だけ自分のことはできなくなる。

 

主にこのような意見が多く見られました。

 

✓恋人ではなくペットが寂しさを埋めてしまう

✓時間やお金の多くをペットに使う

✓外出や外泊の頻度が減る

 

このような状態が予想されることから、一人暮らしでペットを飼うことが「結婚が遠のく原因」になると考える人が多いようです。

 

こうしていろいろな方々の声を聞いていくうちに、女性だけでなく男性にも同じ傾向があることがわかり、どうやらペットを飼うことによる結婚観の喪失に性別はあまり関係ないようです…

ここで、デメリットの意見として多く出てきた「お金(出費)」について詳しく調べてみました。

 

引用元:住まいの窓口ハウスボカン「ペットを飼育するにあたって必要なランニングコスト」

 

今回は、一人暮らしで小型犬を買うことを想定して、ランニングコストを考えます。

 

まずは、飼い始めに必要なコストです。

畜犬登録費用や狂犬病予防注射、健康診断費用など様々な費用を合計すると、犬の購入費用以外に約55,000円が必要になります。

 

加えて、毎年発生する飼育費用は、食費から消耗品、ワクチン、トリミングなどを加えると、約156,500円かかります。

 

さらに、その他に臨時でかかると予想される治療費やしつけ教室の費用もかかるかもしれません。

 

これらの費用を総合して考えると…

小型犬1匹を育てるのに約2,347,500円(平均寿命15年で算出)かかることになります。

 

また、猫は室内飼いの場合で約1,479,000円(平均寿命16年で算出)かかることが予想されます。

 

日本人の平均年収は441万円といわれていることを考えると、金額面での負担がかなり大きいことが分かります。

一人暮らしのペット(メリット)

一人暮らしのペット(メリット)

続いては、一人暮らしでペットを飼う「メリット」についてご紹介します。

 

ここでも20~30代男女の声を見てみましょう!

 

♂20代後半 男性

ペットが恋愛のきっかけになることもある。

 

♂30代前半 男性

ペットはあくまで癒しの対象で、恋愛的な感情とはまた別。

 

♂30代後半 男性

ペットが好きな恋人なら問題ないし、二人で世話をしていくという楽しみもある。

 

♀20代後半 女性

ペットに求めるものと、恋人に求めるものは違うので両立できる。

 

♀30代前半 女性

自分はペットを飼っているが、普通に結婚できたから人によると思う。

 

♀30代後半 女性

ペットつながりでの出会いもあると感じるから。

 

主にこのような意見が多く見られました。

 

✓ペットがいても、恋人はできる

✓ペットと恋人のベクトルが違う

✓ペットつながりでの出会いもある

 

このように、ポジティブな意見もたくさん見られました!

 

確かに、ペットと恋人が同じとは考えにくいので、“ペットを飼う=恋人がいらない”にはならないのでしょう。

ペットを飼うことで、お金や時間もかかりますが、それを理由に結婚できないというのは、ある意味「言い訳」と捉えられるのもしれません。

 

さて、ポジティブな意見の中で気になったのが、「ペットつながりでの出会いがある」というもの。

どのような出会いがあるのか調べてみると、今世の中では「ペット婚活」なるものが存在していることが分かりました!

 

ペットを散歩中に素敵な人と出会ったり、ペットショップやペット美容室での出会いなど、ドラマの世界とは違う、現代の「ペット婚活」について調べてみました。

恋活・婚活イベントのポータルサイト「街コンジャパン」で、「ペット」をキーワードに検索してみると…

 

「ペット・動物大好き」という人を対象にした婚活イベントが数多く紹介されており、巷では“アニマル婚”などと呼ばれているそうです。

 

実際に行われているペットや動物好き男女の婚活イベントのスケジュールはこんな感じ。

 

①プロフィールカード記入

②イベントスタート

③自己紹介(異性の方と1対1で自己紹介)

④第一印象チェック(『第一印象カード』に、感じの良かった方の番号に〇印をつける)

⑤フリータイム(数回のお相手チェンジあり)

⑥告白カード集計&カップル発表(第1〜第5希望までご記入。カップル発表は番号のみのシンプルな発表)

⑦イベント終了

(街コンジャパン公式HPより)

 

婚活イベントの流れはいたって普通の感じですが、動物が好きという共通点があると、話も弾みやすく、カップル成立率も高くなるようです。

ペットと結婚の相関について

ペットと結婚の相関について

もうひとつ参考情報として、マイナビウーマンでは以下のようなアンケートを実施。

 

Q.独身時代にペットを飼ってしまうと婚期を逃すといわれていますが、これは本当だと思いますか?

 

はい……152人(52.6%)

いいえ……137人(47.4%)

 

このように結果は、ほぼ五分五分!

婚期を逃すと考えている人もいれば、そうではないと考えている人も半分くらい。

 

そもそも、動物は自分の思い通りにはできませんし、言葉も通じません。

そんな動物と仲良く暮らすことができる人は、他者との共存の仕方も上手いと考えられます。

 

また、ペットのお世話をできるという点から、世話好きで家庭的なイメージに結びつくことも多いようです。

 

自分よりも弱いものや小さいものを愛し、育てていることが恋人や結婚を遠ざける理由にはなりません。

 

生き物を育てることには、大きな責任が伴いますが、それを理解したうえでペットを飼いたいと考えているならば、思い切ってみるのもいいかもしれません!

 

ペットも恋も充実した生活を楽しんでみてください^^

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