女性をカラダの中から美しくする『スムージー』の効果とおすすめレシピをご紹介
果物や野菜を手軽においしく摂ることができる「スムージー」。
最近では、スーパーやコンビニにも様々な種類のスムージーが販売されており、野菜不足解消や美容効果、ダイエット効果を求めて飲む人が増えてきています。
そんなスムージーですが、今ではわざわざスーパーやコンビニで買わなくても、冷蔵庫にある余った野菜や果物を使って簡単に作ることができます。
特に夏の暑い季節なんかは、食べ物も長持ちせずにすぐ腐ってしまいますし、気が付いたら食べきれずに腐らせてしまうこともあるのではないでしょうか?
そんなときにおすすめなのが、今回ご紹介する「スムージー」。
スムージーがもたらす効果やおすすめレシピなどについてお伝えしていきたいと思います。
スムージーを飲むことのメリット
なぜ、スムージーが急激に注目を集めたのか。
そもそも「スムージー」とは、凍らせた果物や野菜などを使ったシャーベット状の飲み物のこと。
もともとは凍らせた果物などを使用してつくる場合が多かったのですが、最近では生の果物を入れて作ることも主流となっています。
ミキサーで野菜や果物を細かくして飲み物にするため、食物繊維が残り、素材のもつ栄養素などをそのまま摂取することができます。
また、普段は食べにくいと感じる野菜も果物といっしょにスムージーにすることで摂取しやすくなり、子供から大人まで飲むことができます。
このほかにも、普段からスムージーを飲むことで得られるメリットはたくさんあります。
★メリット①★ 手軽に作ることができる
スムージーのメリットとして、手軽に作ることができることが挙げられます。
野菜や果物をカットして、ミキサーに入れるだけ。
そのため、朝食を作る時間も短縮できますし、おやつとしても簡単に作ることができます。
スムージーを日常的に飲む人の中には、あらかじめ野菜や果物をカットして保存しておき、朝起きたらミキサーに入れるだけという状態にしておくことで、忙しい朝でも毎日続けられそうですね!
★メリット②★ 栄養素が残りやすい
野菜や果物の中には、加熱をすることで栄養素が失われてしまうものもあります。
中でも有名なのが「ビタミン」。
ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどは40度以上の熱を加えると栄養素がお湯に逃げ出してしまいます。
生で食べたとしても、果物や野菜の細胞壁によって栄養素を体内に吸収することが難しいものもあったりします。
しかし、スムージーにすることで細胞壁はミキサーによって壊され、熱を加える必要がないので栄養素を逃がさずに取り入れることができます。
また、酵素なども豊富です。
そのため、日常生活では不足しがちな栄養素を効率よく摂取することができるのです。
★メリット③★ 食べにくいところまで食べられる
スムージーを作る場合、皮や繊維の部分ごと入れて作る場合が多く、普段はあまり好んで食べないような部分も飲むことができます。
たとえば、ブドウの皮。
普段は中身だけ食べて皮や種の部分は捨ててしまうことが多いブドウですが、種を取って皮ごと入れることで、皮のあたりに多く含まれるというポリフェノールをしっかりと摂ることができます。
ほかにも、アントシアニン・カテキン・タンニン・レスベラトロール・食物繊維なども多く含まれているそうです。
★メリット④★ 1日に必要な野菜を摂取することができる
野菜の1日の理想摂取量は350g以上、果物は200gといわれています。
しかし、実際にこれだけの量を1日3食の食事でとるのは大変。。。
そこで、頼りになるのがスムージー。
1日1杯スムージーを飲むだけで、その後の食事で野菜を意識しすぎなくても必要な野菜を取り入れることができます!
自分で好きなものを入れて作ることができるので、自分の中で足りないと思う野菜や果物を積極的に補給することもできます。
また、野菜や果物の甘味がほとんどなので、砂糖などの多い野菜ジュースよりも健康的です。
★メリット⑤★ 完全オリジナルのスムージーが作れる
スムージーの中身を自分で決めることができるので、嫌いな食材やアレルギーのある食材を入れずにオリジナルスムージーを作ることができます。
その日の気分や悩みによって自由に変えることができるので、自分で調整しながら日々の食生活に取り入れることができます。
スムージーの作り方とその効果
ここで、スムージーを作るうえで知っておきたい野菜と果物のよく合う組み合わせやそのレシピなどについても見ていきましょう。
また、そのスムージーを飲むことで期待できる栄養素や効果などについても見ていきます。
◆レシピ①◆ 小松菜とほうれん草の緑色のスムージー
<用意するもの>
・小松菜…1株
・ほうれん草…1束
・バナナ…1本
・リンゴ…1/4個
・牛乳…200~250cc
・ヨーグルト…小分けパック1個
<作り方>
1.小松菜とほうれん草を洗ってミキサーに入れる
2.バナナは皮をむき、リンゴは皮を剥かずに洗って1/4個にカットして入れる
3.ヨーグルトと牛乳もミキサーに入れる
4.ミキサーで材料を細かく砕く
5.ミキサーの中身がふたにつくくらいにトロトロになったら完成
ほうれん草は鉄分・カロテン・ビタミンC・カリウム・マンガンなどが豊富で、小松菜もまた、カロテン・ビタミンC・カリウム・鉄分・カルシウムなどが豊富です。
その中でもカルシウムはほうれん草の約3倍含まれており、これらを一緒に摂取することで強い抗酸化作用があり、動脈硬化の抑制や、がん予防の効果が期待できます。
◆レシピ②◆ トマトと赤パプリカの赤色のスムージー
<用意するもの>
・トマト…1/2個
・赤パプリカ…1個
・ニンジン…1/2個
・リンゴ…1/4個
・水…30ml
<作り方>
1.トマトやパプリカ、ニンジンはヘタをとって、一口大にカットする
2.パプリカは種を取り除いて、ミキサーに入れる
3.リンゴは皮を剥かずに洗って1/4個にカットして入れる
4.すべての材料をミキサーに入れ、混ぜる
5.お好みで水を少しずつ加え、滑らかなスムージーにしたら完成
赤のパプリカは緑の2倍以上のビタミンCを含むといわれています。
それに加え、豊富なカロテンとトマトのビタミンC・リコピンがたっぷり入っているので、抵抗力のアップが期待できます。
また、カロテン・ビタミンB1・ビタミンB2・カリウム・鉄分を置く含むニンジンを入れることで免疫力のアップにもつながります。
◆レシピ③◆ 紫キャベツとベリーの紫色のスムージー
<用意するもの>
・紫キャベツ…1枚
・ブルーベリー…40g
・ラズベリー…40g
・リンゴ…1/4個
・ヨーグルト…小分けパック1個
<作り方>
1.紫キャベツとブルーベリーとラズベリーを洗ってミキサーに入れる
2.リンゴは皮を剥かずに洗って1/4個にカットして入れる
3.ヨーグルトをミキサーに入れる
4.ミキサーで材料を混ぜて完成
紫キャベツには、ビタミンC・ビタミンK・ビタミンU(キャベジン)・アントシアニン・ジアスターゼなどが豊富です。
そのため、胃や十二指腸などに対する抗潰瘍作用や血液の凝固促進や骨の形成に役立ちます。
また、ブルーベリーにもアントシアニンが含まれており、それに加えて、亜鉛・マンガン・ビタミンC・ビタミンEも多く含まれています。
目に良いだけでなく、体の代謝を助け、抗酸化効果も期待できます。
いかがでしたでしょうか?
今日はカラダに優しい「スムージー」についてご紹介してまいりました。
栄養不足解消や免疫力アップ、風邪や夏バテ防止のためにも野菜や果物を積極的に摂る習慣づくりをしていきましょう!
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