美容室でしかできなかった酸熱トリートメントが市販の商品でできるように?!
酸熱トリートメントは主に美容院でおこなうメニューと認識している人も多いでしょう。
しかし近年、市販でも酸熱トリートメントを謳う商品を見かけるようになってきました。ということは、酸熱トリートメントは自宅でもできるようになったのでしょうか。
この記事では、酸熱トリートメントの特徴から効果、市販の酸熱トリートメントについて解説しています。「自宅でも酸熱トリートメントができたらいいのに」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
酸熱トリートメントとは
まずは酸熱トリートメントの特徴や効果について解説します。
酸熱トリートメントはサロンの高級メニュー
酸熱トリートメントは、主に弱った髪におこなう施術です。髪の内側からハリとコシを取り戻し、ボリュームのある髪によみがえらせる施術で、美容サロンの高級メニュー・特別施術に分類されます。
酸熱トリートメントの効果
酸熱トリートメントをおこなうことにより、弱った髪にハリとコシを取り戻します。髪の毛をボリュームアップさせ、うねり髪もサラサラになるといわれています。
酸熱トリートメントはこんな人におすすめ
酸熱トリートメントは、髪質が細くてやわらかい人におすすめです。
反対に、髪の毛が太くて硬い人が施術を受けると、より髪の毛が硬くなってしまう可能性があるとされています。
酸熱トリートメントが市販で買える?!
酸熱トリートメントは市販でも購入できます。ここでは市販の酸熱トリートメントについて簡単に解説しましょう。
市販品は美容室のものと同じ
ものにもよりますが、酸熱トリートメントの市販品は、美容室で使われる成分と同様のものを使用しています。
美容室のものとさほど質の変わらない酸熱トリートメントですが、Amazonや楽天市場といったオンラインショッピングモールでも購入できます。
美容室で施術を受けると1回あたり1~2万円ですが、市販の酸熱トリートメントを使うと3~6回使えて3,000~7,000円なので、市販の酸熱トリートメントのほうがコスパが良いように感じられるでしょう。
酸熱トリートメントは職人技
市販で購入すると1万円かからない酸熱トリートメントでも、美容室で施術を受けると1~2万円かかるのには理由があります。
美容室でおこなわれる酸熱トリートメントの手順は下記のとおりです。
1.カウンセリング
2.トリートメントを選ぶ
3.酸熱トリートメント専用シャンプーでプレシャンプー
4.髪質に合わせてトリートメントを浸透させる
5.トリートメントを流す
6.特殊な手法でドライヤーとアイロンをかける
7.アフターケア
細かい部分は美容室によって異なりますが、これだけの手間がかかっているために酸熱トリートメントの施術料金は高めに設定されています。
酸熱トリートメントがヘアサロンでは「高級メニュー」「特別施術」に位置するのも、これが理由といえるでしょう。
酸熱トリートメントは市販品を買えば自宅でもできる?
酸熱トリートメントは市販でもプロ仕様のものが手に入るのであれば、自宅でセルフトリートメントできるのでしょうか。
酸熱トリートメントは自宅ではおすすめしない
結論からいうと、酸熱トリートメントを自宅でおこなうのはおすすめできないといわれています。
確かに美容室での施術よりリーズナブルに感じられますが、前述したように美容室では価格に見合った手間がかけられているからです。
美容室でおこなう施術のように丁寧にできるのであれば自宅でも可能ですが、専用のシャンプーや特殊な手法のドライヤーなど、市販の酸熱トリートメントだけではカバーできない部分で差がつくでしょう。
酸熱トリートメントに失敗するとどうなる?
酸熱トリートメントを自宅で施術するのをおすすめしない理由のもうひとつは、失敗すると取り返しのつかないことになるからです。
前述したように、酸熱トリートメントは正しい手順を踏むからこそ、美しい髪に仕上がります。
しかし酸熱トリートメントという名前ではあるものの、実際にはトリートメントより薬剤に近い商品です。
トリートメントのつもりで気軽に使うと、薬剤としての酸熱トリートメントが髪を傷めてパサパサになってしまうこともあります。
酸熱トリートメントは美容室でお金をかけても、美容師の腕次第では失敗してしまうこともある高度な施術です。酸熱トリートメントを市販で購入できるとはいえ、自宅で施術するのは控えるのが良いといえるでしょう。
まとめ
酸熱トリートメントの市販品、施術の特徴やメリット・デメリットについてご紹介しました。
酸熱トリートメントは市販でもプロ仕様のものを購入できますが、自宅でセルフ施術するのはおすすめできません。トリートメントという名前ではあるものの、酸熱トリートメントは強い薬剤なので、取り扱いにはそれなりの技術が必要になります。
もし市販で購入する際も、メリットとデメリットをよく考慮してから購入するようにしましょう。