【現役医師監修】老化現象は「細胞」の機能低下が原因?!医師が教える、細胞ケアによって老化を防ぐ方法!

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日比野先生直伝!細胞を再活性化させる寝る前のストレッチ法

ここで、日比野先生から教えていただいた「細胞を再活性化させるストレッチ」を2つご紹介したいと思います。

 

歳を重ねるごとにインナーマッスルが衰えてくるため、それを鍛えられるものが効果的なんだそう。やり方はとっても簡単なのでぜひお試しくださいね。

チャイルドポーズ

チャイルドポーズ
画像:日比野佐和子著『幹細胞活性化で若返り!』講談社 2019年

1.まず、正座で座ります。

2.ゆっくりと息を吐きながら両手を前につき、手を伸ばしながら倒れていきます。

3.肩や首の力を抜き、完全にリラックスしましょう。ゆっくりと深呼吸してください。

 

※30秒ほど行いましょう。

足上げ

足上げ
画像:日比野佐和子著『幹細胞活性化で若返り!』講談社 2019年

1.仰向けになります。

2.そのまま片足ずつ曲げ伸ばしします。左右行いましょう。

3.天井に向かって両足をあげ、キープ。辛ければ、ひざは曲がっていてもOKです。できる範囲で行いましょう。ストレッチは、体幹からももの裏側に効きます。

※2と3の行程、それぞれ一分間を目安に行いましょう。

 

さらに詳しいストレッチ方法は、日比野先生の著書『幹細胞活性化で若返り!夢をかなえる5つの方法とは』に書かれています。

書籍情報の詳細は後ほどご紹介しますので、ワンランク上の若さと美しさを目指したい方はぜひご確認を♡

細胞再活性化のために摂取したい食品成分

細胞再活性化のために摂取したい食品成分

細胞再活性化の基本となるのは5つのメソッドになりますが、近年はオートファジーやサーチュイン遺伝子を活性化させる「食品成分」についても少しずつ解明されているんだそう。

 

積極的に細胞を再活性化させたい方は、下記のような栄養成分を摂ってみても良いかもしれません。

 

・ザクロ等に含まれるエラグ酸の分解物質である「ウロリチン」

・緑黄色野菜などに含まれる「NMN」

・納豆や豆腐などの発酵食品に含まれる「PQQ」

 

特に「ウロリチン」については、オートファジー・サーチュイン遺伝子の両方を活性化させる可能性があるということで話題になっている食品成分。

 

食品だけだと必要量を摂取することが難しいため、サプリメントを上手に併用するのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は、細胞を再活性化して若返る方法を日比野先生にお伺いしました。

 

スキンケアやヘアケアにこだわるのも大切ですが、やっぱり一番大事なのはインナーケア。どれも今日から始められる方法ばかりですので、是非試してみてくださいね。

監修医師プロフィール

監修医師プロフィール

医師・医学博士 日比野佐和子

 

医療法人社団康梓会Y's サイエンスクリニック広尾統括院長、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 特任准教授。内科医、皮膚科医、眼科医、日本抗加齢医学会専門医。同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学保健医療学部准教授、(財)ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長などを歴任。現在はアンチエイジング医療における第一人者的な立場として、基礎研究から最新の再生医療の臨床に至るまで幅広く国際的に活躍するとともに、テレビや雑誌等メディアでも注目を集める。

著者・『オトナ女子の「美肌」づくり百科』(ぴあ)

・『つまり、結局何をしたら免疫力って上がるの?』(アントレックス)

・『最新医学で証明された最高の食事術』(講談社)など多数

著書紹介

著書紹介

●日比野佐和子著『幹細胞活性化で若返り!』講談社 2019年

 

現代医療の最前線である再生医療「幹細胞」。

その幹細胞の「誰でも自宅でできる活性法」が余すことなく紹介されています。

 

幹細胞は自分自身と同じものを作り出す能力と(自己複製能)、異なる種類の細胞に分化する能力(多分化能)を持っています。
幹細胞の数も、年齢とともに、減少してきます。新生児の時と比較すると80歳の幹細胞の数は、200分の1まで減少すると言われています。

この幹細胞自体の働きを活性化することによって、細胞が再活性化されることに繋がります。

 

さらに、後半では「幹細胞移植」についても紹介。

肌老化、不妊、薄毛といった様々な悩みに対して効果を発揮する最先端の医療について詳しく書かれているので、いつまでも美しく、若々しく過ごしたい方は必読の一冊です。

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